山種美術館「生誕130年記念 前田青邨と日本美術院ー大観・古径・御舟ー 」で、

おっ!と声が出そうなほど驚きました。


2013年(平成25年)末に横浜美術館の下村観山展で展示された作品に再会したからです。

岡倉天心生誕150年・没後100年記念 生誕140周年記念 下村観山展 」。

記念の年が多いです・・・。


下村観山展は新年に見たので「老松白藤 」(1921年)は、新年にぴったりだと強い印象を受けました。

まさか、山種美術館の展覧会で見るとは、嬉しい誤算です!

それもそのはず。

この作品は山種美術館の収蔵品でした。

それなら、ここで見ることもありますね。


この作品は6曲1双という6つに折りたためる屏風が2つで1セットになった金屏です。

大きくて太い松の幹と枝の一部、その松に絡む細い幹の白藤の花。


金色の背景に、幹の茶、松の緑、藤の白が映えます。

それに、6曲1双という横10メートル?もあろうかという大きな屏風の全体に、

1本の松と白藤だけを描いているから、松と白藤が非常に目立って清々しさいっぱいです!


よく見ると左の余白に小さなクマバチが飛んでいます。

下村観山は愛嬌のある人かなーなどと思わせるクマバチです。


下村観山を前田青邨は深く敬愛していたようです。

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