あれから1年
私の第2の父である、ホセ・トーレスが亡くなって1年になる。昨年末にお墓参りに行ってきたけれど、奥様はかなり痩せ、そして沈んでいた。
本当に、温かい人だったなぁ。
http://www.youtube.com/watch?v=mCfHjivUY8c
ライトヘビー級王者時代のホセです。皆様ご覧下さい。
PacがMayweatherの前座をつとめた日
僕がPacmanの試合を初めて生観戦したのは、2001年の11月10日でした。珍しくHBOで中継される世界タイトルマッチがサンフランシスコであり、雨の中、車を飛ばして取材に行きました。
メインはFloyd Mayweather Jr. × Jesus ChavezのWBC130P戦。2001年のMayweatherは1月にチコ・コラレスを下し、5月にはカルロス・ヘルナンデスを破っており、この日も順当に挑戦者を9ラウンド終了後に棄権に追い込みました。
その前座でIBFスーパーバンタム級チャンピオンとして、WBO同級王者のAgapito Sanchezと闘ったのが、米国に進出したばかりのPacだったのです。
正直に告白しますが、「おおー日本製のMIZUNOのシューズを履いた世界チャンピオンじゃん!」という位しか印象に残りませんでした。というのも、Agapito Sanchezがローブローで減点されたり、Pacが右目の上をカットして試合続行不可能となったりで、白熱のファイトとは呼べない一戦だったのでございます。
あの日から「いつかアメリカでメインを張ってやるぜ!」「メイウェザーを喰ってみせるぜ!!」って思っていたのでしょうか
でも政治家になってしまったら、もうボクシングからは遠ざかるでしょうなぁ。
勝ち組
元旦に記したCarbajalは、ソウル五輪の銀メダリストです。そして、写真の彼、レノックス・ルイスは同じソウル五輪、スーパーヘビー級の金メダリスト(因みに同級の銀がリディック・ボウ)。
ルイス、最近はHBOの解説者として稼いでいます。
彼が第一線にいた頃のヘビー級と比較すると、今の王者たちは8回戦くらいのレベルですなぁ。「ここまで落ちたかヘビー級!」って感じだもんねぇ。
いくら世界タイトルを手にしていても、リングパフォーマンスで見る人の心に訴えるものが無ければ人気は出ない。そういう意味でも、ボクシング界を牽引するのは、Pacmanしかいませんね。
ルイス、タイソン、ホリフィールドの頃のヘビー級は面白かったな。「絶対に取材しなきゃ」って思ったもの。その点、クリチコ兄弟じゃ話になりませんな。今年も最重量級には期待できないよね
Carbajalとの再会
皆様、あけましておめでとうございます。本年が良い年となることをお祈り申し上げます!
08年8月に、私は http://ameblo.jp/m-fist/entry-10127019530.html なことを書きました。ずっと気になっていたのですが、先日再会して参りました。
カルバハルは語っていました。「内藤、亀田、坂田、正直言って、今の俺でも勝てるだろう。でも、やっぱりブランクもあるし、地道に少年たちを育成していく道を選んだ。心配させてごめんよ」
しかし、肉親に全財産を奪われてしまうなんて、掛ける言葉が見付かりませんよね・・・。けれど、彼らしく前向きに生きていましたのでホッとしました。
ちょっとカルバハルについて、長めの記事を書こうと思っています。
このBlogを読んで下さっている皆さん、本年も宜しくお願い致します