伊藤竜太の写真生活

きもののフォトグラファー伊藤竜太の日々


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日本外国人特派員協会、通称外国人記者クラブに参りました。
よく行くビックカメラ有楽町店のすぐ近くのビルの20階。
東京二期会オペラの記者会見。

 

 

黛敏郎作曲(台本はクラウス・ヘンネベルクによるドイツ語)の名作、オペラ『金閣寺』。原作は三島由紀夫。僕が十代で三島文学にのめりこんで行くきっかけになった作品です。

この名作を、宮本亜門が演出する。

しかも、日仏共同制作で、まずフランスで先行上演してから日本公演が行われる予定。

二期会としては初のフランスとの共同制作。

 

 

 

宮本亜門他、登壇者が来るのを待つ。

 

 

机には丁寧に、グラスに入った冷水が用意されています。
記者会見では、わりとよくあることです。助かります、水。
 

 

 

 

会見が始まりますと、まずは二期会関係者の挨拶と説明があり、そのあとお待ちかねの宮本亜門、そして出演者を代表してソプラノの嘉目真木子からの挨拶。

 

 

宮本亜門というと演劇やミュージカルの演出でよく知られるが、ジャンルにとらわれず、歌舞伎やオペラの演出も手がけ、二期会の演出ではモーツァルトのオペラ三部作が高評価を得ているほか、芸術監督を務めた神奈川芸術劇場KAATでの『蝶々夫人』も実験的手法が注目された。
海外ではモーツァルトの『魔的』が欧州で絶賛された。

また『金閣寺』ほか三島作品の演劇(オペラではなく)の演出も手掛けていて、こちらも国内外で高い評価を得ている。

 

こうした海外での活動と三島作品演出の実績に対する評価の結果として今回、フランスからの演出オファーを得た宮本亜門。

難曲であるオペラ『金閣寺』への取り組みについて語り、また質問に答えた。

 

 

舞台に金閣寺そのものは登場させない、と宮本は言う。

また、主人公・溝口の”障碍”についても徒に強調せず、あくまで溝口の内面にスポットを当てた演出をしていきたいと語った。

 

 

ソプラノの嘉目真木子もこの作品について、内面の精神性を表現することの難しさに言及した。

 

 

なかでも後半、主要人物全員が揃う九重唱のシーンはとりわけ高度な精神描写を求められる難曲であることに触れ、この作品への出演が歌い手にとっても挑戦であることを感じさせた。

 

 

 

 

ふたりとも時折遠くを見つめるような目をして、なにか大きいものに立ち向かう決意のようなものを漂わせていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オペラ『金閣寺』
原作:三島由紀夫
台本:クラウス・H・ヘンネベルク
作曲:黛敏郎
演出:宮本亜門

 

公演の予定

フランス公演は、2018年3~4月、ストラスブール歌劇場およびミュルーズ歌劇場にて。指揮はポール・ダニエル。管弦楽はストラスブール・フィルハーモニ管弦楽団。
日本公演は、2019年2月予定、指揮は日本でのオペラ・デビューとなるマキシム・パスカル。
なお、主演の嘉目真木子(ソプラノ)および志村文彦(バス・バリトン)は、フランスと日本、両方の公演に出演する。

 

 

取材 伊藤竜太写真事務所

文・写真 伊藤竜太 Lyuta Ito

 

 

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