●bell the cat /
“No one is able to bell the cat, as the responsibility of the project leads to two people.”
bell the catは文字通り「猫(の首)に鈴をつける」の意味で、「人がやりたがらない役目を果たす」こと。語源はイソップ童話の『ネズミの相談』(“Belling the Cat”)から。例文は、総工費が2520億円に膨らんだ新国立競技場に関する記事から。自民党内からは、安倍首相と森喜朗・元首相の責任は問いにくいとの声が聞かれた。
【訳】「責任の行き着く先は2人になるから、誰も鈴を付ける人がいない」
●feather in one's cap /
If the grey parrot's latest forecast comes true, it would certainly be a feather in its cap.
feather in one's cap (hat)は「手柄、業績、自慢の種」を意味する。例文は、サッカー女子W杯で日本代表の勝利を占い、次々と的中させた那須どうぶつ王国(栃木県)の名物ヨウム、オリビアちゃんの記事から。決勝もなでしこ勝利と占ったが、残念ながら米国に敗れた。
【訳】最後の占いをヨウムが当てれば、立派なお手柄になるだろう。
(朝日新聞夕刊2015.7.18)
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○feather 羽、羽毛、羽根飾り
Fine feathers make fine birds.
美しい羽毛は美しい鳥を作る(立派な服を着れば誰でも立派に見える、の意)
feather in one's cap(自慢の種)の由来は、羽根飾りをつけた北米先住民の慣習から。
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