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2006-10-31 11:34:03

シーン9

テーマ:自転車

日比野はトレック マドンのフロントギヤを最近変えた、34のインナーに落とした。


「キツイな・・」と、東の後ろについた。



集団の丁度真ん中にあたりに、アンカーに乗った、木本が前方の坂になると、飛び出していく、西米良たちを醒めたような眼で、サングラス越しにチラッと見た。


「こいつら、なんで坂になると、元気になるかぁ、普通、逆ちゃうか」


木本は、謎の多い人物だ。


彼の職業を知るものはいない、反省会という飲み方にたまに出てくるから、付き合いが悪いわけではない。


酒席でも、一杯のビールも飲まず、静かに、ウーロン茶を飲んで、人の話を聞いているのだ。


自分から話しかける事は、先ず無いので、よく飲み、喋りまくる自転車のりの典型とまるで違う。


話す言葉も、地元のなまりではなく、独特な感じで謎めいた人物のイメージに拍車を書けている。


一度横に座った東が、「何をされているのですか?」と問いかけられたのだが、木本は「ええ、ちょっと、コンピューターを見てます」とはぐらかされた。


確かに、木本は地元出身では無い。


彼は大学を出てから、ニューヨークの投資顧問会社でトレーダーを10年近くしていて、二年前に奥さんの故郷であるここにニューヨークから移り住んだきたのだ。


アメリカは実は自転車愛好者は多い。


ニューヨークにいた頃は、自転車にのる同僚を、同僚といってもライバルなのだが、なんであんなものと正直思っていたのだから、こうして、毎週100キロ以上も自転車に乗る自分にもシニカルに自嘲気味になる木本だった。


「むこうは、坂なんてないよな・・」と日本の国土の狭さを呪ってしまう。


彼は、なぜ、皆が日本製の自転車に乗らないのか、不思議に思っている。


外国暮らしが長かったので、余計、国産に拘りがでたのだろうか。


坂道に掛かって、木本はギヤを一番大きいリヤ25に落として、ふうとため息をついた。

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2006-10-30 11:48:59

今日のバーチャル

テーマ:自転車

ダイナソアーのカタログを見て、バーチャルロードを組んでみました。



フレームはタイム、VX RS ULTEAM


\606,000




クランクはASX TITAN


\104,790



ペダルはRSX  ULTEAM TI CARBON


\36,540



サドル、SAM  MARCO CONCEA SUPPERLEGGERA


\41,790


ハンドル、チネリ、RAM TRO


\123,900



コンポーネント、レコード 2007 10s


\300,000



リム、ハイペロン ウルトラ クリンチャー フロント


\257,835


ハイペロン ウルトラ リヤ


\275,835


とりあえず・・・このくらいで・・


トータル・・・1,746,790・・・・


うわ!!!!!!!

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2006-10-28 09:50:10

走行会

テーマ:自転車

いつもの水曜日の走行会、仕事を辞めたエリーさんの参加で4人、綾往復+センチュリーランのBコース、110キロを走ってきました。



ほんとにいい天気で、最高の季節ですので、気持ちが良かったです。


ただ、出発して、平和台大橋の上で、パンク(^^;;


替えのチューブが巧く装着できず、エリーさんの到着を待つ事、15分。


こういうときは、エリーさんはホント頼もしいわ(^^)


気持ちよく綾まで、走りましたが、途中、トラックに嫌がらせの幅寄せにあいました。


あれは後ろの二人が、2列で・・・・・マナーは守りましょうね!!


それと富士通の所で、左側から出てきた軽が、いきなり右折して、私はブレーキを。


後ろ木の花さん、声をあげました。


しっかり怒りの指サインを向けて、「あぶねーが!!」と呪いをかけてやりました。


事故、怪我・・・・気をつけや


穂北に着き 、入船という有名な鰻屋さんは無理だろうという事で・・・ラーメン屋さんに。



久々のラーメン、野菜ラーメン、630円。


そのまま来たコースを戻り、堤防の上でまたパンク( ̄Д ̄;;


仕方が無いので最初のチューブをまたつけて、誤魔化しながら、HINO自転車に。


なんと、パンクではなくバルブの緩みで、空気が抜けていたということでした。


帰りが遅くなり、色々予定が狂ってしまいました。



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2006-10-27 10:17:25

シーン8の2

テーマ:自転車

日比野は川の畔まで歩いていった。


川の向こう岸にぼわっとした光が見える。


「これが、三途の川か・・・」とつぶやいたところで、日比野はあることに気がついた。


それは、六文銭を持っていないのだ。


川が渡れない・・・・なぜか、日比野はそう思った。


でも、当たりを見渡すと、岸に打ち捨てられた小船があるではないか。


日比野は小船に乗ることにした。


小船は、和船のようで、相当古い物のようだ。


しかし、乗って気ついたが、オールというか櫓が無い。


仕方なく日比野は手で水をかいて、向こう岸に向けて、小船を動かした。


川の流れは急ではない、意外とスイスイ進む。


程なく向こう岸に着いた。


「瀬渡し料は、いらないだな・・」と日比野は思った。


小船から降り、そのともし火のほうに行くと、二人の人物がいた。


一人は日比野は小学生の時に事故死した、従兄弟の叔父の啓介で、もう一人は、中年の上品な和服姿の女性だった。


その女性は微笑みながら「こちらにいらっしゃい」と声を掛けてきた。


日比野はいやな感じを全く受けなかったので、付いていく事にした。


そうするといつの間にか、足が宙に浮いているのだ。


そして真上に見える明るい光の方に、すうっと登っていった。


そして気がついたら、押川整形外科の病室のベットの上だった。


三日も意識が無かったなんて、自分でも信じられなかった。


淡い記憶のなかで、ベットに寝ている自分でを見た様な気がするのだが、日比野はこの事を一度もしゃべった事が無い。


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2006-10-26 10:28:11

シーン8

テーマ:自転車

自転車に、特に、ロードバイクというスポーツバイクに乗り始めるきっかけの一番多いのは、増えすぎた体重を減らす目的だ。


羽吉のちょうど後ろにいる、日比野彦美もそうだ。


建築家、といっても、大手建設会社の設計部門で働く、日比野は自動車部の出身で、学生時代から、ラリーに出場してた経歴を持つ。


アマチュアというっても、自動車のレースにはかなりのお金が掛かる。


ところが、あるレースでカーブでクラッシュするというアクシデントに見舞われ、三ヶ月間意識不明の大事故を起こしていらい、レースに参戦していない、というより、辞めてしまった。


だから、数年前からの生来のお肉好きが起因する体重増加を、運動で解消しようと自転車を始めたのだった。


日比野は、意識不明中に不思議な経験をしているのだが、これは誰にも話していない。


そこは真っ暗な原野だった、人っ子一人いない原野のようなところだった。


かすかな風が吹いている。


しかし、全くの漆黒の世界だった。


「ここは、何処だろう・・・俺は、死んだのか」不思議と、恐怖感は浮かばない。



すると向こうにかすかなともし火が見えた。


日比野はそのともし火に向かった、歩き始めた。


すると10メートルくらいの川が眼の前に、現れたのだった。



*業務多忙に  中断  続く       







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2006-10-24 13:13:23

つま恋

テーマ:閑話

いつものように、ピラティスのレッスンを終えて帰宅し、夕食をとろうとしたら、相方様が降りてこられ、某国営放送を録画なさると云う。


いつもこういう時は、FOXTVを観るものだが、当然、未だにビデオ録画しかなさらない相方様、「これハ^ドディスクにも・・・」と云おうとしたが、どうせ・・×××と思い、ビデオの録画スイッチを入れた。


母が作った、かまの粗煮を食しながら、画面を観ていたら、拓郎が出てきた。


つま恋コンサート、31年ぶりというNHKの特集番組、コンサートの番組かと思ったら、コンサートはメインではなかった。


今年、60歳の「吉田拓郎、結構古いアルマーニの眼鏡を掛けていた。

度は入っていないように思われた、遠近でもないので、度無しのカラーレンズのようだ。



3万5千人のおじちゃん、おばちゃんが集まった。


ゲストのムッシュこと、かまやつひろし、なんと70歳だと!!!


臨時結成のかぐや姫もいつもの歌を


そして・・・・・・・


女神登場、中島みゆきとの珍しい競演シーン


中島が拓郎に曲を書いていたとは知らなかった。


拓郎の歌は、難しいコードは殆んど無いから誰でもギターで歌える。

 

これも拓郎は40年、人気を保ち続けている要因の一つだと思う。


懐かしかった・・・・久々にカラオケに行きたくなった(^^)


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2006-10-23 11:06:15

シーン7

テーマ:自転車

東の脇をするりと抜けた、西米良の後ろに付いていた、門倉、羽吉は同じ事を考えていた。


「西米良さん、行ったよ・・・、付いていくか?」と門倉は後ろを走る羽吉に横を向いて叫んだ。


「行きましょ!!、どうせ東さん、あれ以上無理でしょ!!」


心拍計の警告音が響き始めた、西米良に抜かれていく東の脚を見越して、答えた。


門倉は、今年32歳を迎えるが、気楽な独身生活にどっぷり浸り、既婚者の友人たちの結婚生活の愚痴を聞いているので、結婚なんてサラサラする気は無い。


羽吉とお揃いの銀色のビアンキが恋人だといっていい。


ただ、自転車仲間のサトシに出来た赤ん坊を最近見て、家庭を持つのも良いかなと思い始めていた。


10年来の付き合いの、恵美との結婚をそろそろ決心しなければいけないようだ。


門倉の後ろにぴったり付いている、羽吉は元々大学時代からアイスホッケーの選手で、オフシーズンのトレーングで始めた自転車に、嵌ってしまったのだ。


この地の出身ではなく、転勤で来ている土地だが、なにか相性がよく、こよなくこの地が気に入っている。


偶然、同じ銀色のビアンキに乗っている門倉とは三つ違いだが、気も合い、気楽な独身仲間ということで、いつも吊るんで走っている。


良しとペダルを引き上げた、門倉にいつものメロディーが聞こえ始めてきた。


「よっこらしょ、よっこらしょ、この坂登って・・・・・」


なんの歌だか知らないのだが、この、歌が湧き上がってくるのだ。


一度、飲み会で、丸米の恋人の京子に披露して事があるのだが、大笑いをされてしまい、それ以来この話はしていない。


自転車で坂をあがると、歌が湧き上がってくるのは、自分だけなのだろうかと思う門倉だ。


西米良に脇をすり抜けらていく、東の耳に、「好きなのに、あの人はいない~」・・・


天使の誘惑という、黛ジュンという往年の女性歌手の歌声が聞こえ始めているのは知る由も無かった。

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2006-10-22 11:31:20

手に入りました!!

テーマ:自転車

これです!!


なんと思いますか?


ダイナソアの2007年度版カタログです!!!!!



そこを開くと、チネリ、カレラ、タイム、カンパ・・・・涎が・・



先ず開いたページはタイム、VSXのトランスリンク、良いですね~涎・・


グラフォンド対応だぁ!!!




オルベアも良いですね~、一段とスタイリッシュになりました、若い会社はこれだからね!!



うわぁ、誰かが好きそうだな~、あなた、あなたですよ!!!涎拭いて(^^)



この赤いタイム、似合いそうだな・・・・・


え!? 何かって?



教えな~い、ああ、物欲の秋です。

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2006-10-21 10:08:56

今日の??

テーマ:自転車

先週の小旅行中、門川という所で見かけたお店です。


先ずは、見て頂こう


名を、ムラムラ?というらしい、九州一のくそったれ価格と、品の無い価格設定です。



なにやら、手書きで四文字熟語??が書いてありますね・・・( ̄Д ̄;;


意味、30過ぎまで学生証を持っていましたが、分かりません。


そんな歳まで持っていたからという突っ込みは、却下します(^^;



お肉屋さんには見えませんね・・・・


経営者さんのセンスが光ります、J○の会員だったりして・・・火をつけられます。



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2006-10-20 10:54:36

シーン6

テーマ:自転車

実は、この緊張した面持ちの男、今日始めて、走行会に参加するのだ。


東の大学の同窓で、お決まりの中年太りを解消しよう思い立ち、ジムに数年前から通っていたのだが、偶然、ある小料理屋でこのトレック5500を手に入れ、この走行会となった。


偶然、ある意味では必然と感じてしまうものだ、結果を見ると、そう思う事がしばしばある。


そして、この女将、実はトライアスロン、フルマラソン、自転車とスポーツウーマンで有名で、お店にはその方面の男たちや女たちが常連で屯している。


3ヶ月のほど前のある晩、6月の雨の夜、八田はジムでのトレーニングを終え、この小料理店「天秤」に顔を出した。


この名前を八田という中年男、その小料理屋の女将と高校生の時に付き合っていたらしいのだが、雨の平日は、客も少なく、ママを独占できると考えての事だ。


汗をかいた後の生ビールは旨い。


そこへ、身長が180以上もある体格の良い男が入ってきた。


その大男は、座席にも座らずいきなり切り出した。


「ママ、実は、アフリカに仕事で行く事になったんだけど、誰か僕の自転車を買ってくれないかな」


八田は思わず、その大男の方を見た。


自転車か・・・数年前のある冬の日、自転車に乗る東を見かけたことがあった。


必死の形相で坂道を上がる東の姿に、なんて馬鹿な事をしているんだろうと正直思ったものだ。


まさか、自分が東の似の前になるとはその時は思いもしなかった。



「それ、お幾らなんですか?」


吊られたように、八田は大男に話しかけた。


大男は、ちょっと吃驚したように「そうですね・・。6、7万円と思ってるんですよ」


「そうですか、じゃ7万円で売ってください」


八田は、まるで誰かに乗り移られたように、しゃべっている、未だ酔っぱらうには早い時間なのに。


知らないという事は、ある意味、怖いもの知らずということだろう。


この時、八田はまるで自転車のことは分かっていない。


トレックの5500といわれても、デュラエースと言われても、実は全く意味が分からなかった。


「八田さん、凄くいいバイクよ」と黄色のコッピに乗っているママのマユミは驚いたように八田の方を見て云った。


そして八田は生ビールのお替りを頼んで、残りのビールを一気に飲み込んだのだった。

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