京都大学付属病院(京都市左京区)で入院中の女性患者(94)が一時意識不明になり、血中から高濃度のインスリンが検出された事件で、この患者の電子カルテにうその血糖値を記入したとして、公電磁的記録不正作出などの容疑で逮捕された同病院の看護師、木原美穂容疑者(24)が京都府警の調べに、インスリンの投与を認める供述を始めたことが19日、捜査関係者への取材でわかった。府警は殺人未遂容疑で近く木原容疑者を再逮捕するとともに、慎重に裏付け捜査を進める。

 捜査関係者らによると、女性は同病院の循環器内科に入院していた昨年11月14~16日、低血糖状態に陥り一時意識不明になったが、その後回復し、現在は退院している。

 木原容疑者はこの患者を担当する看護師の一人で、調べに対し「私が投与しました」と必要のないインスリンを投与したことを認めたという。

 府警は、投与を認める供述だけでなく、木原容疑者の勤務状況と患者の容体が変化した時間を照らし合わせるなどして、インスリン投与にかかわった疑いが強まったと判断した。

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