完全比例代表制にしてやり直せ!・・(ノ゚ο゚)ノ | 私にとって人間的なもので無縁なものはない

完全比例代表制にしてやり直せ!・・(ノ゚ο゚)ノ



福島第1原発事故:原子力学会の事故調が中間報告(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20130327k0000e040208000c.html
東京電力福島第1原発事故を調べている日本原子力学会の事故調査委員会は27日、「想定以上の津波や過酷事故対策の不備などが事故の主要因」とする中間報告を公表した。年内に最終報告書をまとめる。

 ◇「想定外への対策不備」

 学会事故調は昨年6月に発足。約50人の専門家が、公表されたデータを基に事故の原因や進展、東電の現場対応や政府の避難指示などを検証してきた。

 中間報告では、原子炉の計測データなどから考えられる事故の主要因は(1)想定を超える津波で原子炉の冷却機能が失われた(2)想定を超えた津波の重大なリスクを関係者が知らなかった(3)過酷事故への取り組みが不十分だった--の3点を挙げるにとどめ、詳細な分析は先送りした。

 地震の揺れによる被害については「安全機能に深刻な影響を与える損傷はないと推定される」との見解を示した。この点をめぐっては、国会の事故調査委員会が揺れによる重要機器損傷の可能性を指摘したのに対し、政府や東電の事故調査委員会はこれを否定、見解が分かれている。

 また、多段階で事故を防ぐ「深層防護」の考え方が徹底されず、政府の避難指示などが後手に回るなど、過酷事故への備えができていなかった点を「国際標準から遅れていた」と指摘。学会の歴代幹部へのアンケートに寄せられた「安全神話に対して伝統的に批判的感度が鈍かった」などの意見を紹介し、最終報告書に学会としての反省を盛り込むことを表明した。【西川拓】


東京電力福島第一原子力発電所事故に関する調査委員会
http://www.aesj.or.jp/jikocho/index.html



「想定以上の津波や過酷事故対策の不備などが事故の主要因」ですと・・地震が原因であると絶対に認めませんね!(`・ω・´)
なぜ、現場の証言を聴取しないんでしょうか?それは真実の所在がどこにあるか判っているので、それにフタをするということでしょう?
現に下に掲載した動画には現場作業員の証言が載っていて、それによると、地震が原因で主蒸気系の配管破断による「生蒸気」が出ていたと証言しています。
また、「安全神話に対して伝統的に批判的感度が鈍かった」などと弁解していますが、スリーマイル島原子力発電所事故チェルノブイリ原子力発電所事故などの経験があるにもかかわらず、原発は安全であるという強い願望が目を曇らせたというのが本当のところではないでしょうか??
真実に背を向けたり願望を具現化しようとしたり・・それは科学者としての態度ではないですね!観念論だ!
(;`O´)o
さすがに原子力ムラの中心的な組織ですな・・
(○`ε´○)



20111228 メルトダウン5日間の真実(1)

http://www.dailymotion.com/video/xnbsx3_20111228-yyyyyy5yyyyy-y_news

20111228 メルトダウン5日間の真実(2)

http://www.dailymotion.com/video/xnbsxh_20111228-yyyyyy5yyyyy-y_news

福島第一原発 作業員の証言 : 「生蒸気だ! 主蒸気系が壊れている。もうこの原発は終わったな。東電は終わりだ」

http://www.dailymotion.com/video/xphc8d_yyyyyy-yyyy-yyyyyyyyyy-yyyyyyyyyy_news
<作業員の証言>
正確な時間をはっきり覚えていないのですが「建屋がすごいことになっている!」という報告が来たのは水位が下がり始めた19時以降だと記憶しています。
1号機・2号機の運転員からの報告でした。
1号機か2号機かは覚えていませんが暗闇の中、原子炉建屋に懐中電灯を手にして近づいていったそうです。
原子炉建屋は二重扉です。
懐中電灯を照らしてまず外側の扉を開けて中に入り次に内側の扉に近づき扉のガラス窓に懐中電灯の光を当てた時です。
ガラス窓の向こう側に白いモヤモヤの蒸気が充満しているのを運転員が見たというのです。
「あれは生蒸気です!」この報告を聞いて対策本部内にいた人達は「どうするんだ」「まさか爆発しないよな」と口にし始めました。
「生蒸気」は二つしか考えられません。
一つは暖房用の蒸気です。
しかし地震でボイラーが停止している上、暖房用スチーム管はその管は細い。
「暖房用ではないだろう」という声が上がりました。
そうなると原子炉の蒸気をタービン建屋に送る主蒸気管しかない。
主蒸気系が壊れているとなれば非常に危険でそのフロアでは作業ができないことを意味します。
案の定、中央制御室の外側や非管理区域まで放射線が検出されているという報告が来ました。
非常に線量が高いというのです。
「もうこの原発は終わったな」「東電は終わりだ」この時、私はそう思いました。
主蒸気系の配管の場所を考えると津波で壊れたとは思えません。
「生蒸気」の報告が来て、そこら中で「生蒸気が漏れているらしいぞ」と多くの人達がざわざわと口にし始めていました。

SPEEDIとは「原発立地を維持し住民の安心を買うための見せ玉にすぎなかった」

安全規制が完全に日本ではガラパゴス化してしまっていた。
一人一人が「私も問題であるとは思っていた」しかしながら「自分一人が何か言い出してもどうしようもない」「皆が空気を読み合って惰性でそのまま続いていた」とそういう供述をしている。


○●○●○●○●○●


20130323 R/F #011「小出裕章ジャーナル」

http://youtu.be/-J4CoMa1gJw
【主なお話】
「許容被曝量年間1ミリシーベルトの是非について」

【パーソナリティー】
石丸次郎(ジャーナリスト)

【電話出演】
小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)

◆石丸
小出さん、もしもし~。

◆小出
はい、ご無沙汰しておりました。

◆石丸
はい、今日もよろしくお願い致します。

◆小出
はい、こちらこそよろしくお願いします。

◆石丸
小出さん、え~、東日本大震災、そして、東電の福島原発の事故から、丸2年が経ちました。
あの~、地震のときは~、小出さん、どちらにいらしゃいましたか。

◆小出
え~、私の職場放射線の管理区域の中で仕事をしておりました。

◆石丸
う~ん、あの~、熊取町、大阪府の南のほうにありますけれども。

◆小出
そうです。

◆石丸
そこでも、揺れは感じられましたか。

◆小出
まったく感じませんでした。

◆石丸
あ~、そうですか、私は大阪市内であの仕事をしていたんですけど、結構揺れたんですねぇ。

◆小出
そうですか。

◆石丸
その後、ニュースで大きな地震だと、それから津波が押し寄せたっていうことは、あのすぐにお知りになられましたか。

◆小出
えっと、今聞いていただいたように、管理区域の中で、え~、結構重要な仕事をその日しておりまして、朝からずっと管理区域の中に閉じこもって、いました。
え~、それで夕方になって、え~、職場の同僚たちの会議があったので、管理区域から出て来て会議室に行きました。
え~、その会議室にテレビがありまして、そのテレビでみんな釘付けになってニュースを見ていました。
それで私も初めて津波が、地震と津波があったということを聞きまして、随分驚きました。

◆石丸
で、あの~、津波、太平洋沿岸に広い範囲に押し寄せたわけですけども、まあ、あの福島はじめ、いくつも原発がある地域にも津波が押し寄せましたね。

◆小出
そうです。

◆石丸
あの~津波を見て、そして、地震の規模を、まあ知られてですね、あの~当然原発のことにご心配されたと思うんですけど、どういうことをお感じになられましたか。

◆小出
はい、ちょうど私があのラジオ、テレビのニュースを見たときに、仙台空港に津波が押し寄せてる映像だったのです。
え~、ま、仙台というのは私の学生時代を過ごした街ですし、少し離れたところに女川の原子力発電所というものが建てられてしまって、私は女川の街でも、原子力発電所に反対して活動していたときがありましたので、たいへん不安に思いました、そのときに。
え~、女川の原子力発電所、東北地方の太平洋沿岸に原子力発電所が林立しているわけですから、これは容易ならないことにもう既になっているということに気が付きました。
それからは自分で情報を集めるように努めましたし、マスコミからもやんやといろいろな問い合わせが来て、まさに戦争のような状態に陥ってしまいました。

◆石丸
そこから、まさに今おっしゃった戦争のような状態が今日まで続きているわけですけども、え~、今日まずあの、リスナーの方から質問が寄せられていますので、あの~お答えいただければと思います。

◆小出
はい。

◆石丸
福島の除染目標である1ミリシーベルト問題について、国は除染事業で、年間追加被ばく線量を1ミリシーベルト以下にすると長期目標にしています。
この数値は安全なのか危険なのか、福島県の佐藤知事は、新たな安全基準を示すよう国に求めていますが、小出さんはどうお考えですかというご質問です。

◆小出
はい。
年間1ミリシーベルトというのは、現在ある日本の法律で、一般の人々にそれ以上の被ばくを与えてはいけないと決められている数字です。
え~、ただ、それが、では安全なのかと問われてしまえば、安全ではありません。
え~、放射線に被ばくをするということは、どんなに微量でも危険が伴うということが現在の学問の定説になっていまして、仮に1年間に1ミリシーベルトという被ばくであっても、危険は伴う、というものです。
え~、ただし、まあこのような時代、このような国に住んでいる人間として、1年間に1ミリシーベルト程度の危険であれば、我慢をすべきだとして決められた数字です。
え~、私はたぶん、1年間に1ミリシーベルトという被ばくをしてしまうと、2500人に一人の方が癌で死ぬ運命を負わされると思っています。
国のほうは、いやいや1万人に一人だ、二万人に一人だというようなことを言っていますけども、いずれにしても危険は必ず伴ってしまうというものですし、危険があるからこそ法律で人々の被ばくの限度というものを決めてきたわけです。
そして、私自身は、原子力というものは全く価値がないし、害悪ばかりだと思いますので、原子力から受ける被ばくというものは、一切ゼロにすべきだと思ってきました。
え、ただし、残念ながらまあ私にそんな権限があるわけではありませんし、日本というこの国の法律で、これまで1年間に1ミリシーベルトというものを国家のほうから決めて、それを人々に対して規制してきたわけですね。
それなら、その規制値というものを守るのが、国家の最低限の義務だと思いますので、え~、日本に住む人は1年間に1ミリシーベルト以上の被ばくをどなたもしてはいけないと思いますし、国がしないようにきちっと対策をとるべきだと思います。

◆石丸
はい、分かりました。
それで、このまあシーベルト、ベクレルという単位がですねえ、この2年間、まあメディアであの非常にたくさん使われてきましたけど、これもなかなか理解しにくいという声も大きいわけですけれども、え~、あのシーベルト、それからベクレルの違い、それからシーベルトとは何かというものをちょっと簡単にご説明いただけないでしょうか。

◆小出
はい、え~とベクレルというのはですね、例えば電球の明るさだと思ってください。
え~、10ワットの電球もあるだろうし、100ワットの電球もあるだろうし、もっとたぶん、あの野球場の照明なんかにいけばもっと大きい照明もあるんだと思いますが、え~、その元々の強さです。
電球なら電球の。
でも、例えば同じ電球、まあ100ワットという電球があっても、ごく近くで見れば明るいでしょうけども、え~、家の外に出て行ってみてしまったならば、どんどん暗く、見えなくなるわけですし、遠くどんどん離れればますます見えなくなっていくわけですね。
その~、見えやすいというか、人のいる場所で感じる明るさというものがシーベルトに相当します。
え~、ですから、放射能の単位がベクレルですけれども、その放射能から遠ざかってしまえば、被ばくをする量、つまり明るさを感じる量というというのは減っていってくれる、それがシーベルトです。

◆石丸
なるほど、分かりました。
それではですね~、来週もまたあのよろしくお願い致します。

◆小出
こちらこそよろしくお願いします。

◆石丸
小出さんにお話を伺いました。
ありがとうございます。



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地球温暖化と原発ルネサンス

http://youtu.be/0yBQHYFiX-Y

130129 中野洋一氏インタビュー

http://youtu.be/d_cLp2RYyck
2013年1月29日(火)14時から、東京都内のIWJ事務所で、経済学者の中野洋一氏(九州国際大学教授)へのインタビューが、岩上安身によって行われた。『<原発依存>と<地球温暖化論>の策略』などの著書がある中野氏に、地球温暖化と原発の関係、産業としての原発とそれを成り立たせている社会の仕組みなど、多岐に渡って話を聞いた。

2013/02/14 【神奈川】伊藤公紀氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/57587
 2013年2月14日(木)15時30分から、神奈川県横浜市の横浜国立大学で、岩上安身による「伊藤公紀氏インタビュー」が行われた。伊藤公紀氏は横浜国大環境情報研究院教授で、環境物理化学、環境計測科学が専門である。地球温暖化について懐疑的な著作があり、太陽の気候変動に対する影響について述べている。伊藤氏は、気候測定方法の不備や気候変動の多元的要因の複雑性から、「CO2による地球温暖化、という単純化は認められない」とした。(続きは会員記事でご覧になれます)

http://youtu.be/554IWqovuyI

2013/02/28 【神奈川】伊藤公紀氏インタビュー 第二弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/62226
 2013年2月28日(木)15時から、神奈川県横浜市の横浜国立大学総合研究棟S103会議室で、岩上安身による「伊藤公紀氏インタビュー 第二弾」が行われた。横浜国立大学教授の伊藤公紀氏は『シリーズ地球と人間の環境を考える01地球温暖化 埋まってきたジグソーパズル』(日本評論社2003年)、『これだけ知っていれば安心 放射能と原発の疑問50』(同2011)、渡辺正氏との共著『地球温暖化論のウソとワナ』(KKベストセラーズ2008)などの著書がある。前回に引き続き、地球温暖化のCO2還元説をめぐる環境への影響とされる証拠を一通り否定した後、太陽活動が地球の気候変動に及ぼす影響の多元的な要因、総合的視点の必要性について述べた。

■イントロ動画

http://youtu.be/wYg6nwE9TcM
 伊藤氏は気候変動情報の間違った事例として、まず、海面上昇の証拠とされるツバルについて、「人口増加による居住地の拡大政策の失敗」を挙げる。また、「『サイエンス』誌の記事の、氷河の破片に乗る白熊は合成写真であり、白熊はそんなにひ弱ではなく、GPS調査によると、687キロメートルを9日間にわたり、氷河がない海を子熊を背中に乗せて泳いでいる」とする。そして、気温上昇によるマラリアの増加は「衛生の問題であり気候変化と関係ない」と話した。(続きは会員記事へ)

2013/03/14 【神奈川】伊藤公紀氏インタビュー第三弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/67423
 2013年3月14日(木)15時から、神奈川県横浜市の横浜国立大学総合研究棟で、「伊藤公紀氏インタビュー第三弾」が行われた。横浜国立大学環境情報研究院教授(環境物理化学、環境計測科学)の伊藤公紀氏へ、岩上安身がインタビューを行なうのは、今回が3度目である。伊藤氏は世界各国のエネルギー政策や原発の問題点について語り、世界的規模でみる原発事故の確率について、「15年に一度、大事故が起きるという説もある」と述べた。

※掲載期間終了後は、会員限定記事となります。

http://youtu.be/JfuFhNG-nPo
 伊藤氏は「気候変動におけるさまざまな要因が、地球的、地域的、局所的に多様な影響を与えており、その対策には、西洋的と東洋的、2つの視点が必要だ」と話した。「西洋的視点は、単純化、分析的、理想化であり、科学に適するが、現実乖離の傾向があり、対策には不向き。東洋的視点は、総合的、現実的、複雑であり、実務や対策に向く」として、科学面では西洋的な原因除去を、対策面では東洋的な回復力強化という、2つの使い分けを提起した。その一例として、ヨーロッパで行なわれている、多様な発電を地域の特性によって組み合わせ、互いに融通しながら原発を減らしていく方式を紹介した。(続きは会員記事でご覧になれます)



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1票の格差訴訟・衆院選「無効」判決について。- 2013.03.25

http://youtu.be/43BdBUsym0s
【よっしゃ~!完全比例代表制にしてやり直せ!?】昨年の衆院選は無効 一票の格差訴訟で初判断 広島高裁
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/ae54a9f3f4d65837afa8c8273ecf4bb4
広島高裁が衆院選「無効」判決 戦後初(NHK)
1票の格差:衆院選「無効」判決 是正へ国会待ったなしに(毎日新聞)
昨年の衆院選は無効 一票の格差訴訟で初判断 広島高裁(朝日新聞)
昨年の衆院選「広島1、2区は無効」 広島高裁判決(日本経済新聞)
広島高裁が選挙無効判決 昨年の衆院選広島1、2区(共同通信)
衆院選無効判決にも重い腰=利害衝突、見えぬ改革-国会(時事通信)
昨年衆院選は違憲・無効と判決 広島高裁、初のやり直し命令(東京新聞)
衆院選無効に原告「あれっ」 勝訴垂れ幕も用意なく(日本経済新聞)


1票の格差・2件目の衆院選「無効」判決について。- 2013.03.26

http://youtu.be/Q2QzJANQCas
【安倍自民は違憲で無効確定!?】<1票の格差>広島高裁岡山支部も衆院選無効判決 猶予期間設けず
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/9a49da3873b95352f392e039ed3e35a2
<1票の格差>広島高裁岡山支部も衆院選無効判決 猶予期間設けず(毎日新聞)
1票の格差:衆院選岡山も無効 0増5減「是正と言えぬ」(毎日新聞)
広島高裁岡山支部も選挙無効の判決(NHK)
岡山は即時無効判決=「著しい司法軽視」-衆院選1票格差訴訟、3高裁・支部(時事通­信)
「さらに画期的」と評価=無効判断「100点に近い」-原告弁護士・衆院選無効訴訟(­時事通信)
広島高裁が衆院選「無効」判決 戦後初(NHK)
1票の格差:衆院選「無効」判決 是正へ国会待ったなしに(毎日新聞)
昨年の衆院選は無効 一票の格差訴訟で初判断 広島高裁(朝日新聞)
首相官邸「聞いてなかったことにしよう」ホラー:阿部重夫発行人ブログ(FACTA online)
一人一票実現国民会議
http://www.ippyo.org/index.php
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[無効判決] 違憲選挙を強行した野田佳彦は犯罪人 このままではこの国は法治国家ではない (日刊ゲンダイ)「日々担々」資料ブログ
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8358.html
安倍晋三の総理指名も取り消しに

ついに「無効判決」が下された。最大2・43倍の「1票の格差」が是正されないまま行われた昨年12月の衆院選をめぐる判決で、広島高裁はきのう(25日)広島1区、2区の選挙を「違憲・無効」とした。「無効判決」は戦後初めてのことだ。

きょう(26日)午前には広島高裁岡山支部も「違憲・無効」と判断。もし、最高裁で「違憲・無効」が確定すれば、選挙はやり直しになり、安倍首相を選んだ首班指名も無効になる。

現在「昨年の総選挙は憲法違反だ」と選挙無効を求める〈1票の格差訴訟〉は、北海道から沖縄まで31選挙区を対象に行われている。

25日までに7つの高裁で判決が下され、5つの高裁で「違憲判決」、2つの高裁で「違憲状態判決」が出されている。

広島高裁の判決が画期的なのは、選挙を「違憲・無効」としたことだ。これまでの判決は、無効とはしなかった。選挙管理委員会は上告する予定だが、最高裁も広島高裁の判決を踏襲する可能性があるという。

「違憲と判断しながら、無効としないのは、やはり矛盾していた。最高裁も無効と判断する可能性があります」(司法関係者)

最高裁が広島高裁と同じ判決を下したらどうなるのか。訴訟となっている31の選挙はすべて無効となり、議員は失職、再選挙となる。

公選法では、無効判決が確定してから40日以内に再選挙を行うように定めている。年内にも再選挙ということになる。

もし、31もの選挙区で再選挙となったら、解散・総選挙になる可能性が高い。

憲法学者の金子勝・立正大教授がこう言う。

「違憲・無効が最高裁で確定したら、昨年12月以降に成立した予算や法律も無効になります。議員の当選が無効となるわけですから、彼らの採決によって決まった予算や法律も無効という理屈です。首班指名や日銀人事も無効、やり直しです。それが法治国家の大原則です」
それにしても、高裁が「違憲・無効」と断罪するような選挙を強行した野田前首相の責任は重大だ。

最高裁は2011年には、1票の格差が2倍を超えた09年選挙を「違憲状態」と判決を下していた。なのに、消費増税法案を成立させるために自民党と裏取引した野田前首相は、「近いうち解散」などと勝手なことを言って違憲選挙を強行したのだから、とんでもない話だ。

この際、消費増税法案も無効にすべきだ。「国会は大急ぎで1票の格差を是正した新しい選挙制度をつくり、すぐに解散・総選挙を行うべきです。安倍首相は改憲を叫んでいますが、違法選挙で選ばれたような連中が憲法を変えようなんて許されません」(政治評論家・本澤二郎氏)

正統性のない国会議員が法律を決め、国を動かしている。これ以上、憲法違反の異常な政治をつづけさせてはダメだ。日本の政治はなにからなにまでデタラメすぎる。



$私にとって人間的なもので無縁なものはない



ついに、衆院選の「無効」初のやり直し命令が出たわけですが、「1票の格差」是正のバックが怪しいことについて (velvetmorning blog)
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2013/03/26/6759166
ついに、衆院選の「無効」初のやり直し命令が出たわけですが。

以下引用

昨年衆院選は「無効」 初のやり直し命令 「1票の格差」2・43倍 広島高裁判決
2013.3.25 17:10 [衆院選]

 最大2・43倍の「1票の格差」が是正されずに実施された昨年12月の衆院選をめぐる全国訴訟の判決で、広島高裁(筏津順子裁判長)は25日、小選挙区の区割りを「違憲」と判断し、広島1、2区の選挙を無効とした。無効の効果は「今年11月26日の経過後に発生する」とした。

 同種訴訟の無効判決は初。直ちに無効とはならないが、格差の抜本的な是正に乗り出さなかった国会に、司法が選挙のやり直しを命じる異例の事態となった。

 一連の訴訟で小選挙区についての判決は8件目で、違憲判断は6件目。

 これまで東京高裁、札幌高裁、仙台高裁、名古屋高裁金沢支部、高松高裁が「違憲」、名古屋高裁、福岡高裁が「違憲状態」と判断。いずれも無効請求は棄却していた。

以上引用

sankei.jp.msn.com/affairs/news/130325/trl13032517120004-n1.htm

さらに引用

岡山2区も衆院選無効 広島高裁に続き2件目
2013.3.26 11:36

「1票の格差」訴訟の判決で広島高裁岡山支部に入る原告の弁護士=26日午前

 最高裁が違憲状態とした「1票の格差」がさらに拡大した昨年12月の衆院選は違憲だとして、弁護士らのグループが選挙無効を求めた全国訴訟で26日午前、広島高裁岡山支部は「違憲」と判断し、岡山2区の選挙無効判決を言い渡した。

 無効判決は25日の広島高裁判決に続き2件目。

 26日午前は広島高裁松江支部と東京高裁でも判決が言い渡され、いずれも「違憲」と判断。選挙無効の請求は棄却した。

 衆院選小選挙区をめぐっては山口邦明弁護士らのグループと升永英俊弁護士らのグループが全国14の高裁・高裁支部に16件の選挙無効請求訴訟を起こした。これまで出た11訴訟の判決では「違憲、無効」が2件、「違憲・有効」7件、「違憲状態」2件。26日午後には大阪高裁など4高裁・高裁支部でも判決がある。

 弁護士側は「投票価値の平等に反し、改正のための合理的期間は過ぎている」と主張していた。

以上引用おわり
sankei.jp.msn.com/affairs/news/130326/trl13032611360010-n1.htm

で、衆院選やり直しになれば、めでたいですね。と考えるところですが、当ブログは、そんなにものごとを単純に考えていないわけです。

一票の格差の是正自体は、誰がどう考えても正しいことなんですが、それを言ってる人たちが良い人ばかりとは限らないわけです。

そして、この、一票の格差をどうこう言っている人たちの新聞広告を見て、『怪しい人たちが沢山居る』ことに、当ブログは気づいています。


一人一票実現国民会議

一人一票実現国民会議(ひとりいっぴょうじつげんこくみんかいぎ)は、日本の一票の格差の是正を目的とする運動組織。2009年7月発足。
発起人・賛同者
• 荒井寿光 - 元内閣官房・知的財産戦略推進事務局長
• 池田裕彦 - 弁護士
• 泉徳治 - 元最高裁判所事・弁護士
• 伊藤真 - 伊藤塾塾長・弁護士・事務局長
• 岩倉正和 - 一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授・弁護士
• 太田洋 - 弁護士
• 大宅映子 - 評論家
• 奥谷禮子 - 株式会社ザ・アール社長
• 角川歴彦 - 株式会社角川グループホールディングス会長

• 川本裕子 - 早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授
1988年 - オックスフォード大学大学院修了。
1988年 - マッキンゼー・アンド・カンパニー東京支社に入社。マッキンゼー・アンド・カンパニー・シニアエクスパート在職中に、道路関係四公団民営化推進委員会委員を始め、政府関係委員を歴任してきた。2002年12月「金融問題タスクフォース」のメンバー
2007年6月 - 年金記録問題検証委員会委員に任命

• 北修爾 - 阪和興業株式会社社長
• 久保利英明 - 弁護士・共同代表
• 黒田健二 - 弁護士
• 頃安健司 - 元大阪高検検事長・弁護士
• 三枝成彰 - 作曲家
• 櫻井よしこ - ジャーナリスト
• 佐々木かをり - 株式会社イー・ウーマン社長
• すぎやまこういち - 作曲家
• 武藤佳恭 - 慶應義塾大学環境情報学部教授
• 田中克郎 - 弁護士
• 田中良和 - グリー株式会社社長
• 田辺克彦 - 弁護士
• 出口治明 - ライフネット生命保険株式会社社長
• 戸松秀典 - 学習院大学法科大学院教授
• 中村修二 - カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授
• 中山信弘 - 東京大学名誉教授・弁護士
• 長嶋一茂 - 野球評論家
• 野村修也 - 中央大学法科大学院教授・弁護士
• 廣中平祐 - 数学者
• 堀田力 - 元検事・弁護士・財団法人さわやか福祉財団理事長
1972年 外務省在アメリカ合衆国日本大使館1等書記官
東京地検特捜部検事としてロッキード事件を捜査、米国での嘱託尋問を担当し、起訴後公判検事として田中角栄元首相に論告求刑をした
1989年 最高検察庁検事
1990年 法務大臣官房長
2012年 復興庁復興推進委員会委員

• 堀紘一 - 株式会社ドリームインキュベータ代表取締役会長・評論家
• 堀義人 - グロービス経営大学院大学学長
• 升永英俊 - 弁護士・共同代表
• 三木谷浩史 - 楽天株式会社会長兼社長
• 宮内義彦 - オリックス株式会社グループCEO
• 村上光鵄 - 元東京高裁裁判長・元京都大学法科大学院教授・弁護士
• 村上隆 - 現代美術家
• 森稔 - 森ビル株式会社社長
• 屋山太郎 - ジャーナリスト
• 吉田邦夫 - 東京大学名誉教授
• 鷲尾悦也 - 財団法人全国勤労者福祉・共済振興協会理事長、元連合会長
• 渡辺章博 - GCAホールディングス株式会社代表取締役社長

wikipedia

当ブログの記事に良く出てきた、郵政民営化=国家財産私物化計画の中枢メンバーがずらり並んでますよね。

奥谷 禮子(おくたに れいこ、1950年4月3日[1] - )は、日本の実業家。本名は米澤 禮子(よねざわ れいこ)。名前に使われている漢字「禮」は旧字体であり、著書などでは奥谷 礼子とも記される。なお「奥谷」は旧姓。株式会社ザ・アール代表取締役社長[2]。格差論は甘え、過労死は自己責任の発言で有名。

2006年5月時点での株主は、過半を所有する筆頭大株主が奥谷で、第二位株主はオリックス、堤清二、カルチュア・コンビニエンス・クラブの3者が同比率である。また、2004年11月の第三者割当は日本エンタープライズによるものである。

現職
ローソン・楽天野球団各社の経営諮問委員会委員[5]、経済同友会幹事、独立行政法人国立新美術館運営協議会評議委員、神戸市市長諮問委員会委員、神戸市神戸経済特区研究会委員、WOWOW放送番組審議会委員[6]、エンジン01文化戦略会議幹事[7]。
過去の公職
厚生労働省労働政策審議会臨時委員(労働条件分科会会員)[8]、郵政省郵政審議会委員[9]、内閣府未来生活懇談会委員[10]、国土交通省交通政策審議会委員[11]、通商産業省産業構造審議会委員、通商産業省航空機宇宙産業審議会委員、内閣府規制改革会議委員、公正取引委員会「21世紀にふさわしい競争政策を考える懇談会」会員[12]。
2002年、小泉内閣に、製造業での派遣労働解禁などを提言した[13]諮問機関『総合規制改革会議』(宮内義彦議長)の委員。


経済同友会初の女性会員
1986年に経済同友会に初めて女性会員が誕生した際、奥谷はその一人であった。元代表幹事である牛尾治朗とは、現在も親しくしている。

wikipedia

キリスト教原理主義アムウェイのお友達で、オリックスのお仲間。

怪しすぎる経歴。

で、

宮内 義彦(みやうち よしひこ、1935年9月13日 - )は、日本の実業家。学位は経営学修士(ワシントン大学)。オリックス株式会社取締役・代表執行役会長・グループ最高経営責任者、オリックス野球クラブ株式会社オーナー、社団法人日本経済団体連合会副議長、一般社団法人日本取締役協会会長、財団法人新日本フィルハーモニー交響楽団理事長。

wikipedia

阪神淡路大震災の復興利権 x 郵政民営化のインナーサークル

TPP推進している社団法人日本経済団体連合会副議長

最近は、宗教右翼と大イスラエル主義カルトの番組作ってた人たちと、地震予測サイト『ハザードラボ』をやってますね。

今話題の地震予測サイト『ハザードラボ』とは何者なのか??
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2013/02/13/6720123

で、

荒井 寿光(あらい ひさみつ、1944年1月10日 - )は、日本の通産官僚。元通商産業審議官。東京中小企業投資育成株式会社代表取締役社長、財団法人機械産業記念事業財団参与。

省略

1994年(平成6年)6月 - 防衛庁装備局長

ハーバード大学出身の通産官僚なのに、唐突な経歴ですよね。

米国に居る通産官僚は、ヘリテージ財団のアーミテージ達とゴルフや昼食などを普通にしているそうですからね。プライベートで。

まあ、基本的に、不正選挙が上手くいかなくて、左派が勝った場合に、選挙無効にするために仕組んでおいたのだと思いますが

それ以外にもいろいろあるかもしれないので、様々考えながら、見守っていきたいと思います。



本澤二郎の「日本の風景」(1256)
「ジャーナリスト同盟」通信
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52026386.html
<広島高裁判決(違憲選挙無効)に脱帽>
 昨日の3月25日夕、新橋駅前で知り合いと会う約束をした。烏森口を降りた途端に、中年男性が朝日新聞の号外をくれた。改憲新聞の読売新聞号外は珍しくないが、この日は衝撃だったらしく号外どころではなかったろう。広島高裁(筏津順子裁判長)が広島1区、2区の選挙は「違憲で無効」の判決をしたという号外内容だ。快挙・快挙である。日本の司法に、健全さが戻った瞬間に立ち会えたことになる。花冷えする空気も、にわか春風のように感じて、久しぶりにウキウキしてしまった。

 政治の世界を40年ほど見聞してきた筆者は、そこに民意が全く反映されない姿を見せつけられてきた。政党・政治家は権力闘争に明け暮れ、肝心要の政策は霞が関の官僚が推進してきた。官僚の独断かというと、実はそうではなかった。財閥の意思が強くにじみ出るように、制度的に確立していることに近年、気付かされて衝撃を受けた。大半の国民も知識人も気付いていないのではないだろうか。さらに、そこにはワシントンの意向も反映される仕組みも見て取れるのである。
 独立国ではない“独立国”、民主主義のない“民主主義”という化け物の実態に途方に暮れていたのだが、遂に権力の一角に穴が空いたことになる。広島高裁が12・16選挙結果に対して違憲無効と判断したことに、文句なしに脱帽である。司法の一角に正義が存在したことの証しだ。
<最高裁に縛り>
 こうした活動を、無報酬で精力的に活動してきた弁護士グループに敬意を表したい。名前だけの主権者という実態を、本来の姿にするという執拗な闘争の存在に、新たな希望が生まれてきたようだ。
 本来、最高裁の役割だ。その機会は何度もあったが、ここにきてようやく「違憲状態」という判決を出した。今回は東京高裁や札幌高裁などで、次々と「違憲」の判決が出ている。そして遂に広島高裁が、正に司法界を代表するような形で「選挙無効」の判決を出したものである。
 最高裁の「違憲状態」判決の行き着く先を、先取りしてくれたものだ。最高裁もこの判決に縛られることになろう。
 3権分立の日本の政治制度も、実態は怪しい。特に最高裁は体制の擁護者という立場を貫く。政府・財閥・ワシントンの擁護者であるが、それはもはや通用しなくなっている。
<政府・議会の正統性にNO>
 日本国憲法は、政治家・政党・役人に対して憲法を擁護する義務を課している。しかしながら、今の安倍内閣は公然と憲法に挑戦している。ワシントンの戦争屋・ネオコンと連携して、憲法の平和主義・第9条に襲いかかるという公約を掲げている。
 これに無力な議会と言論界である。それどころか、これの推進勢力が言論界において突出している現状である。今の政治体制は12・16総選挙によって誕生したものである。そこに民意は反映されているのか。NOである。安倍・自民党の得票率は有権者の10%台である。それでいて3分の2近い議席を有して、政権を担い、改憲を容易にするための改憲をする、と豪語しているありさまだ。
 こんな政府に正統性などない。憲法違反の国会議員で選ばれた内閣ではないのか。選挙疑惑がまとわりつく政府と議会ではないのか。
<人口比例の選挙制度の導入急げ>
 はっきりいって、今の政府は暫定的・選挙管理内閣でしかない。司法の本心はここにあるのだろう。「民意の反映される選挙制度に改めよ」が、その厳しい指摘である。それは1票の格差を無くす、そのため主権者である人口比例を貫くのである。
 1票の価値は対等・平等である。そうあらねばならない。違憲訴訟の眼目はここにある。1票の格差を無くすという当たり前の姿にすれば、民意が反映される社会に生まれ変わることが出来る。そこでは政治家も官僚も暴走が出来なくなる。ワシントンの横槍も監視できる。むろん、財閥による金の支配にもブレーキをかけることが出来る。
 これが、人民の人民による人民のための政治なのだ。
<急ぎ総選挙の実施>
 民意の反映する選挙制度にして、急ぎ総選挙を実施する義務が政府と議会に課せられたことになる。
 昨夜、友人と別れて新橋駅の便所に入っていると、突然、携帯電話が鳴った。「日刊ゲンダイ」がコメントを求めてきた。なんと幸運なことか。便所内でコメントしたのだが、実にすがすがしい気分で感想を述べることが出来た。
 「定数の大幅削減をした人口比例の選挙制度にして、直ちに選挙を実施するしかない」というようなコメントをさせてもらった。違憲の国会議員は広島だけではない。全てがそうなのだから。
<国民主権回復に3権の義務>
 日本の権力のありようが問われた判決でもある。3権そのものが問われている。それに唯々諾々と従ってきた行政権と立法権に、司法が遂に伝家の宝刀を抜いたことでもある。
 国民主権を回復させる、との強い司法判断なのである。議会も政府も覚醒するしか打つ手はない。適当に対応するなど、もってのほかである。
<被爆地の民主主義>
 この判決が広島から発進したことは興味深いものがある。侵略戦争のトバッチリを受けた被爆地である。池田勇人・宮澤喜一などリベラル派・平和主義の牙城で知られる。
 個人的な感情を言わせてもらうと、宮澤の叔父・小川平二から「宮澤は護憲派」と言われたことが、彼への支援のきっかけを作ってくれたものだ。広島に民主主義の芽が残っていた証拠を、今回司法が示してくれた。感慨深いものがある。
2013年3月26日10時10分記