2013年12月31日(火) 18時22分18秒

屋根がない

テーマ:10F支配人兼作家 米澤
 大晦日。華やぐ街中が冬の恋人たちで溢れる聖夜も過ぎ去り、いよいよ新しい年を迎える。今年は何かを成し遂げられたのだろうか。大したことはしていない気がする。それでもいいのだ、同じことの繰り返しの中で人は成長してゆくのだから。静まり返った赤坂の街を見下ろしながらそんな思いに耽っていました。
 LucianoShow10F支配人米澤です。

赤坂1

 12月17日の当日まで大変気を揉んだルチアーノショー3周年記念パーティーが無事に終わった。支配人の職を賭けて会に臨んだ私はあの舞台監督(おとこ)の演出によりステージ上を高く舞い上がり、風船の炸裂とともに揺れ落ち、会場は沸いた。そのままクライマックスを迎え大盛況の中、会は幕を閉じた。参加された皆様にはご満足頂いたようで、フロアの隅でひとり胸を撫で下ろした。

文豪(セピア)

 思えば、今年は秋口からとても苦しんだ気がする。残暑の初秋には、ネタがなく、木の葉舞う晩秋には、後がなくなった。そして肌寒くなった初冬にはいよいよ、籍がなくなりかけた。それでも3周年を大成功で終えられたのは、周囲の人たちの愛の力が大きかったのだろう。その大きな愛に報いるために私は自ら空を飛んだ。
 そう、愛とは求めるものではなく与えるもの。自分の中で何かが変わった気がした、その刹那、大切なあの彼女(ひと)の哀しげな表情が浮かんだ。もっと早く気づいていたなら、しっかりと守ってあげられたのかもしれない。それでもいいのだ、気づいたのだから。

 「そういうことだよ」

またしてもあの舞台監督(おとこ)の呟きが聴こえた、気がした。

ネタがない

 これまで重くのしかかっていたものから解放された私の頭上は澄み渡り、見上げると強い光を放ついくつもの星が輝く。美しい。贅沢は言わない、せめてこのまま静かに星を眺めさせてくれ、今夜だけは。

 見上げてごらん夜の星を
 小さな星の小さな光が
 ささやかな幸せをうたってる
 見上げてごらん夜の星を
 ボクらのように名もない星が
 ささやかな幸せを祈ってる  (坂本九「見上げてごらん夜の星を」より)
 
 ゆく年くる年、新たな年を迎える赤坂の空は、晴れていた。

屋上

 それでは今夜のBGMを。「夜霧よ今夜も有難う」 by 石原裕次郎

 赤坂ルチアーノショーが追い求めるものに限界ない、より高くより遠くへ舞い上がり、そして、明日はもっと速く走る。無限の可能性を秘めた赤坂ルチアーノショーに新たな年もご期待下さい。

ルチアーノショー

 皆様のご来店をお待ちしております。

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