『エクサスケールの、衝撃』

(次世代スーパーコンピューターが壮大な新世界の扉を開く)

斉藤元章著 PHP出版

P373~

自然災害、宇宙からの脅威に備えたシステムを構築

 地震国、活火山国、台風国の日本の対策、中国や北朝鮮、東南アジアでの噴火であっても、日本に小さくない被害が生じる。米国のイエローストーン火山のように、過去の計3回の噴火で、その都度、地球環境を激変。噴火の周期が60万年程度、すでに前回の噴火から64万年が経過。

我々人類は、宇宙からの脅威にもそなえなくてはならない。巨大隕石の衝突によって生物の大量絶滅したことは、すでによく知られることである。

 2012年、名古屋大学が屋久杉の年輪解析を行って、774年に宇宙線が急増した痕跡を発見した。大量のガンマ線が地球上に降り注いだ事実が、比較的近代において確認されたのである。

 全米科学アカデミーが2008年、「深刻な宇宙気象現象~社会・経済的インパクトを理解する」レポートに、太陽フレアが地球を巻き込んだ場合は、地球上のすべての電力網が深刻な打撃を受けて大停電が発生、復旧には最長で10年間を要すると報告。実際に、1859年9月1日に発生した太陽フレアで、世界中でオーロラが観測、欧米すべての電報装置が機能停止し、電信塔が発火したりもした。そうしたスーパーフレアと呼ばれる太陽フレアは、約500年に一度の頻度で発生しているという。

我々は、早急にまったく新しいエネルギー供給スステムを構築、新たに開発しておく必要が有る。

P376~

人類の生存に次世代スパコンは不可欠

 少なくとも今後数十年の間には、何が起こってもおかしくない計算になるだろう。

新しい社会において、経世済民として取り組まなくてはならないものは、人類の存亡にかかわる脅威に対する十二分な研究と対応、そして準備であろう。

 日本は、あまり時間が残されていないはずの、首都直下型地震と南海トラフ巨大地震への対策と、富士山などの活火山の噴火に万全の備えが必要である。

 地球全体として見て、巨大火山爆発による急激な寒冷化と太陽光の遮断への対策、巨大台風や竜巻、ハリケーンへの対処を急がなくてはならない。

新しいエネルギー供給と蓄電のシステム、そして速やかに復旧が可能な通信スステム網の開発を急がなくては成らない。

 地球外からの脅威である大量ガンマ線の到達が起こった場合には、一時的に全生命の存続が不可能になるため、より根源的な、遺伝子レベルでの人類の子孫の保全と将来の再生を期した、一大プロジェクトを組成しなくてはならないだろう。次世代スーパーコンピューターの能力を振り向けて、対応を急がなくてはならないはずだ。

<引用、抜粋者からの一言>

 私がこの本をブログで紹介しよう思った理由は、火付身神示で云われている内容と、この本に書かれている内容が、余りにも、似通っているからなのです。

 火付身神示では、「一度、死んで呉れよ」、このことは、どういう意味なのか…、これから、太陽フレアのガンマ線が襲ってくる事を意味しているのでは。774年前より以上のガンマ線が、そろそろ、地上に降り注ぐのかもしれません。それを浴びると、人間は、一時的にショックをおこし、仮死状態となるのかもしれません。それが、火付身神示で云われる、「一度、死んでくれ」、と云う意味なのかもしれないなと思われました。

人間と獣とに分けるとは、仮死状態から蘇生できる人と、出来ない人とが、もしかしたら、居るのかもしれません。ガンマ放射線に耐えられて、蘇生できる身体と成るには、食べ物の種類や心の有り様が大切なのかもしれません。

「一二三は神食、三四五は人食、五六七は動物食、七八九は草食ぞ、九十は基に一二三食、神国弥栄ぞよ。人、三四五食に病無いぞ。」

一二三の神食とは、火付身神示を読んで洗心することなのかもしれません。心の洗心が、先ず大切なのです。それから、人間の食べる物です。獣の食べる物は動物食の五六七ですから、肉食は出来るだけ避けた方が良さそうです。七八九の草食は微生物かな~。これは、循環ですネ。地球も人間も、循環していないから病気に成っているのですから。

雨の神、風の神、地震の神、岩の神、荒れの神が激しくなるようです。地球の淨化が始まっています。「臣民の学や知恵が何に成るのか、底知れてゐるでないか。早う心入れ替えてよ。個の神様がお怒りになれば、臣民,日干しに成るぞ。」…。

仮死状態から蘇生が出来たとしても、人間の生活が出来る状態となっているでしょうか…。ここは、少しでも早く、次世代スーパーコンピューターの出番を期待して、急いで、一大プロジェクトを組成して貰いたいものです。