2013年11月07日(木) 00時00分10秒

不思議なギャツビー。その名は“ダリア・ブキャナン”

テーマ:専属カメラマン☆チャーリーの寄稿ブログ
毎週木曜日“専属カメラマン☆チャーリーの寄稿ブログ”の回がやってまいりました。
どうぞ。

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不思議なギャツビー。
その名は“ダリア・ブキャナン”


ルチアーノショーで働くスタッフのブログ-ダリア

先日「アンナ・カレーニナ」を“冬のひまわり”で表現してみせたルチアーノショーの舞台監督は、今度はギャツビーの華“デイジー”をなんと“ダリア”に変更してみせた。

※編集注)早くもFacebookで3,000件を超えるいいね!を頂戴致しております。ありがとうございます。

デイジー」という花(実在)はとても可愛らしい。今回映画「華麗なるギャツビー」でデイジー・ブキャナン役を演じたキャリー・マリガン(英)にぴったりだ。が、もし「デイジー」が極めて情熱的な花、例えば「ダリア」だったらこの物語はどう展開したのだろう。

アンナ・カレーニナと同じーーー独身男と、既婚女性(それも上流階級の)不倫愛ーーーそして破滅ーーー例えそれが真実の愛であったとしてもーーーと考えられないだろうか。私はこの東西の歴史的な名作の共通点を探る中そこに行き着いた。

だからこそ情熱の花ダリアを、ラテンの国アルゼンチンの情熱的な女性に持たせ、深紅のドレスで“もう1つのデイジー・ブキャナン”すなわち“ダリア・ブキャナン”を描いてみたかった。


と、舞台監督は語る。

そしていつものごとく・・・、

ダリアとドレスを注文したんだけど、いつ届くかわからないから後は頼むよ。
レストランの天井照明だけね。レフとかフラッシュだめだから。
あっ、空撮で。


(笑)。
“ダリア・ブキャナン”丸投げってそんな難題がありますか。
しかも空撮

そんな本日のBGMは "Over the Love" by The Great Gatsby Soundtrack

店内で空撮は無理なので脚立撮で。
ルチアーノショーで働くスタッフのブログ-ダリア・ブキャナン
今回「メイン」写真に選定されたこのショットに限って、実はナタリーのカメラ&レンズ(*1)で撮ったものだ。
さすが“デイジー”の耳飾りを付けるナタリーのカメラ、繊細で可憐でご機嫌だ。
RAWデータからの現像以外何も手は加えていない。

日本の高い湿度で「膨張」した絵面を嫌う舞台監督の指示のもと、十分過ぎる程涼しい秋の夜中にエアコン全開の中撮影したのだが、空気が澄んでいるのが見てとれる。
冬の方が夜景が綺麗に写るのと同じ原理である。

10階9F階共通のこのまるで宇宙のような床材は、“予め宇宙を想定して”ルチアーノショーのために特別にあしらわれた人造大理石だ。
素材を活かす料理がモットーのルチアーノショーは、食べ物だけに限らず全ての素材・材質・要素を活かすよう指示される。人材も同じくだ。モデル撮影だからと言ってモデルを別途雇ったりはしない。そこにいる人々がモデルとしてスポットを浴びる。

ルチアーノショーで働くスタッフのブログ-ダリア・ブキャナン
“天井高”という素材を活かし、脚立に登って床から3メートルのところでシャッターを切った。
個別にON/OFFできない天井照明はやむを得ず映り込んでしまっている。ご勘弁を。
27-70mmの私のレンズはあまり引けないため今回の“空撮”感を120%表現することはできなかった。
明日はもっと高く登る”しかない(笑)。


前回の「アンナ・カレーニナ~冬のひまわり~」と同様、私は自分自身に問いかけてみた。
もし“ダリア・ブキャナン”とギャツビーが出会っていたら。
ギャツビーは緑の光と共に、深紅のドレスにも“未来”を確信したかもしれない。
本当に純粋な男で、あの禁酒法時代に生きた富豪とは思えない程真っ直ぐな人物像だ。
2人がもっと近づいていたならば、アンナ・カレーニナと同じ結末を迎えたかもしれないことも、東西の名作が示唆するところの、男と女の歴史が語る事実であり趣がある。


撮影前、花言葉が好きなルチアーノショーのマネーペニーこと瀬戸秘書室長は、デイジーとダリアの花言葉を調べ舞台監督に感銘の言葉を伝えた。

デイジーは「あなたと同じ気持ちです。無邪気、乙女の無邪気」で、ダリアは「華麗」なんだそうです!ぴったりですね!

おっ、ダリアとカレーは合うのかね。

「華麗なるダリア・ブキャナン」がここに完成した。

ルチアーノショーで働くスタッフのブログ-ダリア・ブキャナン

あなたの人生の銘シーンはここで生まれる。
私はそう信じている。

Photographer: Charlie

編集後記:
*1)ナタリーのご機嫌カメラ: Nikon D3100 + Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6
*2)チャーリーの早撃ちカメラ: Nikon D800 + Nikkor Kidman 24-70mm f/2.8

チャーリーは“赤坂ニコンズ”と呼んでいるがナタリーは認識さえしていない。

Natalie Jacobsen:ナタリー。アメリカはオレゴン出身のフォトグラファー。美人すぎるカメラマンで知られ、チャーリーを降板の危機にまで追い詰めた。大学ではフィルシネマ及びジャーナリズムを学び、三脚を用いない多彩なアングルが特徴。一方で三脚を駆使するチャーリーと対比し、二足歩行と五足歩行の美女と野獣に例えられる珍コンビ。


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