私が大学4回生の冬
少し体調を崩したがっちゃんでしたが
クリボーの献身的な吐き戻しで
元気にしていました。
ある冬の朝、巣から落ちて自分で上へ上がれないほど衰弱していました。
人間に慣れていないクリボーでしたがその時ばかりは私たちに助けを求めました。
クリボーのいつもと違う鳴き声でがっちゃんの異常に気づき
がっちゃんを看病しました。
その日一日はながらえましたが
日付が変わるころ、私の手の中で息をひきとりました。
最後の最後まで私の肩に乗りたがって
最後の瞬間、私の肩に向かって一瞬羽ばたき琴切れました。
その後のクリボーはがっちゃん一筋で生きてきたため
生きる気力を失った目をしていて
あんなに綺麗だった毛並みも毛引きで禿げてしまっていました。
一か八かの荒療治ではありましたが
人間に慣れてないクリボーを無理やり手乗りにするため
結構強引に触れ合いました。
そのうちに毛引きもしなくなり人間と目を合わせてコミュニケーションをとれるようになりました。
がっちゃんのいない老後を人間と過ごし
がっちゃんより1年ほど長生きして一昨年亡くなりました。
2羽のように仲睦まじい夫婦になれるように
まーちゃんからもらった婚約指輪は二羽がダイヤを支える形になっていて
2人の結婚指輪の裏には2羽をモチーフにしたマークを彫ってもらいました。
次でボタンインコ篇は最終回
ずっと時間がなくて放置していたブログだけど
描きたいこと伝えたいことがたくさんあるので
コメントやいいねは返せないかもしれないけれど
マイペースに続けて行こうと思います。
---------------------------------------