2013年10月24日(木) 01時27分48秒

Anna "Sunflower" Karenina (アンナ “ヒマワリ” カレーニナ)

テーマ:専属カメラマン☆チャーリーの寄稿ブログ
毎週木曜日“専属カメラマン☆チャーリーの寄稿ブログ”の回がやってまいりました。
どうぞ。

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■前書き
 今回ピックアップしたアンナ・カレーニナのサウンドトラックからの6曲は、いずれもルチアーノショー第9シーズンのサウンドトラックに含まれているので、10階ダイニングの20時半頃、是非耳を傾けマリアージュを満喫してもらいたい。
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BGM 1 " Overture " by Anna Karenina Soundtrack
$ルチアーノショーで働くスタッフのブログ-Anna

創業以来、ロシア語圏ダンサーとスタッフが多いルチアーノショーでは避けて通れないテーマかもしれない。

アンナ・カレーニナ。

筋書きについては触れるまでもなく、1870年代帝政ロシアの作家レフ・トルストイの長編小説だ。

ここ東京で、“もう1つの角度”からアンナを見つめていた男がいる。
ルチアーノショー舞台監督。

BGM 2 "Clerks" by Anna Karenina Soundtrack
$ルチアーノショーで働くスタッフのブログ-Anna

台本というのだろうか、メモ書きを渡された私カメラマンチャーリーは静かにその日を待った。

“ひまわり50本とドレスを用意する。花の命は長くない。ひまわりが届いた当日に居合わせた女性にそのドレスを着せて撮ってくれ。ストーリーは「アンナに恋い焦がれるもう1人の男」だ。季節は真冬。レストランの天井照明以外何も使っちゃいけない。だって太陽は常に1つだろ?

BGM 3 "She Is Of The Heavens" by Anna Karenina Soundtrack
$ルチアーノショーで働くスタッフのブログ-Anna


ストーリー ★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 美しく大きな瞳はいつも天を見上げ、
 恋い焦がれる空の彼方にはいつも彼がいた。

 手を伸ばせば届くのだろうか。
 ためらいか、丸めた指先には愛の痛みに溢れていた。

 BGM 4 "Anna's Last Train" by Anna Karenina Soundtrack
$ルチアーノショーで働くスタッフのブログ-Anna

 “私が太陽ならば、あなたを独り占めできたのに”

 遠くからただ眺め、かすかにさえ振り向かせることもできない私は、
 咲き誇る彼女の周りを舞う風となりを選んだ。
 BGM 5 "Anna Marches Into A Waltz" by Anna Karenina Soundtrack
$ルチアーノショーで働くスタッフのブログ-Anna

 それが私の得た“幸せ”。
 永遠を共にできるのだから。

 例えあなたとの間に、解かれることはない“幕”がひかれていたとしても。

 BGM 6 "Curtain" by Anna Karenina Soundtrack
$ルチアーノショーで働くスタッフのブログ-Anna

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

太陽に恋をするひまわりをアンナに見立て、“もう1人の男”はひまわりに恋をする。
舞台監督がおくる“もう1つのアンナ・カレーニナ”。
舞台は赤坂、ルチアーノショー。

■あとがき~~~
指示通り、ひまわりが届いた日、居合わせた女性にドレスを着せてシャッターを切った私。
一期一会。

今回の撮影で“聖書”“楽譜”の解釈を思い出した。
時代を超えて読み解かれていくそれらは、伝統や習慣、掟がストーリーを決定付けるわけではないことを示している。
奥深い言葉や音符は、昨日よりも今日、今日よりも明日、時を刻むほどに深く理解されていく。

トルストイと同じ時代に生きたチャイコフスキーが、もし今自ら作曲した“白鳥の湖”を聴いたら何と言うだろう。
「当時私が意図したものとは違うが、それもいいね」と言うかもしれないし、それよりも「CDって音いいね!」と言うかもしれない。

アンナ・カレーニナとひまわり。

文学には「季語」があるが、ひまわりは言うまでもなく夏だ。

なぜ真冬のひまわりなんですか?
私は尋ねた。

“君こそ季節が過ぎたひまわりを贈り、そして惹かれ、更には衝動に駆られ撮っただろ。そういうことだよ”

美しいものに理由はいらない。
もし二ヶ月後のクリスマス、ひまわりを美しいと言ってはならないのであれば、それは死者への冒涜か。
なぜなら「命」とは生きている間だけが美しいわけではない。

ロシアの国花ひまわり。
私はマネーペニーこと瀬戸秘書室長のブログを読むまで知らなかった。

白銀の中に咲き誇るひまわりこそが、本当のひまわりの姿なのかもしれない。
そう思うと、大自然との矛盾と芸術の狭間で、抑えきれない程の不思議な気持ちに悩まされた。

もし今氷河期が来たら、たちまちひまわりは凍りつく。
時が流れそれを見た未来の人達は「氷の中で眠るひまわり」の絵を描き、“芸術”とするのかもしれない。
$ルチアーノショーで働くスタッフのブログ-凍てつくひまわり
※ルチアーノショーで食事をした知人にもらった写真。まさしく「凍てつくひまわり」だ。吉田副料理長作。

Facebookでもたくさんのいいね!と共感のコメントを頂戴した。舞台監督のストーリーあってのものだが、海の向こう側に作品を届けられるなんて、カメラマンとしてこの上ない喜びである。

秘蔵の一枚。
$ルチアーノショーで働くスタッフのブログ-Anna
お馴染み“神への祈り”のポーズ
忘れずに収めた。
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あなたの人生の銘シーンはここで生まれる。
私はそう信じている。

Photographer: Charlie

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【編集後記】
チャーリーさん、毎週素敵なキコブありがとうございます。
ルチアーノショーのタケダです。

本文中にありましたように、舞台監督のアンナ・カレーニナ・ストーリーは、
ロキシーナタリーによる英訳で、
Facebook上で先行公開されました。

本日は、その記事に付いた海外のコメントをご紹介いたします。

「A wonderful story and beautiful pictures.」

簡単な単語ならば分かるのですが。
耳慣れない英語は、Google翻訳に助けてもらいます。

「Awesome」
 素晴らしい
「SUPERB」
 見事

スペルミスや、色々な言語環境にいらっしゃる方の言葉は、
ネイティブなロキシーの出番です。

「Extra ordinary pause」
 素晴らしいポーズです。
「Commendable..... highly commendable . Wud have loved it to b there....」
 (皆にオススメするニュアンスで)この写真スゴイよね、この撮影現場にいたかった。

スペイン語系のコメントは、ペルー出身の西田が訳します。
「Lindo!」
 可愛い!/スペイン語
「muñeco esta padre」
 スゴイね!/メキシコ系スペイン語

そして、海外でルチアーノショーファンが最も多いと予測される地が、
アルバニアです。

「I madhi Pavarotti…」
 アルバニア語で直訳すると”偉大なパバロッティ”
 パバロッティで有名な人物は3大テノールの1人、”ルチアーノ・パバロッティ”
 ということは、”ルチアーノショーは偉大である”と仰られてるのかと思います。
 ただ単に、故パバロッティさんのCD販売業者の方かもしれませんが(笑)
同じく、南東ヨーロッパから、

「fantasticno !」
 素晴らしい!/セルビア語
「Svidja mi se.」
 素晴らしいですね/セルビア語
「Fenomenalno, sehr, sehr interessant...ocenj krasna...」
 素晴らしい、非常に、非常に興味深い...綺麗.../セルビア語、ドイツ語、スロベニア語、セルビア語

北上します。

「lepo」
 素敵/スロベニア語
「Tobulybė !」
 完璧!/リトアニア語

「Tremendous + heart touching poem !」
 途方もない+琴線にふれる詩!/英語

このように、たくさんの国の言語でお褒め頂き、
誠に、ありがとうございます。

舞台監督も
“伝統的で歴史のあるストーリーだから賛否両論あるかと思ったけど、
賛否の“否”が全く見られないどころか、
ロシア語圏からいいね!がつき始めて驚いたよ。寛容な人達だ”

と、申しておりました。

さあ、これから年末にかけて、
アンナ・カレーニナがルチアーノショーで、
どう活かされていくか、ご期待下さい。

ありがとうございます。
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