このところ、友人の親御さんだったり、友人だったり、知っている人がたくさん亡くなりました。
この10年でいうと、私自身は、原家族だった母、祖母、弟をなくして実家を片付けたり、恩人が亡くなったり、子どもを流産したり死産したりしたので、人に死に慣れてしまった感じがあります。
現世で会えないことはとても寂しいのだけれど、みんなで隣の部屋に先に行かれたような。私もこっちの部屋での仕事が終わったら、そっちに行くよ、みたいな。あまり喪失感というのを感じなくなってしまった気がします。さすがに、息子に何かあったら、その時は全く違う精神だと思うのだけれど。
こっちの部屋では、もう少し子どもを育てて、できたら子どもの子どもの世話を手伝って、困っている子どもたちを励ましたり、お正月にお雑煮を作ったりしたいと思っています。そういうことを一通りやり終わったころに、隣の部屋にいけたらいいな、と思っています。
そんな風に思っていると、人生折り返したんだなぁ、と思います。このブログを書き始めた30代のころは、そんなこと思いもしなかったのだけれど。