なにを意図するか。～ブライト夏合宿・寺子屋2017～

夏休みですね。

うちの中3受験生nikoは、淡々と２校の塾の夏期講習に通う日々です。

学校プールは本人判断で申し込まなかったそうです。

好きな時間に寝て、好きな時間に起きて、好きなだけyoutubeを観ているけど
塾の時間に間に合うように支度して出かけてるので、

特に何も言いません。

自分の判断でやってみて、結果によって調整していく、という経験を

親はなるべく邪魔しないように居て、

もし協力やアドバイスを求められたら提供できるようにと言う心づもりで。

母はおにぎりを握る日々。

そんな受験生を置いて、８月頭に、私は４年目になるブライト夏合宿・寺子屋２０１７に出かけます。

ただいま事前準備をしております。

夏休みの体験イベント、アドベンチャーなどはさまざまなものがあちこちで開かれます。

その中にあって、私たち（主催者）は何を意図するのか。

そしてその意図をちゃんと参加者さんたちと共有して
その意図の中に参画してもらえるようにすること。
そんなことを考えています。

共有するには、言語化すること。

言語化するには、

自分自身の真ん中に、ちゃんと意図があること、を意識して聴いていく必要があります。

自分に耳を澄ませて、

以下のメールを参加者さんに送りました。

この合宿は、エンターテインメント的な体験サービス提供を目指しておりません。

参加されるみなさんと、一緒によりよい場を作っていくことを目指しています。＾＾

ハプニングやトラブルに思えることが起きても

「どう乗り越えるか？」「自分はどうありたいか？」「子どもたちに何を学んでほしいか？」というところを対話しながら、運営側含めて大人も子どもも【全員の成長機会として参画】していただけるようお願いいたします！

この合宿は、神崎寺と信徒さんと、有志ボランティアによる運営で成り立っています。
（株）タンジェリン・ラボは、母たちのための寺子屋のプログラムを担っています。
子どもたちの半数は、母なしで、地元や成田の小学校から集まってきます。
いまのところ小学生の総数は24名、未就学児が５名。

子どもたちは、異年齢、異環境から集まるメンバーなので、

いつもの地域とは違ったコミュニティでの関わり方を学んだり、視野が広がる体験になるはずです。
お寺という非日常空間での新鮮な文化体験、和尚様という厳しい指導者のもとでの修行により頑張る力や自信、神仏に手を合わせお経を読むことで信仰心や倫理観、自己を律する軸、などの【芽】を育てる機会にもなればと考えています。

この3日間で何が変わる、という促成栽培のものでなく、

終わってから、「あのときこんなことしたね」「あれは怖かった」「あれが嫌だった」

「あれが面白かった」「あの子に手紙書きたい」などなど、いろんなものが出てくる、その気持ちをじっくり育てていきましょう♪
そして、合宿のあいだは、なるべく小学生たちを遠巻きに見守ってあげましょう。
未就学児さんたちも、できるだけ、託児ボランティアさんと遊べるように、心配ではなく「大丈夫前提」で接してください。母は母の学びを貪欲にやりましょう！

まだまだ書ききれてない、不十分な感じもありますが

言葉には限界があります。

それでも言い換えながら、言語化を続けていくこと。

自分の言動や存在の真ん中に、この意図をおいておくこと。

親子合宿は、寺子屋形式での開催は今回４回目になります。

やるごとにますます意図を明確に、大切にしていきたいなと思っています。