禁煙も4ヶ月目。ただ仕事以外に決めてる事、例えばこのアメブロもやけどちゃんと更新できる話題もあるのにやってない。なんか舐めとるな俺。
って事で知ってる人も多いと思うけど、『夕日の滝』いって来ました。
滝行ですよ。
立場的に怒られる事も無い。
だから厳しくも緩くも自分で決めれる。だからサボるし完全に舐めとるんですわ。
そんな俺みたいな奴は一年で一番寒いであろうこの時期に滝に打たれてしまえ！
それも一人では受け付け出来なかったので、友達を2人巻き込んで行きましたw
死ぬかもなw
ホテルに新幹線に予約するって言ってたヤツは完全にスルーしたり、滝行の案内の人達も軽くユルい感じで当日を迎えた俺等。
前日の予定では、朝から温泉で体を清め朝飯食って現地へ向かう感じでした。
翌朝
栗原『7時やで！起きるで』
恵司『おぉ。オーシャンビューや！』
俺も起きてi-phoneで七里ヶ浜の店を検索
しかし起こした栗原君は一瞬でまさかのイビキw
恵司『気持ちえぇわぁ。。』
俺『城あるやん』外の景色。
それから間もなく3人共寝ましたw
2度寝ですわ。
しばらくして栗原君が『やばいっ』って言い出して
恵司『勝たれへん気持ち良さやぁ』と布団内のコンディションが良いらしく布団からでずw
完全にやってもうた3人はモソモソ起きてグダグダ言いながらホテルをでました。
軽く遅刻してる俺等に現地から催促の電話が鳴り、終いには滝行行くのにタオルを誰も用意してないし、滝に入るのにブーツやしスニーカーやし。
普通にこの時点で駄目な奴等なんですよ。
現地に到着し、俺等以外にオジサン夫婦も居り。
滝行の道着のまま待たせ。
俺等も着替えました。
長なるけどここからが本場です。
まぁ寒いですよ。
金太郎の生誕地かなんか知らんけど、この2月に空手着みたいなんだけで正気の沙汰では無いんですよ。
昨日から温かく氷が溶けて、水かさが多いらしい。
ぶっちゃけどうでも良いよね。
2月に都会で暮らしてる大人が空手着だけで山歩いてんねんから。サムイ
まぁこれも修業やと。想定内やしな！
5分位で滝に到着しました。
その滝は結構ガチでデカイねん。
俺等は寒い寒い言いながら滝を目の前にしてる姿は誰が見ても舐めた若い奴等やったと。。。オモフ
そして間もなく滝行の前の儀式が始まりました。
そもそも俺が勘違いしてしまったのもこの二人のガイドが原因や。
そうや！俺にガイドと呼ばせた年齢に風帯よ！若い大学生を思わすその二人は、化粧もした二人組みの女の子や。
これが強面の坊主の親父やったらまた
緊張感もあったはずや。
女やからって舐めてた訳ちゃうよ。テレビでもやってて最近では出川さんが来ました☆-( ^-ﾟ)v
みたいな説明したら駄目ですよ。
緊張感が薄れてましたし。
ぶっちゃけ説明を聞きながら寒いのにどうでもエエねんこいつとか、はよ滝行かせろやとか思ってました。
それに安全祈願の小さい神社の前でお経を唱えるお姉さんの手にはハンディなカメラ。
祈願の為の線香を3本渡されその内1本消えてたりw
その線香を置くと賽銭箱の中にコロコロっと落ちて行ったり。
そうしてる間にどんどん消えてゆく緊張感。
観光地のような空気感。
俺の心構えや気合いは完全に。。。消えていきました。
しかしながら滝行は始まります。
初めは何回か来てるらしいおっちゃん夫婦が滝に。。。！！！
！！入った瞬間です。
本物感が一気に戻って来たよぉ。。！
滝の音と夫婦の掛け声。
そしてあっと言う間に俺等の番。
忘れてた気持ちを思い出し滝に打たれるべく入水しましたよ。
しかし一瞬やった。冬の寒さとか水冷たさとかちゃうねん。
スネまでしか入ってないのに。。
心を。
気持ちを。
全て砕く感じです。
2、3歩しか歩いて無いのに気持ちが陸に戻ろうとする。
なんやねんこれは。
何で俺はこんな所に来たんやと。
俺自身、大概の事は気合いと、根性とで乗り越え、人にも言ってた俺です。
ここではと言うより、そもそも滝行自体を舐めてました。
容赦ない完全な敗北感と不安。
死をも連想させる音と寒さ。
さっきまで『ウンコしたい』とか言ってたのに。
そしてガイドさんに誘導され、肩まで水の中に。
自然と声が出ます
『エイッ』『オラッ』
もはや完全に折れてる心が戻る事なく、滝の中に。
滝の中は恐怖と不安しか無く音で聴覚が無くなりしぶきで視界が奪われ、23メートル上からの水の勢いで押し潰される体。
頭の天で受けないと駄目なのに。
足の感覚が無いのに足元には石がゴロゴロ、バランスも取れずに竹の棒で体を支え後頭部と背中で滝を受け。
外から見たら完全に打たせ湯のジジイです。
これが修業なのか？トラウマに近い程の衝撃で滝の外に。。。
みんなも同じ気持ちな筈、良くやったよね！ヘラヘラしながらも厳しい滝行を受けた俺等は良くやった！！と思ってると後ろから『エエイッ！！』
『ッ！！！』
おっちゃん夫婦がまた地獄の中に身を。。。
基地外や！！死ぬぞ！
俺なんか動く度に電気ショックを味わってるような感覚が全身に走るのに。
そして俺等は良いやんなと早くも過去の話しに思い出にと連れを見ると
栗原が『行こうか』
俺『？？？』
俺がこんなに折れてるから恵司が言ったらまだ分かるけど（恵司の負けず嫌いは尊敬出来る領域なので）
栗原君はどちらかというと弟みたいなキャラです。
普通に空気も読まずに『もういいやん。』
ただでさえ正気では無いのにこのガキはもう一回行くと言う。
さっき入って無かったのかい？？
ここに来て最悪なパターンが。
もう一回あの滝行という拷問に。
普通に犯罪者に滝行させると再犯率下がるよ！！
深層心理に深い傷を刻む滝行！
そして気付けばまたあの轟音の近くに！
普通に歩く事も出来ずに少し打たれて脱出！！
岩場に戻り振り返ると栗原君が一人滝の中に。
まさに滝行！
始めてとは思えん姿勢で。w
ホンマすごかったよ。書いてる今となってはどうでも良いけどな。
二度と来るかと言い。
色んな思いがあった滝行。
あんな気持ちも感覚も行く人しか分からん。
正直、朝からすでに負けてた。
行の心構えが入ります。
つぎ『護摩業』やります。
これは顔が水膨れなるらしく今回ビビって止めました。
どちらにせよ気持ちです。
皆さん冬の滝行はやめときや。