我が家には時々
嵐 がやってきます
体力があって
情緒ゆたかで
エネルギーが高い息子。
そのエネルギーを
どう表現していいか分からなかったり
言葉で伝えることができなかったとき
モヤモヤした思いを溜め込んだとき
その予兆が現れます。
たとえば
不機嫌な表情
聴こえないフリをする
ぞんざいな言葉をつかう
モノを乱暴にあつかう など...
そんなとき
その表面的な態度や言動だけを拾って
注意したり怒ったり諭したりしても
何も変わりません。
息子のなかにこもった
鬱々した思いやエネルギーを
まずは 外に出すこと。
そのためにできることは
とにかく
本気でぶつかること。
本当は何を感じているのか
本当はどうしたい(したかった)のか
それを息子の心に届くように
自分から表現できるよう伝えるには
親である私も息子に対して
どう感じているか
どうありたいか
本心・本音を
全身全霊で伝えます。
すると
そのエネルギーに共鳴して
息子が溜め込んでいたものが
言葉や涙となって外に出てきます。
あとはそれを
そうなんだね
そうだったんだね と受け取る
そして
ぎゅっと抱きしめるだけ。
すると息子は
憑き物が落ちたように
晴れ晴れとしたおだやかな顔に
そうなってから
今度また同じようなことが起きたとき
次はどうやって伝えたり表現することができるか？を一緒に考えて
実際に息子自身の口で言ってみることを促しています。
本気でぶつかることは
ある意味
いつもにこにこ笑顔が素敵な
穏やかでいいお母さん という
理想の母親像の真逆ー。
思えば
子育てをはじめて数年は
その葛藤の連続でした。
けれど
そうではない自分も自分なのだと受けいれ
どう思われても
自分はこの子に伝えたいことがあると
腹を決めて向き合うようになったとき
母親としての自覚と
子育ての喜びを
心底感じられるようになりました
私が"私を生きること"を
誰よりも後押ししてくれたのは
息子なのかもしれません
いつもはおちゃらけ親子ですが
時にはこんなふうに
嵐を巻き起こしながら...
親子ともども
成長してゆくのです
ではでは
今日も
まるごとぎゅ～～～っっっな一日を^_－☆
Love