日本、オーストラリア両政府は19日、外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を外務省飯倉公館で開き、自衛隊と豪軍が食料・水、燃料などを提供し合う物品役務相互提供協定(ACSA)に署名した。日本が米国以外とACSAを結ぶのは初めて。国連平和維持活動(PKO)や人道的な国際救援活動、共同訓練などの際に適用され、日米ACSAのように武力攻撃事態や周辺事態を想定した規定はない。

 外務省などによると、カンボジアや東ティモールでのPKO、スマトラ沖大地震の災害救援などの共同作業で豪軍から人員や物資の輸送を求められても対応できず、豪側からACSA締結を求める声が強かった。

 ACSAに基づき航空機や船舶など装備品の部品を提供する場合、武器輸出三原則に抵触する可能性が生じるため、例外扱いとするために官房長官談話を出す予定だ。

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