プロ家庭教師の学習支援+臨床心理士のカウンセリング

「家庭教師カウンセラー」えむ心理研究室です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

日々、暖かさの増す春休み。

桜のつぼみの成長を眺めながら歩いていると、ほんわかとした穏やかな気持ちになる一方で新年度に向けて引き締まる思いも生まれます。

 

 

しかし、

不登校のお子さんを持つご両親は、あたたかさやのんびりなどとは縁遠い!と感じておられるかもしれません。

新学期のことを思うと、身も心も落ち着かない状況かと思います。

 

 

「新学期からどうするの?」

「始業式くらい行けばいいけど・・・」

「次の学年もまた学校に行かないままなの?」

 

 

・・・新学期に向けての焦り、心配、不安、

お子さんに言ってしまいたい言葉、

心の中で渦巻き、お花見どころではない親御さんも大勢いらっしゃいます。

 

 

思い切って、「新学期からの学校復帰作戦」を立ててみませんか。

 

 

そのためには、春休みに親子で不登校という現実と向き合う必要が出てきます。

 

 

新学期の学校復帰に向けて、春休み中に不登校状態のお子さんとどう接するのが良いかを一緒に考えていきましょう。

 

 

 

<目次>

新学期からの学校復帰作戦その1 まずは両親が話し合う

  親子の会話より夫婦の会話が重要!

新学期からの学校復帰作戦その2 和やかな家族会議で前向きに

  「非日常」を意識した家族会議を

  「共感」と「現実感」を重視して

新学期からの学校復帰作戦その3 学校と相談する

  旧担任・新担任と相談する

  相談室や保健室と連絡を密に

新学期からの学校復帰作戦その4 転校という選択肢を作る

  いじめの場合は、早めに転校を視野に

新学期からの学校復帰作戦その5 ひきこもり防止方法を考える

  高校の場合、退学は最終手段

  休学・退学前に必ず進路を決めよう

 

 

 

新学期からの学校復帰作戦その1
…まずは両親が話し合う

不登校から学校復帰を目指す場合、どうしても親→子の働きかけが頻繁になってしまうおうちが多いかと思います。

 

 

お父さんやお母さんが、お子さんに、
 

「新学期から、どうする?」
「このままじゃよくないよね」
「春休み明けから学校行ってみる?」

 

といった声掛けをするのも、わるくはないのですが・・・

 

 

オススメしたいのは、まずはお父さんお母さんの間、夫婦間でお子さんのことを話し合うことです。

 


◆親子の会話より夫婦の会話が重要!

親が子へ、登校刺激をしていると、
どうしても、お子さんが受け身になりがちです。

 

 

お子さんは、本当は学校へ行きたい気持ちや学校復帰にチャレンジしたい気持ちがあるかもしれません。
 

しかし、親御さんからの微妙な干渉によって不安や葛藤が増し、機会を逃してしまう可能性もあります。

 

お父さんお母さん双方から家で顔を突き合わせるたびに登校刺激されれば、どんなお子さんでも余計ふさぎこんでしまうでしょう。

 

 

お父さんお母さんからの登校刺激が微妙な干渉にならないように、
出来れば、学校復帰につなげるために、
お父さんお母さんの間で、しっかり相談しましょう。

 

 

夫婦での相談の内容は、学校復帰のための作戦例でいえば・・・

  • どちらが登校刺激をするか
  • いつ、家族会議をするか
  • 学校への相談はどうするか
  • 転校は視野に入れるか

などなど、あげればキリがありません。

 

 

他にも、
夫婦の話し合いでは、そもそもの夫婦関係、親子関係をしっかり見直すことが出来ます。

  • 夫婦仲について
  • 子育ての協力体制について
  • お子さんへの関わり方
  • 今後のお子さんへの接し方

・・・なども、定期的に夫婦で相談しておくことをオススメします。

 

 

◆夫婦会議のコツとメリット

お互いのことを思いやりながら、穏やかに、前向きに、率直に語り合うのが夫婦会議のコツです。


キレたりわがままを言ったりしては、いけません。

 

 

夫婦での話し合いをして夫婦仲が良好になると、
お子さんもお父さんお母さんの雰囲気を察知して気持ちが穏やかになります。

 

 

実際、夫婦関係が改善したことによりお子さんの不適応行動や心因性の症状がおさまったケースも数多くあります。

 

 

新学期からの学校復帰作戦その2
…和やかな家族会議で前向きに

夫婦会議に慣れてきたら、今度は家族会議です。

再登校について、やはり、穏やかに、前向きに、率直に、語り合っていきましょう。

 

◆「非日常」を意識した家族会議を

家族会議の時間は、日常生活とは分けることをお勧めします。
 

 

きっちり時間を決めて、その時間内である程度の決着をつけること。
 

 

もちろん1回だけと限ることはありません。
とりあえず、1回目の日時を決めてちゃんと話し合いができるか試してみましょう。

 

 

日常の延長上で、だらだらと話しているのは良くありません。
適度な緊張感と、本音を適切な態度で語り合う場として、家族会議を設置してください。

 

 

◆不登校復帰作戦の家族会議の方法

家族会議の具体的な方法は、

まずは・・・

 

「今度の〇曜日の〇時から、リビングで1時間、家族で話し合おう」
 

と、お子さんに伝えます。

 

自発的にお子さんがリビングに来てくれるのが一番ですが、
自分のこと、学校のことを話すんだ・・・と思ってしまうと不安で出てこられなくなってしまうお子さんもいます。

 

もしお子さんが自室に閉じこもったりしても無理に侵入したりせず、
 

「△時まで、待ってるね」
 

と一言伝え、時間内は決めた場所でお子さんを待つのが良いでしょう。

 


◆お子さんが自発的に参加してくれたら・・・

お子さんが家族会議に参加してきてくれたら。
まずは褒めましょう!

 

「よく話し合おうと思ったね」
といっぱい褒めてあげてください。

 

そして、次のようなことを最初に伝えましょう。
 

  • 決して学校に行かせようとするための話し合いではないこと(最終的にはそうだとしても)
  • 今、お子さんが感じていること、考えていることをまずは聞かせてほしい、ということ
  • そのうえで、お父さんお母さんが感じ考えていることを言うから、聞けそうなら聞いて、ということ

 

このように伝えて穏やかに話し合えれば、

家族会議に自発的に参加してくれた子ならたいてい素直に1時間(決めた時間)、がんばって参加し続けると思います。

 


◆家族会議、延長はNG!

家族会議は、特に初回は延長はしないこと。
 

話が続いていても、1時間できっちり終えます。
 

「続きは、〇日の〇時から話そうか。また1時間ね」

と2回目の約束をしておけばOK。
 

 

一度で解決しようと焦らないこと。

・・・これは親子関係においては、どんなときでも非常に大事なことです。

 


上記は、初めての家族会議の方法に限ります。
2回目、3回目以降は目標や目的も変わってくると思いますので、工夫が必要です。

 

参考にしていただければ幸いです。

 

 

新学期からの学校復帰作戦その3
…学校と相談する

これまで、夫婦間の相談、家族間での相談、と相談が続きました。

 

 

不登校は、たいていが関係性の問題で起きていること。
関係性は相談することで改善していけます。

 

 

今度は、学校との相談です。
 

 

学校との良質の関係づくりと担当の先生との綿密な相談は、不登校からの学校復帰には欠かせません。

 


◆旧担任・新担任と相談する

まずは、不登校が始まったときの担任(以降、旧担任と呼びます)と相談する機会を持ちましょう。

 

極力、直接面談を!

学校サイドとは、どんな立場の人とでも、直接会うのが一番です。
 

 

学校までおうちから遠くても、お仕事が忙しくても、極力、直接会う時間を設けてください。
 

 

電話でもわるくはないのですが(相談しないよりはずっと良いですが)、
電話での相談はすごく難しい・・・というのが正直なところです。

 

心理の専門家でも、可能なら電話カウンセリングでなく対面カウンセリングにしたいです。
電話で、相手が見えず声だけ聴こえる状態ですと、相手の感情が見えづらいことが多々あります。

 

 

しかも、不登校の場合、解決しようとしている問題がとてもデリケート。

 

お互い(親・旧担任)、相手にいろんな感情を抱いており、直接会っていても誤解が生じやすいもの。

 

電話では余計に、不要な勘違いを誘発しやすいのです。

 


◆旧担任との相談内容

旧担任との相談では、学校復帰をさせたいと考えていることを伝え、訊いておきたいことを尋ねましょう。

 

 

友だち関係の問題があったなら、現状を聞いておくのが良いでしょう。
その子と別のクラスにしてほしい・・・等のお願いも、場合によっては受け入れてもらえることもあります。

 

 

勉強面での問題があったなら、学校復帰に際してあらかじめしておけることはあるか、春休みに補習などをお願いできるか等、訊いてみてもよいでしょう。

 

 

旧担任を問い詰めたりむやみに困らせたりしてはいけません。
良好な関係づくりが、一番の目標です。


 

もし、すでに新しいクラスが決まっているなら、新担任との話し合いの場も取り持ってもらいましょう。
 

 

理想は、旧担任と新担任、そしてお父さんお母さん(可能であればお子さんも)での話し合いです。

 


◆相談室や保健室と連絡を密に

相談室や保健室ともつながっておくこともおすすめします。

 

 

学校復帰してから、万一、また学校に行きたくなくなってしまったとき、すぐに学校に全く行かない状態にならずに相談室登校や保健室登校の可能性を作っておくためです。

 

 

やはり、完全不登校(おうちにいる状態)よりも、保健室や相談室には行っている不登校状態のほうが、教室復帰がしやすいケースが多いです。

 

 

相談室や保健室の先生やスクールカウンセラーさんは、不登校対応のベテランです。

 

何でも気軽に相談して、信頼関係を築いておきましょう。

 

 

出来れば、春休み中にお子さんも先生やカウンセラーさんに会っておくと良いでしょう。

 

 

新学期からの学校復帰作戦その4
…転校という選択肢を作る

もし、不登校の原因が「いじめ」の場合。

 

 

「転校」という選択肢を、早めに作ることをおすすめします。

 


性格や生き方を、なかなか変えることができない人も、世の中にはたくさんいます。
いじめをしてしまうような人は特に・・・。

 

 

複雑な思いがあるかもしれませんが、

いじめをするような人からは「逃げる」のも十分に賢い策であり、大事な策のひとつです。

 


◆いじめへの恐怖感の中で学校復帰をうながすと・・・

「また嫌なことをされるかも」という恐怖感がある中、学校復帰をうながすのはあまりに酷というもの。

 

 

いじめの問題が解決していない中、転校を許さず、学校復帰を促し続けていると、親子関係にも亀裂が生じます。
 

 

お子さんは「友だちからはいじめられ、親はわかってくれず・・・」と、さらに孤立してしまいます。

 

 

もしも、今の学校が、人気の付属校でも、しんどい中学受験の末に見事受かった第一志望校でも、まずは、お子さんの心身を守るのが大事です。

 

 

問題のない学校はない・・・だからこそ協力して策を練る

公立の学校も、いろいろ問題があるところもありますが、逆にまったく問題がないところはありません。

 

運と言ってしまえば運なのですが、

経験を活かして対策を練っておける分、転校先のほうがリスクは低いと言えるでしょう。

 


◆転校先の学校に、経緯を伝え対策を!

転校先の学校にも前の学校での経緯を伝えてしっかり対策を練っておきましょう。

 

 

お子さんとしっかり話し合い、

 

「もしかしたら新しい学校でもいじめはあるかもしれない、

でも、ちゃんと学校とも話し合ったから大丈夫。

何かあったらすぐに、

お父さんお母さんでも、先生にでも、誰でもいいから信頼できる人に言ってね」

 

と温かく真剣に伝えましょう。

 

 

いじめ問題でボロボロになっていたのに、転校して見違えるように元気に学校に通った子もたくさんいます。
 

 

もちろん、中には再度不登校になりまた別の道を探した子もいます。

 

 

どんなときも、まずは「お子さんに共感しながら話し合うこと」です。

 

 

新学期からの学校復帰作戦その5
…ひきこもり防止方法を考える

春休み明けに学校復帰してほしいと切に願うお父さんお母さんのお気持ちの中に、大きく存在するのが「長期の不登校」「長期のひきこもり」への不安ではないでしょうか。

 

 

長期の不登校・ひきこもりを防止する策も、この機会に練っておくと良いでしょう。

 


◆まずは専門機関へ!

不登校・引きこもり状態の原因が精神疾患でないかどうか、専門機関を受診して確認しておくことをオススメします。

 

 

この、専門家への受診が遅れたために、つらい不登校・ひきこもり時代を過ごし大きくなってから発達障害などが見つかったケースもあります。

 

 

診断をして必要に応じて療育・治療に少しでも早く取り組めば、親御さんもお子さんもずいぶん生きやすくなります。

 

 

精神疾患がない場合も、お医者さん等の専門機関と連携できていればいろんな機関や方法を紹介してもらえます。

 


◆高校の場合、退学は最終手段

また、ひきこもりがちなお子さんが高校生の場合は、退学は最終手段としましょう。

 

 

行く気がないからという理由やお金がもったいないからという理由でさっさと高校中退してしまった結果、ずるずるとひきこもりが続いてしまう・・・というケースが多々あります。

 

 

まずは留年、休学を選択しておきましょう。

 

 

お子さんが学校に籍をおいておくのも嫌だと言っても、次の進路が決まっていないなら今の学校に籍を残しておくことをお勧めします。

 

 

そのうえで、なぜ籍をおいておくことすら嫌なのか、しっかり話し合いましょう。

 


◆高校生の場合、休学・退学前に必ず進路を決めよう

退学の前に必ず進路を決めておきましょう。

 

 

中退した後、大学等の受験はするのか、高認は受けるのか、バイトするのか、就職するのか・・・
 

 

具体的に親子で相談し、決めるのが大事です。

 

 

フリースクールでも予備校でも仕事でも、中退後の所属先を決めること。
 

お子さんがどんなにつらそうにしていても、必ず所属先は決めてください。

 

 

「中退したら探すから」「中退してから申し込むから」という口約束で終わらせないこと。
 

 

口約束だけの場合、かなりの確率で約束は守られず、ずるずるとひきこもり状態になりがちです。

 

 

 

 

以上、「新学期からの学校復帰作戦!春休み中に親子で不登校と向き合う方法」でした。

 

もしも、春休み明けからの学校復帰がかなわなかったとしても、

夫婦会議・家族会議・学校とのやりとりの経験は必ず糧になります。

あきらめないで! 応援しています^^

 

 

 

 

ご覧頂きありがとうございます。

 

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