セナのランダム更新 スキビ二次妄想blog☆

スキビlove[蓮×キョ]loveの妄想blog。
日本語苦手なセナの二次小説ですが・・・良ければ見て下さい☆


テーマ:

音譜音譜  キラキラ【 も く じ 】 キラキラ  音譜音譜








トントントントン…


ここはマンションの1室…。


キッチンから手慣れた手つきの
包丁の音が聞こえる…。


「いい加減にしてよ!ご飯はまだなの?!
 もう日が暮れちゃってるじゃない…」


「待って。もうすぐ出来るわ」


「全く…グズなんだから…。
 早くして頂戴!こっちは新しい
 仕事でストレスも疲れもたまってるのよ!
 アンタは、私の苦労なんて知らないで
 のほほんと私の親戚の家に転がり込んで…。
 どんな神経してるのよ…。
 あ~でもやっぱり楽だわ。
 アンタが家事をやってくれると」

「………。…お待たせ。ご飯が出来たわ。
 お母さん───────────っ…」








[純情ライフ 57]








尚「くそっ…。
  何処にいんだよアイツは…。
  あ…蓮っ!」

蓮「…ん?…尚か」


レイノ「蓮っ…!尚っ…!!」


蓮「ん?」


尚「レイノ!」



未だキョーコを探して走っていた
蓮と尚とレイノ。


だが…ここは限定された1つの地区。


彼等は道を曲がった所で
再び遭遇を果たした。



尚「…何か情報くらいあったか?」


蓮「いや…。
  歩いている人に声をかけて
  聞いてみてはいるんだが…
  それらしいのは…」


レイノ「俺もだ…」


尚「そうか…。
  …俺の方もさっぱりだ…。
  あの住所…この地区までしか
  書いてなかったからな…。
  例えばマンションの名前とか…
  もっと詳しく特定されてれば
  分かりやすかったんだが…くそっ…」


尚が愚痴り舌打ちをしながら
遠くを眺める。


蓮はそんな尚の横顔を見つめた…。



蓮「…尚」

尚「あ?何だよ?」


蓮「…レイノも…。
  こんな時にこんな事を言うのは
  間違っているのかもしれないが…
  どうしても…お前達に話したい事がある…」


レイノ「…?」



自分の名を呼ばれ、蓮の方を向く尚とレイノ。

すると…
蓮は真剣な顔をこちらへ向けていた…。



尚「…」


レイノ「…?」


蓮「…俺はお前達に謝らないと
  いけない事がある…」


尚「…何を?」



何となく…

微妙な空気感を察知した尚は
冷たい目を蓮に向ける…。


レイノは訳が分からず…
眉をしかめ首を傾げた…。


蓮「…自分勝手な事だと承知で言う…。
  レイノには伝えていないが…
  俺は…1週間程前に…
  尚に…"彼女の事"は諦めると断言したんだ…」


尚「…」

レイノ「…」



蓮の言葉に…
しばし…沈黙する2人…。


蓮「でも…」


尚「…諦められねぇんだろ?」


蓮「っ…!」



歯切れの悪い話し方で言葉を
続けた蓮に…尚がサラリと
その続きであろう言葉を言い放つ。


蓮は尚の言葉に驚き
目を丸くした…。



尚「何だよ、その顔。
  当たってんだろ?」

蓮「…っ」



驚いた顔をしている蓮に…
ニヤっと笑う尚…。



蓮「…あぁ…。その通りだよ…。
  ムシの良い話なのは分かってる…
  言い訳はしない…。けど…
  謝罪だけはさせてくれ…。
  本当に…すまな…」

尚「おっと。待てよ。
  その話、謝ったら殴るぜ?」


蓮「え」



頭を下げようとした蓮に
尚はニヤリと笑ったまま首を傾ける。



尚「同士なんだぜ?
  それくらい分かってた。
  それに…  
  あのまま本当にテメェがアイツへの
  想いを俺達の為に諦めるってんなら、
  それこそ俺の苛ツボを逆なでしてたぜ?」

蓮「なっ…」



意味が分からず…
茫然とする蓮…。



フ…


その隣で…小さく笑うレイノ…。


蓮「レイノ…?」


レイノ「蓮はそんな事を言っていたのか…。
    まったく…。昔から本当に
    自分を犠牲にするというか…。
    お前は良い子過ぎる…」


尚「そうそう」


蓮「…尚?…レイノ…?」



茫然とする蓮に対し、
笑みを見せる尚とレイノ…。



レイノ「…お前は…年上でこそあるが
    俺達の兄ではない…」

尚「そういう事だ。たまには自分に
  正直に…俺達に向かってこいよ。
  実の兄弟だって兄弟ゲンカくらいするぜ?
  まぁ、俺様がかっこ良すぎて
  自分に自信がないって事なら
  話は別だけどな!」


レイノ「馬鹿馬鹿しい…」

尚「なんだと!!テメェ!!」


レイノ「いつも思うがお前の自信は
    本当に何処から来るんだ…」

尚「お前だって妖しい麗しいとか言われて
  いい気になってたんじゃねぇのか?!
  つーかお前、本当に随分喋る様になった
  じゃねぇーか!!キョーコの影響だろ!?」


レイノ「フン…」



尚とレイノが…
馬鹿げた事で口ゲンカを交わす…。


いつもの…


じゃれ合いが…


蓮の前で繰り広げられる…。



蓮「…っ」



蓮の心に…

じーんとした温かな物が沸き上がる…。


それは…
蓮の目にも現れ…。



蓮「…尚…レイノ…」



うっすら笑う…
蓮の顔…。

それに気づいた尚とレイノは
ケンカをやめ、蓮の方を向き
笑いかけた。



尚「まぁ、俺は負けねぇけどな?」


レイノ「フン…。キョーコは俺のものだ…」


蓮「…。彼女は渡さないよ」



蓮の言葉に…
笑みを深める尚とレイノ…。

蓮は何かが吹っ切れた様に…
尚とレイノに笑いかけた…。


すると…



ミロク「蓮さーーーん!!
    尚っ!ミロクっ!!」


社「キョーコちゃんの居場所が分かったぞ!
  多分…」


奏「○○ってマンションに
  最近最上って名字の女性が1人
  引っ越してきたみたいなんです!」


ミロク、社、奏江が登場。


キョーコの居場所らしき
情報を得て…蓮達にその内容を告げた…。



蓮、尚、ミロクの3人は顔を見合わせ…
無言でコクリと頷く…。


尚「さてと…迎えに行こうじゃねぇか」


レイノ「…キョーコが嫌がったとしても…
    俺は連れて帰る…。」


蓮「…行こう…。そのマンションへ…」




彼等は…決意を大きく固めて…
そのマンションへ向かう──────…。

 





[純情ライフ 57end] 58へ








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