我々リュージュチームの現状について 2009年12月
最近、仕分け人なる方からも話題にあげていただいております。
たくさんのお金をいただいているように思われているようですが、リュージュの現状について少しお話を・・・・・・・・。
お金は大切ですよね皆さん!
スポーツを取り巻く環境は国によって様々です。
冷戦時代の共産国は国民が飢えようが国の威信をかけてスポーツに力を入れました。
現在、それらの国々は一度どん底に落ちて這い上がってきています。
先進国と言われる国々では文化にかけるお金とスポーツにかけるお金がほぼ同額です。
日本は文化庁の予算が1000億円、それに引き換えスポーツはと言うと文部科学省の青年局、スポーツ課が約130億円の予算で国体とオリンピックと生涯スポーツのすべての面倒を見ています。
我々の競技で強いと言われるドイツ、イタリア、ロシア、オーストリアなどの選手はみなスポーツ警察、スポーツ軍人、森林警察などで競技スポーツすることが仕事です。プロフェッショナルスポーツのようにおお金持ちはいませんが生活が保障されています。現在私のチームのトップ3の選手は学生とフリーターが2名です。
リュージュの場合5カ月にわたるシーズンを海外で過ごし、練習と試合をし続けない限り世界レベルになることが出来ません。仕事をしながら夕方から毎日練習してればよいという競技とは違います。外に出ることが絶対条件です。3名の選手を5カ月遠征させ、少ないジュニアの選手に数週間経験を積ませるだけで年間最低1500万円の経費がかかります。1/3は公的補助金、1/3はスポンサー収入、残りの1/3は選手の自己負担です。海外で代表と言われる選手が自分でお金を払って競技をする人間は皆無です。なんでももらうのは問題ですが競技に専念できずそのお金の手当だけで大事な練習の時間を割かねばなりません。それで成績がうまく上がらなければ、弱いという理由でさらなる予算の削減です。
チームとしてはスポンサー・協力企業・研究機関へのアプローチを続けています。
様々な取り組みとご支援をいただいておりますが、皆様、気合と心意気で取り組んでいただいております。 まさに「手弁当」とはこのことで特に研究者の方々はこの競技のおもしろさを理解していただいては自分の仕事もありながら多くの時間を割いてよいものを作る方、リュージュを表現し世に知らせることを頑張っていただいている方など多くの方々に支えられてここ数年数は少ない選手なれど、クオリティーでは負けない気概で頑張っています。
バンクーバー五輪を控え、多くの皆さんへ目に触れる機会が増えると思います。テレビやその他のメディアでも紹介されることでしょう。自分たちでもびっくりするくらいの素晴らしいメンバーの方々と一緒にやらせていただいています。繰り返しになりますが、みなさん気概と心意気で一緒に努力していただいております。
今までも目いっぱい頑張っていますが、もっと頑張りますので、これからも応援お願いいたします。