Takuya Sugiyama

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$『ファインドスターニュース』の編集長が走りながら考えました。

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2010-12-11 00:29:44

2011年に向けて

テーマ:ファインドスターメルマガ編集部の取材日記
広告ニュースのメッセージで2010年に向けて、といった内容を書いてから早いもので1年経ってしまいました。
今、インターネットビジネスニュースという新たなメディアと、これから平行して取り組んで行く新規事業という1年前には想像もしていなかった取り組みをしています。

インターネットのビジネスは今なお拡大市場にあり、お会いする方はどなたも、夢に燃えています。
「世界へ」「世の中を変える」という言葉を毎日のように聞くのも、インターネットビジネスに関わる仕事の特徴のように思います。

私も「メディア作り屋」を名乗って、広告ニュース立て直し、新ニュース立ち上げをしてきたわけですが、どうにかファインドスターもメディア企業のイメージが広がったような手応えを感じています。
今までは一般参加してきたイベントなども、プレスの案内をいただけるようになってきたり、リリースをお送りいただける企業も格段に増えました。

世の中に、山のようにブログニュースメディアが立ち上がり、それぞれが情報を発信しています。
今や、数百というブログニュースメディアが趣向を凝らし、テーマを考え、あるいは高度なプログラムを組み込みながらも情報の濁流の中に浮かんでは消えていきます。
こうした中で、無名だったファインドスターのメディアが、ニュースメディアとして認識されたこと、それから大手ポータルサイトなどとのリレーションや、ソーシャルメディアを介した情報流通などが、再現可能な形で整備できたことは、ご協力くださった熱い「仕事人」の皆様のおかげであり、私自身の貴重な経験というか資産になっています。


編集部を見れば、国内に3名、海外に4名、私を合わせて8名もの人間がかかわる編集部になりました。
メディア立て直し時に、私一人まで減少した編集部を思い出すと、時間の流れの速さを実感します。
まさか、時差を気にしながら海外4カ国とコミュニケーションをとるような仕事をするとは、考えてもいませんでした。
今や、月例で開催する記者懇談会が私の楽しみになっています。
とりあえずなんでもやってみよう、という前向きな楽観の大切さ、インターネットの持つスピードと可能性を感じます。



2011年、変化やチャンスにはどんどん飛び込んでみようと思っています。
新しいビジネスモデルをみつけて、取材に伺い、その情報をお届けしたいと思います。
私自身の情報発信も、ブログメディアからメディア事業を通してつながりが構築できたFacebookに移行しました。
このエントリが本ブログの締めくくりとなります。
また、Facebookでお会いしましょう。(面識のある方でフレンド登録まだの方は是非、お知らせください)
ちょっと、実名でのつながりを使って、色々やってみようと思っています。

ファインドスターとして初の試みのインターネットビジネスニュースFacebookファンページもあります。
コーポレートサイトTOPからリンクを貼ってもらっていますので、合わせてご覧ください。
2010-12-09 00:49:10

支離滅裂でいいじゃない

テーマ:ファインドスターメルマガ編集部の取材日記
そういえば、Twitterで「みんな名言bot目指すから続かないんだよ。3割バッターでもすごいことだよ。」とつぶやいたら、翌日のmentionsがものすごいことになっていました。
3割バッター発言が、ホームランになったという。

人間というのは、自分の言葉で自分を縛ってしまうもので、それは実は言葉を発する前からはじまってるんですね。
いい事を言わないと品位を疑われるとか、つい思ってしまう。

くだらない事をぼそっとつぶやいたり、そこから何のつながりもなく夢を語りだしたり、批判をしてみたり、本来僕らの脳の中の思考なんて断片なのに。
そして、もしその全てが大多数の他人から共感を得るなんてことはないのに。


さて、昨日の文章は、長い割にはそのあと沢山の補足説明の必要な文章でした。
一つ、説明しておかないといけないのは、当たり前ですが登場人物は誰がいいとか悪いとかではなく、僕が忌み嫌ったのは組織という仕組みであり、そこで繰り広げられる人間関係というしがらみなのです。

当時の事業部は既に存在していません。

また、かつては泥沼のような場所に居たメンバーの一部は、今では事務所を構える飛躍を見せてくれたことを付記しておかねばなりません。
また一部は別の事業部で活躍しています。

人間の関係性というものも、距離や時間によって変化するもので、立ち位置が変わり視点が変わることで上手い距離が作れる事があります。
実際、あんな書き方をした過去の登場人物とは、先日ソーシャルメディアについての情報交換を行ったりしているのです。
僕は生まれたときから今の僕であったわけではないように、あるいは今の僕は明日の僕ではないように、人間なんてどんどん変化していくものだと思うのです。

ちなみに、昔から応援していたんですけどね。
いや、信じてもらえなくても別にいいんですが。
当たり障りない、あるいは耳障りのいいコミュニケーションだけが愛情表現ではない、という事です。
あるいは、本当に人間を嫌悪したのなら、無関心でいるはずなのです。
いい人だけが、いい人ではないと。

最終的には自己弁護になってしまいましたが。



それにしても、ブログメディアというのは面白いもので、数ヶ月前のエントリを読んでいただいた方から「共感します!」といったメールをいただきました。
何の事だろうと思って話をしていたんですが、僕にとってはずいぶん昔の事でも、読んだ方にはまさに今のように見えてしまうんですね。
まとめ読みなんかしたら大変です。
2010-12-08 00:20:57

残酷な世界で生きていくという幸福

テーマ:ファインドスターメルマガ編集部の取材日記
今日は働き方のお話。

以前、僕はこのブログのエントリで社長にはならない、ということを書いた。
また、マイクロ法人化してファインドスターとの関係を、雇用関係から、業務委託(あるいは契約)関係に切り替える、ということを書いた。そして、実際に法人化に向けて動いたのだ。
この2つの行動そのものは、一貫した考え方からきているものなんだけど、僕なりにどうも矛盾が残っているような気がしていた。

だって、社長にならないって宣言しながら、マイクロ法人化して社長になるわけだから。
果たして、僕はどういう心理でこのような決断を下したのか。
人間というのは、自らの行動についてすべて、論理的な思考を文章化して説明できるものではない。
だけど、同時に人間というのは説明できる文脈さえみつかれば、(それが直感であれ)決して理論的に破綻した決断を下すことはない。


「僕はなぜ、この方向に向かっているのか」という思考を頭の片隅にかかえたまま、半年近くを過ごしてきた。
そこでようやく、自分自身を説明するフレームワークと出会ったので、ここでちょっと書きたいと思う。

橘玲氏の『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法(幻冬社)』にこんな考え方が紹介されている。



僕らにとって最も大切な、家族や恋人などとの関係を「愛情空間」と呼ぶ。
「愛情空間」の周りには親しい友だちとの「友情空間」がある。
友達でも家族でもないさらに外側の付き合い、つまり先輩や後輩、上司や部下といった付き合いを「政治空間」と呼ぶ。
さらにその外側には、茫漠とした「他人」の世界が無限とも言える広さで広がっている。
しかし、最も外側の世界は市場で覆われていて、例えば僕の着るセーターなどはアフリカで織られたものだったりする。
これを「貨幣空間」と呼ぶ。

実際の「空間」としては「貨幣空間」が無限とも言える広さを持っているけど、僕ら自身にとって大きな存在なのは「愛情空間」ということになる。
「友情空間」は正直、学校を卒業してしまって社会に出ると、希薄になる。
学生時代の「友情空間」はとても大きい。友達は多ければ多いほどいい、と一般では言われ、少ないといじめの対象にもなる。
また、集団から仲間はずれにされるということは、“大昔の”人間にとっては生死を分つ重要な事項だった。
でも、いまでも、集団から仲間はずれにされて生死を分つ学生のニュースは耳にするけど。

そして政治空間。いわゆるムラ社会というか、組織。
戦国時代の国取り合戦や、幕府のお話、昔の会社組織など。
限られた世界だから、一番が層取りのゼロサムゲーム。頂点からの階層構造を持つ。
愛情や友情だけでなく、嫉妬や憎悪、裏切りや復習なんかもあり、ドラマのテーマとしては愛の次によく使われる。
また、金持ちは腹黒く、貧乏人は純粋無垢という考え方もこの空間から発生する。

「貨幣空間」のルールはシンプルだという。
そして、そのルールに則って、より多くの価値を生み出した人が、結果的に金持ちになる。
豪華なビルの最上階に居座り、権威で周囲を畏怖させるような金持ちとは違い、世界中を飛び回り人と人、ビジネスとビジネスを結びつけることで富を生み出す人が富を得る。

そんなふうな考え方をすると、いろいろと整理ができそうな気がしました。


どこまで遡ったらいいでしょうか。

誤解のないように記しておきますが、これから書くエピソードは、誰が悪いわけでもありません。
僕から見たら嫌悪する事態になっていたかもしれませんが、どちらかと言えば僕が、社会や集団に馴染んでいけない人間なので、その視点からの文章であることをお忘れなく。


僕がファインドスターに戻ってきたときの、昔部署にまで話を戻しましょう。

社員15名くらいの時代に一度ファインドスターを退職して、3年ぶりに戻ってきた僕にとっては、たった3年で70人近い人数にまで大きくなった会社はまるで別の会社でした。
現に、知っている顔ももう、4人しかいませんでした。

今になって前述した考え方をつかって、ようやく説明できるのですが。
かつては“ド”がつくほどの、「どベンチャー」であり、すべてがフラットで個人商店的自由があった会社が、僕が戻ったときには上下の階層構造を持つ「組織」になっていました。

それは僕のいた事業部という、下部組織でも同じで、そこはまぎれもない「政治空間」でした。
事業部長がいて、マネージャーがいて、リーダーがいて、担当がいて、常に上下関係を意識しながら「政治的」に評価を得ることに腐心をするメンバーに、底知れぬ嫌悪を抱いたのでした。
例えば「それは杉山さんの担当なので、私は知りません」といった言葉が出てくるように、そこは責任逃れと保身のパラダイスでした。

部署を異動し、代表の内藤直下になったときには、社長直伝で毎日ボコボコにされつつもそこに「政治空間」がないことに安心感を得ていました。
つまり、フェアなのです。フェアゆえに、能力が足りない僕はボコボコにされるのです。
そこにきちんとした秩序があれば、詰められることに大きな苦痛はなく、かえって信頼が増すというものです。

ただ僕は、その後に度々あった異動で事業部という組織に入ってしまうと、どうにも上手く働くことができませんでした。
でも、それは僕自身も何故そうなのかは、説明ができませんでした。

あるとき、僕がアルバイトともめてしまって、社内的に問題になったことがありました。
僕は本当に大人げない人間なので、当時はまわりの人にいろいろと迷惑をかけていました。
また、このブログでの論調についても、どうやら社内で色々なことを思っていた人がいたようです。
そして、そのときに同期から「こうやっているうちに杉山さん、社内に味方がいなくなっちゃうので、少し行動を考えた方がいい」ということを言ってもらいました。

これは本当に、皮肉と言わざるを得ない、というかそこについて僕は触れることを避けていたのではないかと自分でも思うんだけど。
「社内に味方を作っておく」という発想が、僕にはスッポリと抜け落ちていた事がこのときに気づかされました。

また、同期が本当に僕の事を心配していってくれた一言から僕は、僕が認めようが認めまいが、会社が既に組織になっているのだ、ということを痛感したのでした。
僕は組織が嫌で、大手企業からベンチャーに飛び出した人間でした。そのベンチャーも、やはり大きくなればきちんとした組織になるのです。

変わっていく組織と、どうしようもなく変われない自分がひどく滑稽でした。
このときからつい昨日までは、痛感した事を感情では感じていても言葉にすることができませんでした。

でも、考えてもみれば、当たり前です。それに、喜ばしいじゃないか、とも思います。
あんなに苦労したベンチャー起業が、努力の末に沢山の人が関与する、大きな組織に成長したんだから、これはとてもすごい事だと思うのです。
皮肉ではなくて、本当にそう思うのです。だから僕は内藤を経営者として信頼して、人間として尊敬しているのです。

それから、これだけの規模の会社になったからこそ、赤字事業でも新規事業部を存在させてくれている、という事実を忘れるわけにはいきません。


そして、もう一つの体験が、僕に「貨幣空間」のいい部分を教えてくれました。

メディアを持って仕事をすること、あるいはソーシャルメディア上で自分自身がメディア化していって、沢山の方とつながったり、つなげたりしていく中で感じた事がありました。
Twitterはゆるいつながり、などと言われますが、他人のつながりである「貨幣空間」も十分にゆるいつながりです。
こうした世界に身を置いていると、ゆるいつながりの持つシンプルなルールと、その妥当性が実感できるのでした。

ニュースメディアやイベント、Twitterといった媒体を介して、これまでお会いしたこともなく、またお会いできるとも思っていなかった方から「会いたい」とお声がけいただき、人脈が次々広がっていきました。
そこには、自分の仕事を心から愛して、お互いの仕事に対して強い興味関心を持った人が集まり、お互いに尊敬し合い、とても有意義な会話が飛び交う世界がありました。
そういう中に身を置きながら、僕自身のアイデンティティも確立していくような、僕が社会に対してできる事を、社会が教えてくれるような体験をして過ごす事ができました。

それはメディアがIBNに変わった今でも、お会いする方や、会食させていただく方がベンチャー経営者にや責任者に変わったというだけで、相変わらず自分の仕事を愛してやまない人でした。
幾多の不安はありながらも、それを切り抜けながら見せる、何とも言えない笑顔が印象的でした。
能天気な楽しさではなくて、この楽しい時間がある事への感謝の念すら伝わってくるような、そういう重みのある、笑顔や握手でした。

そして、今更ながら見えたのです。
組織の中で唯一、あらゆる社長は「貨幣空間」に生きている。

社長でありながら「政治空間」で生きているのは、一昔前の独裁者か、利権商売の社長だけです。
また、2番手以下は嫌でも「政治空間」に身を置かざるを得ません。


冒頭で紹介した書籍にもありますが、「貨幣空間」はある種残酷な他人ばかりがゆるくつながった世界です。
僕がメリットを提供し続ける限りは、僕の居場所がありますが、そうでなければ退場を迫られます。
それでも、僕は思うのです。
フェアで残酷な世界で生きていくことができる幸せは、自分で動けば手に入る。


それが、僕なりに「組織は作らないけど、社長にはなる」という今の方向性を生み出した、僕の無意識の判断だったのではないかと。
そう思ったのでした。

苦悩というものは尽きないものですが、あらゆる苦悩に真正面から向き合って、身体感覚にしんどさがにじみ出てぐったりするまで考えると、突然世界が開けたりはっきり見えたりするもので、つまり悩める事は幸せだと思うのです。
自分の人生ですから、視線を「苦悩」から「夕刊フジ」とか「少年ジャンプ」とかに向けて家路を急ぐよりは、車窓に映った自分の顔でもみながら死ぬほど悩み苦しむくらいの価値はあるんじゃないでしょうか。
2010-11-30 20:30:39

Evernoteつかいやすいなぁ

テーマ:ファインドスターメルマガ編集部の取材日記
iPadを持ち歩くようになってから、Evernoteの便利さをひしひしと感じています。
僕の場合、こんなドキュメントを仕事でよく扱います。

・手元においておきたい各社からのプレスリリース
・取材依頼書 または、質問概要
・取材先の過去掲載記事(ネット/紙)
・新聞の切り抜き
・イベントの開催通知や、参加票

ほとんどがデジタルデータなので、全部Evernoteのメモとしてアップしています。
参加票なんかは、プリントアウトを手渡ししなくていいのならiPadに表示させてピッとやってもらえばいいので、意外と使えます。(忘れた!ってことがないし)

あとは、新聞記事です。
切抜きを紙で管理していたんですが、ファイリングすると開くのが面倒だったり、会社に行かないと見れないのです。
しかし、今日から強い味方ができました。

ScanSnapです。
マーケの社員からの業務改善提案で、試験的に導入されたこのスキャナー、自動でEvernoteに連携できます。
早速、アプリケーションをインストールして、新聞記事をスキャン。
スキャンしたPDFは文字認識機能によって文字データを持った状態でEvernoteにアップ。
スキャンから文字認識してアップロードまで、30秒とかかりません。早い。

おかげであとから検索もできます。
新聞の切抜きが、iPadから検索できるんですよ!?
しかも、探し出したドキュメントを、打合せしている相手と紙と同じ感覚で見ながら話せるんです。

文字を読むことについては非常に優れているiPad。
新聞のスキャンも、新聞より読みやすくなってます。

小さな違いなんですが、PCだとモニターを一緒に覗き込むときに、近すぎるんです・・・。顔が。
確度がついていても見やすいディスプレイ、平置き、タテヨコ自在でクルンクルン扱えるiPadが細かなところで使いやすい。


さて、
これで、「あの記事、取材依頼出したいけど会社に行かないと見れない」という今までのイライラがなくなりました。
また、会社には相変わらず紙のファイルも置いてあるので、他の編集と共有するときにはそれで共有してます。

また、もう一つ大事なこと。
僕の扱う紙の資料というのは、もしファイリングするとしたら、全部別のファイルになるわけです。
リリース記事と、取材内容を同じファイルには入れません。
ファイルがたくさんになると、ファイルをさがすのもいやになって、閉じっぱなしがおきます。
Evernoteが使いやすいのは、タグだけつけて全部まとめて突っ込んでおけば、あとからタグで探し出したり検索して取り出せるのです。


これ、広告代理店ならEvernote上に媒体資料を置いておいて、顧客先でiPadに呼び出して提案したら、プリントアウトの必要がなくなります。
カラーで非常に美しく表示できるほか、PDFの見本誌があれば同じくEvernoteからiPadに呼び出してそのままお見せできます。(会社内で見本誌が切れた!とか「残り1部なので持ち出すな」とかが不要に)

お客さんには、提案しながらその場でGmailを使って媒体資料を送れば、打合せ中に「今送っておきました。」と言える。
ノートPCをお持ちの方やiPadをお持ちの方なら、お互い画面に出してみながら打合せできる。

「今送っときました」⇒「んじゃ、今開くね」の、イマイマ会話で帰ってからメールを打って、文字で商談を続けるようなこともなくなります。



あと、もう一つiPad+Evernote(+iPhone or ケータイ)で便利なこと。
セミナーや講演をはじめ、取材中であってもボタン一つで録音が可能。
メモとりながら、録音ボタン押して、要所要所を残しておいてからあとで文字起こしができます。
レコーダーみたいに(さあ、録音しますよ)という、いかにも感もなく、打合せでも自然です。

録音ファイルは、あとでメモを見ているときに同じく1タッチで再生可能。
紙から音が出てくる感覚。
しかも90分も録音して、データは全部クラウドに置けるから、容量の少ないiPadでは嬉しい。

写真も。
イベント写真を撮影して、ケータイのEvernoteを立ち上げたら、メモに貼り付けて同期させておけば写真入メモの完成。


先日はデバイスの大小を生かして、移動中にiPadでまとめた原稿を、AndroidケータイのEvernoteで呼び出してスピーチのカンペにしました。
使い方は色々ですね。
2010-11-28 21:37:04

ハワイで溶岩づくりからホームレス事情まで made in Hawaii の旅

テーマ:ファインドスターメルマガ編集部の取材日記
かなり時間が経ってしまいましたが、11月に社員旅行でハワイに行ってきました。
んで、紀行みたいに書き始めようかと思ったんですが、いつまでたっても書きあがらなそうなんで、切り口を変えて書いてみます。

今回の旅のテーマは、made in Hawaii食いまくり&探しまくりの旅。

というわけで、いつもとちょっと違うテンションで、スタートです。
$『ファインドスターニュース』の編集長が走りながら考えました。
☆ALOHA!! ↑朝のジョギング風景、地味にダブルレインボー。

※手を抜いて写真はこれだけで、あとは全部リンクです。

でも、ハワイ行ったら明け方5時半~jogすべき。絶対に。


■到着初日はサンダルから

11月の上旬とはいえ、今年は例年より気温が下がり、出発日も結構な厚着になっていました。
ゴールデンウィーク以降、仕事中もサンダル生活を通してきた僕ですが、さすがに11月ともなると日本からサンダルで出発とはいかず、渋々靴を履いてでかけました。

と、いうわけでまずはサンダル。
有名ブランドひしめくワイキキで、あえて6ドルの「Locals」のビーサン。
ものすごい安物のどうでもいいビーサンながら、ハワイ滞在中の足を支えた信頼の1品。

地元に友達がいないから定かではないものの、エイ出版さんによれば、地元民愛用のビーサン。
その安さから、万一ビーチで盗まれても全く問題なし。

ローカルズ : http://www.oceansoles.com/

本当に初日から帰国まで、全部このビーサンだけで過ごせました。
ソール部分も適度な厚さがあり、疲れ知らず。
鼻緒は適当に引っ張ると伸びるので、靴ずれ知らず。
ABCストアではなく、もっとなんでもない雑貨屋にたくさん並んでいます。


で、夜は「Open table」で日本から予約して出かけた「マリポサ」。
有名店なのでググってください。→ マリポサの検索結果
ハワイリージョナルキュイジーヌということで、ハワイ産食材を使った料理をいただきました。
アラモアナセンターのニーマン・マーカスにある、割とフォーマルな感じのレストランですが、短パン&ビーサンでもOK。
2歳児がいてもOK。お子様用のメニューもあり。
11月なら5字半~「ochan side plz」と書いて予約しておけば、6時のサンセットをテラス席から見れて、“ハワイに来た感”たっぷり。


■ハワイの実際を知る2日目

来る前にネットで現地ガイドさんをみつけ、メールでやりとり。
カハラ~カイルア-H3-H1-H2-ハレイワ~ワイアルア
を回ってもらうことに。

カハラ高級住宅地などを抜けて、カイルア方面へ。
途中マカプウ岬なんかも見たんですが、実際のところハワイってどうなんだ、という話を根掘り葉掘り聞いていました。

~曙の出身地ワイマナロ~
ワイキキから車で40分くらいの田舎町。
少ししか走っていないのに、すっかりカントリーです。
この街唯一のショッピングセンターには曙像(写真→Google画像検索)。
このショッピングセンターも、本当に田舎町の何も無い商店街。
暮らしは決して豊かではないそうで、日本へ行って成功を収めた曙は街のヒーローとか。
楽園ハワイも、ワイマナロで暮らす方々にとっては生活館漂う、狭い島だとか。

~ハワイのホームレス事情~
ハワイにもホームレスがおり、ワイマナロからカイルア方面に向かう途中の公園は、代々木公園かと思うほどのビニールシートのハウスが並んでいました。
違いは、サーフボードが置いてあったり、ラジオを聞きながらビーチチェアでくつろぐホームレスのファンキーな姿。
彼らはハワイでの失業者、アメリカ本土から渡ってきて生活がどうにもならなくなった人、サーファー(笑)、などだそう。

ワイキキなどのタウンではなく、カントリーまで流れてしまって果たしてどうやって食料を確保しているのか?を尋ねたところ「そこら辺に果物がなっているので、それを食べれば生きられるし、冬でもあったかいから凍死しないから」とのこと。
ホームレスにとってもある意味天国の島でした。

~ハワイの生活事情~
出発直後からいきなりディープな会話でスタートしたツアー。
実際のところ、ハワイは観光業で生きている人が大半、米軍関係者が1割、あとは役所関連、という仕事事情。
ホノルルマラソンとか、参加者3万人のうち2万人ちょっとが日本人みたいなのがいい例で、日本が一番のお客さん、日本人なしではやっていけない島と言い切っていました。
日本生まれでハワイで生活したり仕事している人は、人口の1%程度(ハワイ州の全人口125万人だから1.2万人くらい?)で、結構な人数がいる。
結婚でハワイに移住した女性も多いが、多くは観光関連の仕事に従事している。(逆に言うとどんな仕事も観光に関連してしまう。飲食店、通訳、ITなども。)
軍事関係者は人口の10%。

当然ですが、「ハワイに住みたい!」と思って仕事するとしたら観光業です。
僕は、ここに住みこんで観光業では仕事したくない。

さて、「お前なんでそんなハワイの暗部にばかり踏み込むの?」と思い始めたところで本題です。


~ダウンタウンのベットタウンカイルア~
高速が整備されたおかげで、ビジネス街のダウンタウンまで20分というカイルア。
僕が14歳の頃にホームステイでお世話になったハワイ大学の教授のファミリーもこの街に住んでいました。

有名なパンケーキ屋の「ブーツ&キモズ」でパンケーキをテイクアウト(ToGo)して、そのままカイルアビーチパークへ。
超天国。(天国過ぎて割愛)


~やりよる、カイルア商工会~
写真を他のブログから持って来ちゃいますが・・・

何気に、カイルア商工会のガイドマップがよく出来ています。
ブーツ&キモズや、カイルアのお店で手に入る。
日本のガイドブックよりも役立ちます。

僕は、ハワイ出発までにガイドブックやエッセイ含めて15冊に目を通したんだけど、これが一番役立ったガイドブックでした。(カイルア限定で。)

というか・・・日本のガイドブックで紹介されているカイルア、要所要所で写真と実際が違う(嘘はついていないけど、このアングルからこの画角で撮影したらずるいだろ)。
もちろん、ハワイを盛り上げようとか、わくわくさせたいという意図はわかるけど情報を伝える姿勢としては僕はこれはやり過ぎだと思う。
なので、非常に素朴ながらきちんとした姿勢で作られているカイルア商工会のガイドブックはおすすめ。
これも、地元商工会によるmade in hawaii。


~ハワイ刑務所事情~
なんでそんな話題ばっかなの(笑)、という感じですが。
ハワイは元々、ハワイアンの人達が暮らす島でしたが、白人が来てからは土地や言葉、文化も全て潰されてしまった場所。
そのためにハワイアンに対する手厚い保護がされるようになったそう。
その反面、保護は堕落につながり、ハワイの刑務所のおよそ6割はハワイアンだとか。
(よくある、地元民のウワサ的な話で8割という人もいて、これはどこまで本当かはわからないけど)

アメリカの中では治安はいいものの、前述のホームレス事情、恵まれない労働市場もあって、経済的な貧困はある模様。
それ関連での犯罪は尽きることはないようです。


~高速道路は軍用道路~
そういうわけで、カイルアからH3高速道路を通って、ワイキキ方面まで一気に向かって、H1~H2で北側へ。
カイルアから海沿いを北上というのが日本人がレンタカーで移動するときのお決まりルートだそうですが、地元の人はそんな事をせずに、20分で中心街まで出てしまって、さらに高速でそのままノースに行くそう。
距離的にはちょっと長いけど、時間は圧倒的に早いそうです。
高速道路、無料ですしね。

その高速道路、日本と違ってアメリカなので有事の際には軍用になるそう。
そもそも、建設費用の半額を軍が負担しているそうです。韓国もそうなんだって?
ただ、日本も本当に有事となれば高速道路が滑走路になったりもするんだろうなと思うのです。


~お前ら何やって生活してるの?ノースのサーファー~
で、ノース。

すっかりmade in Hawaiiから、「ハワイのどうでもいい話」になってますが。

Surf n sea」で、マウスパッドと海パン買いました。
お店の日本語サイトにも注意書きありますが、surf n seaの店舗横の駐車場でも車上荒らしが結構あるそう。
店内には、「君ら何やって生活してるの?」みたいな輩が、ちょっとヤバい喋り方でサーフィンのDVD見ながら「今のワザなら、俺もチョロイぜ」みたいな会話をしてました。
本土から来て、仕事をせずにノースでサーフィンをやるホームレスも多いとか。
問題は、帰れないこと。
made in hawaiiのホームレスですね。

ハレイワも観光に非常に力をいれている街で、古い街並みを保存することであの有名な景色が維持されているのだそう。
これも雑誌には触れられていないけど、ハレイワそのものがテーマパークのような場所になっています。
雑誌だと、あの風景はたまたま残ったような触れ方されてるんですが、観光施策の一環なんだそう。
うーむ、ちょっとがっかりだ。

あと、日本の「PLAZA」(旧ソニプラ)で人気のHappy Haleiwaで有名なスーパーマーケットは、既に潰れてなくなっていました。
「日本のキャラクター商品はとても儲けたんでしょ?」と聞かれましたが、儲かったと思いますが、キャラクターのフィーは格安だったんですね。


~むしろ、僕はこっちが好きワイアルア~
確かに、ハレイワは古きよき街並みが保存されていてよかったけど、ワイアルアの「オールドシュガーミル」は個人的に本当によかったです。

ハワイ産のククイナッツから作った石鹸や、リップクリームなどが人気の「Northshore Soap factory」。
ククイナッツは、お店で売っているレイでも使われている実です。(あの黒い丸い固いやつ)

さらに、ハワイはコナコーヒーだけではありませんオアフ島産「ワイアルアコーヒー」。
ソープファクトリーと同じ敷地にある「ISLAND X」で買えます。
ここのおじいさんが非常に親切。

H2北上中にワイアルア周辺で道路左右に見えるコーヒー畑。
ここでとれたコーヒーが販売されてます。機械で種を取り出したものだけでなく、自然乾燥で種を取り出した豆も売っていて、ちょっと変わったmade in hawaiiが手に入ります。


~レナーズのマラサダは、ワイケレ・プレミアム・アウトレットでも食える~
ワゴン出てますので、レナーズ行けなかった!という人も食えます。
ミニ情報


■ハワイの夜は地元ビールで
子連れのため、あんまり派手なことはできず、8時から飲んで10時には寝るという感じです。

ただ、ここでもmade in hawaiiを。
定番KONA BREWINGのロングボード。
KONA BREWING : http://www.konabrewingco.com/beers/longboard-lager
ABCストアでも、ワイキキにあるスーパー「フードパントリー」でも買えます。
フードパントリーなら、同社の別のラインナップも結構揃ってるので、バドワイザーとかハイネケンを選ぶなら、made in hawaiiで冒険してもいいかもしれません。

あと、今はもうアメリカ本土で製造されているそうですが「PRIMO」というビール。
PRIMO BEER : http://www.primobeer.com/
ハワイでは地元の人に古くから親しまれていたものの、倒産、その後本土で復活したという。
ハワイ版「エビスビール」。

KONA RONGBORDはラベルがいかにもハワイっぽいので、瓶を日本に持ち帰ってトイレのトイレットペーパーホルダーにしてます。(笑)


■ハワイの朝は、made in hawaiiの情報から
先日倒産したホノルルアドバタイザーズ。
今は、吸収されてスターアドバタイザーズとして発行されています。
ホテルのレストランでWSJとともにもらえるので、もらっておきます。

帰りにマグカップや割れ物を梱包するときにも使えます。(笑)

英語ですが、結構、ハワイのローカルの情報があって「へぇ」という内容。
スポーツ欄にはハワイ大学の選手がインタビューされてたり、社会面では結構大きな交通事故がワイキキ周辺であったりとか。



しかし、このエントリ nageeeeeee!




■溶岩までmade in hawaii
溶岩持って帰るわけじゃありません。
(持ち帰っちゃいけないんですよね、ハワイ島のは)

「ビショップミュージアム」って、ワイキキからだと遠くて、タクシーでいくかTheBusで1時間くらいかけて行くかなんですが、結構おすすめです。
子供連れには特に。
ビショップミュージアム : http://www.bishopmuseum.org/

特に、娘が科学好き、しかも火山好き女子で、ハワイに来る前から「島ができるまで」みたいなのを見せて、大いに盛り上がっていたので、ここはうってつけでした。
ハワイの列島は、プレートの移動と火山活動で今の形ができて、島の並びは時系列。
当然ながら時間経過で土壌も島ごとに変わっている、といったことを話しながら娘とまわりました。
僕、植物男子(草食ではない)なので、植物については結構興味持って話せます。

ここでは、日本語解説のプラネタリウムと、何と溶岩を見せてくれるショーがあり、両方見ました。
タイムスケジュールがWebで公開されてるので、予定をこれに合わせていくといいと思います。

丁度、ムームーっぽいドレスを着ていた娘は、溶岩のショーで前に出て実験の手伝いなんかをしていました。
その記念でもらったのが、実験で実際に作った「溶岩」。
まさに、made in hawaii(笑)

もらった溶岩は、人工的に炉で熱せられて、それを固めたものなので高圧のガスなどを含まず、軽石やゴツゴツではなく、ガラスに近いものになっていました。
火山女子である娘がこれまで国内で見てきた溶岩(富士山、浅間山)とあまりに違うので、なんで?を説明するのも結構大変。
しかし、家族旅行としては、カイルアビーチの次のヒットでした。ここ。


■部屋にもハワイ。
ヘザーブラウン、という画家が今、ハワイで人気だそう。
これが最後のmade in hawaiiです。

ヘザーブラウン : http://www.clubofthewaves.com/surf-artist/heather-brown.php

女の子のサーフ大会のポスターや、今年の地元サーフィン関連フリーマガジンの表紙なんかにも使われてます。
サーファー女子が可愛く描かれていて、見ていて飽きない絵。
自分用、家族用おみやげとして、是非。

実際、帰国して飾っていますが、見るたびになんかハワイを思い出してほっとします。


最後に・・・
そういえば、CINEVIEという会社で、DVDを作って帰ってきました。
ワイキキのDFSの角を曲がったところにある、牛角が1Fに入ってるビルの2Fにあります。
↓アロハストリートの関連ページ
http://www.aloha-street.com/activity/service/7030

30ドルくらいで作れるんだけど、色々やって、無料で作ってもらいました。
デジカメから写真50枚を選んで、それを音楽とともにスライドショーにしてくれるというもの。
新婚旅行で作る人が多いサービスなんですが、これが意外とお勧めでした。
写真が溜まった最終日に数時間で作ってもらえるほか、5ドルくらいで日本への発送もしてくれる(はず)。
帰ってきて、親戚に報告しながら見せたり、ipadに落として娘と一緒に見たり、よくできてます。
編集や、DVD焼きという意味でもmade in hawaii。



というわけで、書こう書こうと思って書けなかったハワイ旅行記、これにて。
ああっ、そうえいばウォルマートで買い物したときに5ドルで売ってたハワイ大学のTシャツの話とか、原宿のエッグスンは実はもう、ハワイのエングスンシングスと無縁になっている、というか険悪にすらなっているという話題には触れられませんでした。
まぁ、また何かのおりに。

しかし、ハワイはキャラクターや商標関連、結構日本に持って行かれて損してる事例いっぱいあるなぁ。
原宿のエッグスンには、もうハワイからは粉とかもおろしてない、事実上全然関係ない店舗だそうです。
何があったんだろ。渋谷のL&Lもおんなじようなことにならないのを祈ります。

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