【麗し大和・記者の裏話】(20)

 たしか、ずいぶん昔の学生時代、「お茶は鎌倉時代の僧、栄西によってもたらされた」と教わった気がする。いま、教科書はどうなっているんだろう?(ちなみに読み方も「えいさい」ではなく「ようさい」が正しいそうだ)

  [写真:大人の社会見学]京都・宇治田原町の新茶 手で摘み確認、うまみ凝縮

 最近までそのまま信じていたが、どうもお茶は(中国原産)遣唐使を通じて奈良時代末には日本にもたらされていたようだ。平安時代初期には、留学僧としてわたった有名な最澄や空海の史料に「茶」があって確実なのだが…。嵯峨天皇が近畿で茶の栽培を命じたという記録もある。

 そんなとき、ついこの間の4月上旬、「8~9世紀の茶道具か?」というニュースが報じられた。

 大坂城下町跡(大阪市)の下層の発掘調査で、奈良時代終わりから平安時代初期にかけてのものとみられる陶器の破片が見つかったという。「火舎(かしゃ)」と呼ばれる、今で言うとお茶道具の風炉のような陶器で、緑釉(りょくゆう)という緑の釉薬がかけられた高級品だそうだ。これが茶道具だったとすると…。その後の研究成果をぜひとも聞きたいところであります。

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