2010-12-13 23:23:06

踊るサルに、踊らされていますが何か

テーマ:戦略・戦術

そうすべきでないと分かっていても、
僕らは目の前の結果に一喜一憂し、
右往左往してしまう。

 

仕方ない、
だって結果がすべて。

そんな世界に生きて
いると、野生の本能ともいえる自分の中の
おサルがそうさせるから。

 
明日のバナナ3本より、今日の1本の

方が大切なんだ。
 
たとえば仕事のとき。よくある話だが、
こんな場合はとくにヒトの中の
サルがウキッと騒ぎ出す。
 
クライアントが、このアイデアで
やってみたらうまくいきました。
反応が増えました、アクセスが増え
たんです等とうれしそうに話をしている。
ほう、それは祝着ですなと返事をして
くわしく聞いてみる。

 
ところが、よくよく聞くとどうやらアイデアの
おかげというほどでもない。

偶然に状況が追い風だったとか、

それだけ大量に露出すれば
結果が出ない方がおかしい(でも、それって
コストがかかって赤字じゃん)とか、
実力というより運やツキの
おかげといった方がしっくりくる。
フロックに近いといってもいい。
 
でも、うれしそうに自画自賛している、
おサル状態の担当者に面と向かって、
残念ながら原因はあなたの力ではなく、
たんに運がよかったのではないかと
言えるわけもなく、さてどのタイミングで
うまいこと切りだすかと困ってしまう。
 
と、えらそうに言うけれど、自分だって読みが
当たったり、自分のアイデアでよい結果が出ると、
もしかして俺って天才?とか思うこともある。

 
それでも、ここはおごらず冷静にと努める

のだが、一方で謙遜しすぎると自信喪失に

なっていやだなと思ったりもする。

そんな具合で気の持ち方のさじかげんに
戸惑うこともないわけではない。

 
ちなみに、僕の周りには自称天才だと豪語する
奴が何人かいる(きっとあなたの周りにもいるよね?)。
それで、そういう奴らに
「自称天才に天才はいない」とつっこむと、
中にはそれを言っちゃお終いよと

「いや、そういわないと自信なくしそうで…」と
素直な姿をさらけだす奴もいる。

 
そうまでしないと自信を持てないのかと
笑ってしまうが、そうだよな、
気持ちは分かるぞ。
だって、人間だもの(by相田みつを)。
 
まぁね、自分を客観的に見つめることは
難しくもあるけど、うまくいった時は
自分を過信せずに運や偶然に助けられた
と思うくらいがちょうどいいだろうし、
原因を突き止めるなら、自分以外の状況まで
拡げて分析することだ。

 
失敗した時は反対に状況や他者のせいに
しないで自分の思慮や行動を省みる。
そういう姿勢が大切だとこの方も
仰られておりますよ。
 
 
★今回のビックリマークコピー言葉。
 
 
勝って不思議の勝ちあり、負けて不思議の負けなし
 
 
プロ野球チーム楽天の元監督、野村克也さんが
よく使う言葉。ご本人が考えた言葉ではなく、
何かの会合である経営者と話をしたときに、
その経営者が言ったものであるらしい。
(そう自著に書いてあった)でも、今では

野村名言のひとつとされている。

 
難しい解釈は必要ない。
ものごとがうまくいった時など、得てして
自分の実力と思って驕りがちになるけれど、
そうではなく、運やツキのおかげであることが
少なくない。

 
しかし、うまくいかなかった時は、
自分の落ち度などハッキリした

原因があることがほとんど。

つまり失敗の場合は、失敗するべくして
失敗するものだということ。
 
この言葉とはじめて出会った時に、
若いころ、ある経営者から聞いた

言葉を思い出したものである。

正確ではないが、
おおむね次のようなことである。

 
「結果には必ず原因がある。結果ばかり見て
判断をすると間違う恐れが大きい。
まずそこにどんな原因があったのかを
考えること。それを社員にも言っている」
さすが、大きな会社の社長は言うことが
違うなと感心したものだ。

 
今でもけっこう気にしている
言葉だけれど、野村名言に通じるものが
あるよなとあらためて思う。
 
結果には必然、偶然と何かしら理由がある。
そんなまっとうなことでも、僕らはすぐに忘れる。

とりわけうまくいった時は、自分の中のサルが

ウキャっとダンスするもんだから、
理由などどうでもいいとさえ思ってしまう。
結果オーライ、終わりよければすべて良し。
そして、間違った成功体験を己の実力と
勘違いしてことに当たることになる。

 
極端になると、自己評価が異常に高くなり
とてもイタイ状況へまっしくぐらと
いうことになる。
 
自分のいる業界の話だと、こんな

ありさまが想像される。

たとえば競合の露出がほとんどないときに
広告を出すなどキャンペーンを展開し成功したと
する。原因は素晴らしいアイデアとクリエイティブ
の勝利だと思ってしまう。(実際、そうかもしれないし)
でも偶然に競合の露出が少なかったという有利な環境
も大きな勝因であることは軽くみてしまう。
あるいは無視してしまう。(もし、意図して実施した
のならそれはみごとな作戦だけれども)
 
で、同じキャンペーンを再度実施する。しかし
うまくいかない。今度は競合もキャンペーンを
行っており、前回のように視界に敵なしという
環境ではなかった。

 
ところが、前回の成功体験にしばられて、
原因はアイデアやクリエイティブだと思ってしまい、
その修正に血眼になる。

たんに競合とガチンコ
勝負になったためかもしれないのに。

 
かくして見当違いなフィードバックによって、
失敗スパイラルに陥る。(まぐれでうまくいく
こともあるでしょうけれど)

ここまで分かりやすくはないが、これに近い

ケースにはよく出くわしたものである。
 
要するに、きちんと原因を分かっていないと、
間違ったフィードバック、間違った成功体験によって
失敗の袋小路に入り込んでしまう危険がある
ということである。
 
これがキャンペーンの失敗ぐらいならいいのだが
(いや、よくないか)、国の存亡にかかわるような
状況だと大変である。戦争なんていい例かもしれない。
 
1905年の日本海海戦での大勝利という成功体験に
しばられた海軍(連合艦隊)はその40年後に
太平洋の藻屑となった。
日露戦争と太平洋戦争のことである。

 
「昭和史」で知られる作家の半藤一利さんによれば、
太平洋戦争においても、海軍は日露戦争での勝利、
つまりバルチック艦隊を破った日本海海戦での
あまりに大きな成功体験に固執したことが
間違った戦略を生んだと指摘している。

 
海での戦いは、すでに航空機中心になった
というのに、開戦当初、海軍のエリートたちは
あの「坂の上の雲」の主人公のひとり、日本海海戦
勝利の立役者である秋山真之(ドラマではモッくんが
演じている)が考案した艦隊決戦案にもとづいて
対アメリカ作戦を立てていたという。

 
さぞかし坂の上の雲の上のあの世で秋山真之も、
東郷平八郎も、広瀬武夫もそんなアホな!
とあんぐり口をあけていただろう。
 
結果は分かりやすい。だから評価もしやすい。
それが正しいかどうかはともかく。
結果に対する原因やそこに至った理由を考える
のは面倒くさいし、さまざまな分析が考えられる。

結局、はっきりとした理由は分からないなんて

こともあるだろう。

評価も難しいことだってあるかもしれない。

 

それでもなんとか結果からプロセスをさかのぼり、

要素を拾い上げて、そこから何がそうさせたのか、

どうしてそうなったのか等と文脈を読み当てようと
する。

 

そんな人や組織はきっと視野の広い戦略眼とか
戦術眼を持っていて、なかなか負けないし、
高い問題解決能力があるのだろうなと思う。
 
自分のことを棚に上げていうけれど、
結果で一喜一憂するのは仕方ないとしても、
結果と原因を考える人は少ないように思える。
(個人的な印象ではあるが)
それでも悪い結果のときは、それなりに
原因をつきとめることをするが、よい結果の

時はそれほど細かくはつきとめない。

 
すべて自分の実力のおかげという

高すぎる自己評価。

そこから生まれるのは必敗まっしぐら
のおごりと、誤ったフィードバックによる
悪循環である。

 
仕事をとおして、そんな残念な企業や人々に
数多く出会ったきたし、広告業界もそんな

ところが多々あった。

ともかく、よい結果が出ても、ツキのおかげと

思うくらいがちょうどいい。
 
そう言うけど、運も実力のうちって言うじゃない?
それは自信をつけさせるために
誰かが言ったことが広まったのではないか。
それなら、不運も実力のうちとも言えるではないか。
でも、がんばっているにもかかわらず、
結果が出なくて落ち込んでいる人に向って、
そんな残酷なことは言えないね。

 
幸運も不運もあくまで運であって、雨や
風のようなもの。実力とは関係ない。
そう思った方が精神衛生上、ラクではないだろうか。
 

素晴らしい結果が出たら、
俺ってスゴイ、俺って天才、俺ってサイコー…と
自分の中のサルが踊りだすのは仕方ない。
でも、ひと踊りした冷静になって反省しよう。

 
反省だけならサルでもできる。
人間だから愛情一本。チオビタドリンク。
 

昔そんなコピーもあったじゃないか。
そこはひとつ、ドリンクの代わりに、
勝って不思議の勝ちあり、負けて不思議の
負けなし。そう言ってあげよう。
なんだかんだいっても、
サルも木から落ちるわけだし。

 

 

いまでもあちこちで

似たようなことが、

起きていると思う。

昭和陸海軍の失敗―彼らはなぜ国家を破滅の淵に追いやったのか (文春新書)/半藤 一利
¥777
Amazon.co.jp

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2010-11-11 14:25:51

謝ってすむ話ではない

テーマ:戦略・戦術

前回は負け組というか出遅れ組が
キャッチアップするときの第一声に
ついての話だったけれど、
今回は勝ち組の第一声について考えてみる。
 

売れているのであれば、特に手を打つ
必要ってないんじゃないなんて思うかも
しれないが情報量の状況をみると
悠長にかまえているわけにも
いかないのでは。
 
うすうすと気づいてはいたが、かなり
やっかいな状況だと思う。情報の流通量が
大変なことになっている模様だ。

 
こんな数字があるそうで、
平日のニューヨークタイムズ紙に書かれて
いる情報量は、平均的な17世紀のイギリス人が
一生に得る情報量より多いとか。

平均的なサラリーマンは、1年間に70kgのコピー
用紙を消費する。これは10年前の2倍の量とか。
 

総務省の調査によると、

平成20年度の流通情報量は一日当たり
DVD約2.7億枚相当(想像つかない!)。
平成19年度には前年度より約3700万枚、
平成20年度には前年度より約4500百万枚相当の増加。
 

あまりの量に、実感ができないけれど
毎日僕たちは膨大な量の情報を、ものすごい勢いで
浴びていることは確か。ドラックだったら、
完全にオーバードーズ、たぶん壊れますよ。

 
だからといって、人間の脳の記憶能力が格段に進歩
したとか、1日が7分3秒伸びたなんてことは聞かない。
おまけに脳は忘れるときたもんだ。いくら
たくさんの情報を消費したいと思っても、限られた
記憶容量と時間の中では限界があるわけ。

 
たしかにネットだのモバイルだのメディアが増えて、
情報を伝える、受け取る方法は増えたけれど、
それにともなって情報流通量も増えているわけで、
その中で注目を引くのはとっても大変だ。
 

とりわけ宣伝ということになると、つねに必要と
されている類の情報ではないため、受け手にとって
プライオリティは低い。
それでも、市場に継続的に情報を届けるのをやめると
すぐに忘れ去られるどころか、はじめから存在しなかった
と知覚されてしまう始末だ。
 

企業の中の人が、狂ったようにツイート(まさに
ツイート&シャウト!)したり、ブログを更新する様を
聞くにつけ、無間地獄に落ちた亡者のようだと
気の毒に思えてくることもある。
たとえ、ウチは売れてますからとか、人気ありますからと
勝ち状況であっても、あぐらをかいていると
すぐ忘れられる、そんな状況になっていると思う。

 
大抵の人は、先週降った雨のことなんて、大雨で

ない限り覚えてない。

広告のメッセージなんてその程度。
以上のようなやっかいな状況のもとどうすべきか。
 

お客さんの脳と時間の奪い合いに、勝ち組も負け組
もない。勝ち組も先行組も油断は禁物。
勝ってカブトの緒を締めよ。ゆるんだフンドシは
締め直す。そう、グッとTバックのようにケツに
くい込ませるのだ。勝ったら(それが局地戦でも)、
高らかに勝利を宣言しよう。お客にも競合にも
誰がチャンピオン(暫定であっても)か知らしめよう。
 

ドラッカー先生だって、こう言っていますよ。
 

‘何によって憶えられたいかね’
 

ま、ちょっとズレた引用になっていますけれども、
どんまい。とにかく、憶えてもらうことが
昔よりずっと困難になった。いや、これからは
もっと困難になったりして。
私もあなたもはそんな時代に生きておりますぞ。
 
 
★今回のビックリマークなコピー。
 
 
これからは、
ご不便なくお買い求めいただけます。
 
 
前フリがちと大げさ過ぎたけれど、
先を走っていようが、キャッチアップしようが、
つねにメッセージは届け続けなければいけない
という話。めんどうでやっかいだけれど。

 
で、これは無煙タバコ、ゼロスタイルの広告から。
タバコをたしまないので、無煙タバコなんてものが
あることを知らなかった。まさに、無縁タバコって感じ?
むかし、同じようなメッセージの広告があったね。
プレイステーションの売れすぎの謝罪?広告。
 
★コピーライターが思わず ! となったコピー。-plast
 
このタバコの広告のコピーでも、
品切れになったことを「お客様には大変ご不便を
お掛けいたしまして、誠に申し訳ございませんでした」
とお詫びをしている。
 

ちゃんと謝っているから誠実だなーと受け止める
こともできるけれど、ついその奥にある
メッセージを嗅ぎ出してしまう。
表面上はお詫びの広告、でも本当は勝利宣言だよね。
だって品切れになるほど売れています!と聞こえるもの。

上のプレステの広告もそう。
 
たしかにバンバン売れてますと言いたいけれど、
品切れで買えない人がいるわけだから、自慢が先に
出ちゃうと買えなかったお客さんはイラッとくるよね。

 
まずはお詫びで不満を鎮めてたい。
だから、不快感を与えないよう頭をたれながら
下からズンと入って、そしてぐぐっとゆっくり頭を
上げて最後にニッとスマイルするいんぎんな作法。
 

先人は良いことを言った。実るほど頭を垂れる稲穂かな。
謙虚に、謙虚に。でもここはちゃんと勝利を宣言すべし。
まぁスマートなやり方だこと。

 
もっとも、最初から少量しか用意しておらず、
すぐに品切れ、売り切れ状態を作り出して、
飢餓感を演出したり、注目をひくことも
可能なわけで、ついつい勘ぐってしまうことも
あるにはある。
 
考えてみれば、品切れでご迷惑かけています、
生産体制を整えますのでいつまでお待ちください、
お待たせしました、いつには入荷できます…
なんてお知らせというのは、お客を大切にする
お店や会社で当たり前のようにやっていること。

 
自社のサイトや公式ツイッターなどで直接
アナウンスすればいいことだし。でもそれは
お客さんとのコミュニケーション。
ところが、こうしたアナウンスを広告でやると
メッセージが違ってくる。

 
つまり、メッセージの意味合いがヒットの
喧伝へと転換してしまうのである。

言ってることが同じにも関わらずだよ。
つまり、その商品を知らない人、関心のない人
には、売り切れになるほど売れている商品という
ことを知覚させることが期待できるというわけ。

 
それは同時に競合へのけん制にもなる。
たとえ競合の商品も売れていたとしても、
それを言わないと、人々は知覚していないので
売れていないことと同じ。

競合が発信していなければ、優位に立つことも可能。

 

最終的にその商品がどのくらいヒットしたか
どうかはあまり関係ない。

たしかよく売れていたよねと記憶させる

ことが大切だ。

いわば知覚の奪い合い。

 

知覚と事実は必ずしも一致しないこと

なんかたくさんあるけど、
それも検証しようするヒマな人は少ない。
言ったもの勝ちというと身もフタもないけれど、
そういう戦法もあるってこと。
 
ベストセラー商品がダメ押しのように定期的に
売れていますとデータを出したり、ユーザーの賞賛を
載せて広告しているのをたまに見かける。

売れ行きをさらに伸ばすという目的もあるけれど、
そうしないとすぐに忘れられてしまうからという

忘却対策でもある。

 
最初に言ったように、僕たちの脳の記憶容量や
記憶力、それに時間は限られている。
そのくせ脳は、つねに新しい情報に飢えている
らしい。供給はしなければならぬ。

 
一方で、情報流通量だけは増え続けている。
すでにけた違いのオーバーロード状態。
重度の、死ぬ一歩手前のヤク中のような
状況になってしまっている。

 
そんな時代の宣伝は、毎日、選挙区を走って
名前を連呼する選挙カーのごとく、市場へ
情報を届け続けなくてはいけない。
それは負け組、キャッチアップ組も
勝ち組、先行組も変わらない。

 
ね、まことにやっかいな状況でしょ。
もう一度、ドラッカー先生の言葉を繰り返す。
 

‘何によって憶えられたいかね’
 

もちろん、これは自らの成長を促す
(強み、卓越性の追求)問いではある。
でも、広告の教訓みたいでもある。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2010-11-02 19:22:53

反撃したいなら、待てと言え

テーマ:戦略・戦術

戦国時代について書かれた小説や研究書を
読んでいると、合戦の定石のようなものを
知ることができる。戦の基本ってやつ。

 
たとえば、敵の兵力の方が多い場合、
少しでも相手の兵力をそぐことを考える。
敵が分散するよう陽動作戦を仕掛けたり、
ワナにかけて奇襲をして兵力を減らしたりと
初手は、なるべく相手との差を縮める
ことから始めるとか。

 
あるいは、味方の損害を最小限にとどめ
優位に戦が進められるよう、戦の前に
敵の中から忠誠心の薄い家来や属国に
目をつけて、寝返りを働きかける、
いわゆる調略というやり方とか。

 
こうした考え方というのは、時代が
変わっても、変わらないようである。
ビジネスも戦争だといわんばかりに、

経営戦略とかマーケティング戦術とか

「戦」という言葉が使われているように、

どこか戦いというものを意識せざるを得ない
わけだ。

 
今の世の商売だと、シュアの奪い合いや
顧客の獲得は、さしずめ戦における
領土拡大ということでしょう。

 
さて、ここに失った領土を取り返す、
あるいは領土流出を食い止めるために、
反撃を試みようとする企業がいる。
 

市場への参入も大きく出遅れて、あせって
いる模様。そこでどのようなメッセージを発した
のかというと、かつてドコモの
「そろそろ反撃してもいいですか。」のような
起死回生をねらった大ばくちでも奇策でもなく、
それどころか肩すかしのようなメッセージ。
 

でも、そのセオリーに忠実というか、
とりあえず、第一声はそれがいいよねと
納得してしまったよ。
いや、たぶんに深読みであるのだけど…
 
 
★今回のビックリマークなコピー。
 
 
未来へ行くなら、アンドロイドを待て。
 
 
auのスマートフォンの広告より。
ああ、なるほど。その手があったか。
CMでそのタグラインを見た時にも思ったものだ。

 
「待て」は、そのまま受け止めれば、
<新発売だよ、スマートフォン、カミングスーン
なのでそれまで待ってください>でよいのだろう。
けれども、深読みすればiPhoneを買うのを
ちょっと待ってねというメッセージ
だと言えないこともない。

 
最近ではアンドロイドOSのシェアは急激に
拡大をしているようだけれど、
日本国内ではスマートフォンといえば
知名度、シェアともまだiPhoneだ。

 
たぶん大半の人がアンドロイド?
何それ?という状況ではないかと思う。
印象としては、一周遅れどころか二周遅れの
アンドロイド。さぁどうするよって状況だろうか。

 
だから、まずはじめは「待て」で攻める。
遅れているのを重々承知だから「待て」で
iPhoneへ流れるお客を立ち止まらせたい。
狙いはそんなところじゃないかなと思ったわけだ。
(auはそこまで考えてないと思うけど)

 
スマートフォンがケータイのように成熟して
熟れすぎて困っちゃう、あとは腐るだけのような
市場ではなく、これから拡大するピチピチした
娘さんのような市場であることがチャンスだ。

出遅れてはいるが、市場はまだ発展途上なので

逆転は可能だ。

 
これからスマートフォンを選ぼうとする人の中で、
絶対、iPhoneがいい!というアップルファンの
ような層は捨ててもいい。
狙いたいのはどっちにしようかなという迷っている人、
iPhoneへの忠誠心の薄い人、iPhoneに不満がある人だろう。

 
つまり、一目散にiPhone売り場に直行する人ではなく、
とりあえずiPhone目当てだが、au売り場もキョロキョロ
したい人である。趨勢を見極めて決めたい人々を狙いたい。

 
そんな人にどんなふうに声をかければいいか。
まだ商品も出ていないのに。

アンドロイドはすごいよと言ったって、どうスゴイ

のか分からないだろう。まずは流れを止める、

そんなメッセージがあればいいのだ。

 
それが「そこのお客さん、待ってよ。もうすぐ
アンドロイド出るよ。それから決めても
遅くないんじゃね。あせると損だよ」という
ニュアンスを含んだ(と思わせる)「待て」

だと考えてしまう。

 
とにかくiPhoneに行くのを阻止すればいいのだ。

奇襲作戦でiPhone見込み客を少しでもそぐ、
iPhoneに傾きかけている客を寝返らせるのが
狙いだとしたら、なかなかの策士かもしれない。

 

あとはいろいろなチャンネルから、情報を届け

続けて「アンドロイドもすごい」という雰囲気を

作っていくのだろう。

 
商品が競合と十分渡り合っていけるなら、

出遅れても、「待て」と自分こそがメインイベンター

だと誇示しながら登場するのも、戦術的には

あるんだと思う。

 
iPodに席巻されたウォークマンだって「音質に
こだわりらいなら、ウォークマンを待て」なんて
言えたかもしれないし。

  

今の世は「巧遅より拙速を尊ぶべし」といかに
早く市場へ参入するかが運命をにぎると言われて
いるけれど、遅れてしまったら「ちょっと待った!」
と閃光弾を投げ込むようにデカイ声をあげて
ズカズカ入っていく。

 

あまりに普通なので、案外と思いつかないかもしれない。
(ただし、それなりの商品でないと、おととい来やがれと
ボコボコにされるかもしれないけど)

 
もっともアンドロイドOSが市場を席巻したとして、
今度は端末メーカーごとの勝負になって戦国時代と化し、
アンドロイド同士で熾烈な戦いになっていくのかなと思うと、
それはそれで大変である。

 

そんな戦いをしり目に、たぶんジョブス将軍は

少々シェアを奪われても、「ごみ虫ども、せいぜい

潰し合っていろ。わが帝国は痛くもかゆくもないもーん」
と相変わらず、俺は俺の道を行くべしと、ほくそ笑んで

いるのではないかと思うのだが。
 
ところで、auの広告ではキャラクターとして
レディー・ガガと陸上のウサイン・ボルト
選手が使われている。僕が見たのは、ガガバージョン。

 
ポップスの新しい時代を開いたのは、
ガガのド肝を抜くパフォーマンスだった。
というコピーが添えられていた。
ガガはサイバーパンクに出てくる女性アンドロイド
のようなキャラなので、ピッタリだと思う。
が、しかし、しかしだよ…
 
「ちょっと待てや~」と奇襲するかのように
ダイブする姐さん。たしかにド肝を抜かれます。

姐さん、なんちゅうカッコウですか。

★コピーライターが思わず ! となったコピー。-gaga01
 

 
そしてもみくちゃにされる姐さん。
あ、姐さん、乳が!SOS!
いいんですね、これでいいんですね、au。


★コピーライターが思わず ! となったコピー。-gaga02
 

 

同じもみくちゃですが、こちらは
カイリー姐さん、負けていません!

ゾンビにつかまっているわけではありません。

★コピーライターが思わず ! となったコピー。-kylie01
 

 
愛と美とエロをつかさどる、
現代のアフロディーテー、42才!
おじさんは、こちらの姐さんの方がいいです。
ガガ姐さんは、急に襲ってきそうですしね。


★コピーライターが思わず ! となったコピー。-kylie02

オマエ、毎日こんな画像ばっかり集めているんだろ

と言うのはなしですよ、旦那、へへへ。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2008-06-06 23:44:03

君のスタジアムを、サポーターで埋めつくそう。

テーマ:戦略・戦術

久しぶりに見たあなたの笑顔、元気そうでうれしくなりました。
それに相変わらずの人を煙に巻くような話っぷりも健在で、
ユーモアと風刺の間にかいま見えるあなたの情熱がいささかも
衰えていないこともうれしく思いました。
 
思い返せば、あなたが命をかけて咲かせようとした希望の花は、
一度は蕾のままで枯れたかに思えました。しかし、
ものごととは連綿と続くその積み重ねの上に起こるもの、
あなたの育てた芽は枯れるどころか、力強く花開こうと
その時を待っていたのだと先日知ることができました。
それゆえに悲観はしていません。
 
これから、あなたは少し遠くから見守るとのことですが、
タクトをふる姿を見たかったものとしては、いささか残念な
気もしないではありません。
 
しかし、これからもっと多くの花が咲くのを見ることのできる
幸せということでは、新しい楽しみが増えるのだ。そう思っています。
 
いくたびか地獄を見、死線をさまよい、人間や万象の美しさ、
そして醜ささえも受け止めてきたあなただからこそ言えること。
しかも、それはいつまでも色あせない。
この先も、きっと多くの人たちが重みや気づき、含蓄を
あなたの言葉から感じ取っていくことでしょう。
 
もちろん、それらが唯一の正解でないことも承知した
上でです。あなたは神様ではないのですから。
 
それでも、僕たちは時おり聞こえてくるであろう
あなたの話に耳を傾け、行間を読み、何かを感じ、
何かを学ぼうとするでしょう。
 
もしかしたら、これはしばらくの間の
お別れかもしれません。
けれども、やはりあなたの元気な姿を見ると、
こう言わずにはいられないのです。
 
お帰りなさい、オシムさん。
 
 
★今回のビックリマークなコピー。
 
 
動画は、写真の連続です。
 
 
キヤノンの広告より。同社の動画技術を

紹介した内容だが、企業広告でもある。
かっこいいフレーズで決める企業広告も悪くはないが、
やはり優れた商品広告=優れた企業広告となるのが
理想だと思う。

商品にはその会社の歴史や英知、
理念や思いが込められているのだ。
 
それで、このコピー。「言われてみればそうですね」
的な表現ではあるけど、キヤノンが言うと説得力がある。
デジカメもそうだが、ビデオカメラの市場にも
いくつもの会社が参入している。カメラメーカーよりも
オーディオや電器メーカーの方が多い。
 
最近では機能やスペックも拮抗しているので、
なかなか突出するのは大変だ。
だから「包丁ならドイツね」「ワインならフランスね」
なんて、脳内ポジショニング(ブランド認知なんていう時も)
で選択させてみたい気も起こる。
 
静止画1枚1枚を美しく描写する技術があるから~」と
リードコピーにあるように、カメラメーカーとしての
自信と矜持が、受け手にとっては信頼に映るかもしれない。
もちろん、そこは自負があるから威張ったりせずに
スマートにさらりと言ってみる。
 
同じコピーを、たとえば松下やビクター、カシオが
言うと、価値の落としどころがよく分からないから、
優れた技術であっても、アドバンテージとして
受け止められるかどうか不明。
 
サッカー前代表監督イビチャ・オシムさんは復帰会見 の中で
再び、日本サッカーのイノベーションの方向性を示している。
それは監督就任時でも言ったことだ。それはすなわち日本代表の日本化。
 
(サッカー強国の)まねをしても彼らを超えることはできません。
まねは良いことではありません。ですから、日本はコンプレックスから開放されて、
自分たちのストロングポイントを自覚することが必要だと思います

 
ビジネス界でもさんざん言われてきたことだ。賢い人生のわたり方
でもある。オシムさん、貴方はフットボール界のドラッカーのようですね。
 
先のコピーは、キヤノンのストロングポイントだからこそ説得力がある。
5日の日経新聞にビデオカメラのランキングが掲載されていたが、
専門家による評価で(各社が推す18機種の中で)一番ポイントが
高かったのがキヤノン、一ヶ月の販売台数では3番目。
 
そんなパワーブランドであっても、激しい競争の中では
「動画も、キヤノンで美しく」と、つねにストロング
ポイントの訴求はさぼれないということだ。
2番手下ならなおさら。

 

強みを見つけたらスピーディに受け手の脳内に攻め入る。

その高速カウンターを広告やPRが支える。
 
最初は小さなことでも、使う人にとって価値あるものならば
磨き続けることで、それはいつのまにか競合からの
参入障壁となる
のだ。ホームとなる自分のスタジアムを
つくり、サポーターで埋めつくそうじゃないか。
相手は萎縮して力が出ないかも。
 
貧しい国が金持ちの国を倒してほしいです。金で選手が買える国や、
勝って当然という国が勝ったらつまらないじゃないですか

つくづく痛快なじーさんだ。
サッカーのせいで病院に運ばれたけど、サッカーの力で戻ってこれた」と
笑わせてくれるけど、リハビリ中でもサッカーを学ぶことを止めなかった
情熱と向学心には驚嘆するだけだ。
 
僕たちも、まだまだ学ばなくちゃね。
 

日本人よ!/イビチャ・オシム
¥1,260
Amazon.co.jp
オシムの言葉 (集英社文庫 き 10-3)/木村 元彦
¥650
Amazon.co.jp


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2008-04-23 16:31:14

その時、守るか、攻めるか。

テーマ:戦略・戦術

<「売る」コピー39の型>を買ってくださった方、その上コメントまで
下さった方、本当にありがとうございます。うれしくて、近所の本屋さんに行って
棚にあるのを取り出し、平積みになっている他の本の上にこっそり置いてきました。にひひ

 
 
アメリカで生まれたシリアル(ケロッグのコーンフレークなど)の
歴史をみると、そこにはアメリカの広告、マーケティング100年の
発達も見ることができる…そんなことをドキュメンタリー番組で言っていた。
 
シリアルが普及するまでに様々なマーケティングが試されてきたのだが、
その方法は今でもよく使われているものばかり。たとえば…
・ベーブルースなど当時の人気大リーガーの写真をパッケージに使う。
・野球場に広告看板を出す(ラジオ中継のスポンサー)
・独自のキャラクター(動物など)を採用。(提案したのは広告代理店レオバーネット)
・当時テレビで西部劇ドラマが人気、それに便乗したキャラクターを使ったり
オマケをつける。
・水曜日お店で店員にウインクすれば無料サンプルを進呈するキャンペーン叫び
…キャラクターやオマケ、昔から変わっていないんだね。
 
店員にウインクというのも笑えるが、これも店頭で合言葉を言うとか
カップルで浴衣姿だと半額で入場とか同じようなプロモーションも
これまたよくやっているし。
フランク・シナトラが性欲促進にシリアルを食べていると言ったことが
記事になり(これはPRの活用?)、さらにヒットしたりもしたとか
 
シリアルは発明されて100年ほど経っているのだが、
その間、砂糖をコーティングしてヒットすれば、
商品名にsugarという言葉を入れたり、砂糖の摂りすぎは
身体に悪いという風潮が出れば、各社一斉に商品名から
sugarを取ったりと、時代のニーズやトレンドに応えながら、
生き残ってきた。
 
砂糖による味付けが、受け入れられなくなると、
鉄分やビタミンといった成分を前面にヘルシーフード
であることを訴求したりと実に、商品のライフサイクルや市場の
成熟度、世の中の空気に敏感に対応
してきたようだ。
 
ひとつの商品、たとえばタバコやクルマの広告の変遷を
みていくと、ライフサイクルやその時々の風潮に
あわせたメッセージになっているのが分かる。

 
広告やPRなどコミュニケーションを考えるとき、
商品とその市場、商品とその業界、商品と社会といった
商品との関係
がどんな状況なのか、いかにそれにマッチした
メッセージを考えるかが肝心。
 
その意味で最近目立っているのが環境保護、
そして安全や安心といった品質に関するもの。
いずれもここ数年の社会の動きやニーズをよく映している。
分かりやすく言うならば、世間の空気を読んだメッセージだね。
次のメッセージも今の商品をとりまく状況をよく表しているなー。
 
 
★今回のビックリマークなコピー。
 
 
「農薬検査」やりすぎだって10年前は言われた。
 
 
英会話学校だって
安心で選ぶ
時代じゃないかな。

 

 
最初のコピーは雪国まいたけ、次のコピーは英会話スクールのイーオンの広告から。
2つに共通しているのは安全・安心の訴求。食品、英会話スクールといえば、
偽装や農薬混入、閉鎖などで信頼を失いかけている業界。
不祥事がなかったら、こういうメッセージの広告は出なかっただろう。
 
安全・安心の訴求は共通しているものの、表現については両者は対照的。
イーオンの言い方はストレート。英会話スクール選びを安心かどうかで
選ばなくてはいけない状況はどうかと思うが、業界に対する不信感が
まだ根強く残っているようならば仕方がない。
 
看板広告ということもあるだろうが、いかに安心なのかについては、
35年の実績という以外くわしくは語られていない。
言ってみればこれは、攻めでなく守りのメッセージ。それでも
知名度のみで選んでいてはヤバイという状況がある中、
安心を訴求することで、新しいイメージを見込み客へ知覚させる
にはいいチャンス
かな。そこまで考えているかどうかは分からないけれど。
 
雪国まいたけのコピーは、この会社らしいと思った。
同社の雪国もやしの「メチャめちゃ高いよ~」のCMに見られるとおり、
ストレートにまじめに言っても目立たない、コピーにもひと手間ふた手間かけたがる
体質があるようで、ここでも表現の強調にこだわり?を見る。
 
「10年前から厳しい農薬検査を行っています。」なんて
普通に言わない。「厳しい検査」を「やりすぎ」と
言い換えることで、厳しさのレベルの表現がぐんと強調される
こういう言葉のセンスは、雑誌やスポーツ紙の見出しに近いよね。
 
このメッセージも中国産冷凍ギョウザのことがなかったら、
発せられなかったかもしれない。
それでも、不祥事などによるネガティブな状況に
(業界の)ピンチは(自社の)チャンスとばかりに攻撃的守備、
あるいは高速広告カウンターで打って出るかで
その先、優位に立つことができるかもというプラス思考で
乗り切るのもひとつの手だ。
(あえて、額面どおり受け取ってもらえない広告で、余計なことを言うのを
控えた方がリスクヘッジとしては有効だという広告人もいる)
 
ところで品質というと、あの有名な広告がすぐ浮かぶ。
DDBが手がけたフォルクスワーゲンの「LEMON.」だ。
LEMONとは不良品のこと。これがキャッチコピー。
 
このクルマは出荷されませんでした~ではじまるボディコピーでは
肉眼で見えない小さなかすり傷やメッキはがれでも見逃さないくらいの
やりすぎ検査をしていること、それがクルマの長持ちを実現していることなど
厳しい検査から生まれる品質について語られている。

見た目では不良品とは思えないビジュアルとコピーのギャップで思わず読んでしまう。
 
VWレモン

 
 
キャッチコピーで「メリットを言え」という。
それは分かってる、問題はどう言えばいいか分からないこと。
そんな時に、コピーの神様を呼ぶ方法あります。
目次はコチラ  

「売る」コピー39の型/有田 憲史

¥1,554
Amazon.co.jp


いいね!した人  |  コメント(6)  |  リブログ(0)
2006-05-13 20:00:06

タイミングで打つべし。(ただしパンチじゃないよ)

テーマ:戦略・戦術

ものごとタイミングしだいで
大きく結果が変わることってあるよね。
相手の機嫌がいい時には、ちょっと
無理なお願いでもきいてもらえるとか。
 
ボクシングでも、相手が打ってくる
タイミングに合わせてカウンターパンチを
打つと、そんなに力を入れなくても
ダウンしてしまうってことがあるよね。
 
ということで、広告もタイミングしだいで
高い効果を出すことができるという話になるはず。

 
 
★今回のビックリマークなコピー。
 
 
連休明けに疲れた顔は、マズイよな。
 
さぁ頑張るぞ。だって連休明けだもん。
 
連休お疲れ様でした。

 
 
タケダのアリナミンAの広告より。上の2つは
電車の中吊りで、3つ目は新聞で見かけた。
いずれも連休明けの8日の週に掲載されたもよう。
 
同商品は、昨年もこういった
連休明けを狙った広告を出していた。
その時のコピーは↓
 
連休明けの一週間は、
とてつもなく長い。

 
昨年の記事 でも書いたが、
タイミングの

捉え方が上手いというしかない。
連休で遊びつかれたなーという空気が漂うなか、
普段はさして気にもしていなかった
アリナミンAの広告がすんなり入ってくるのでは。
 
買ってもらうためには、よくニーズをウォンツに
変えましょうと言うが、コピーなど表現だけではなく
広告を出すタイミングもまた、ウォンツを
引き出すための重要なファクター
なのである。
 
当然、予算に対する効果も違ってくるはずだ。
さらに広告と同じようなアプローチで店頭での
販促を行えば、売上効果も違ってくると思う。

 
昨年、街中のドラッグストアを2,3軒のぞいたが、
広告と連携した販促はやっていなかった。惜しい。
今年はどうだったのか。
 
ところで、昨年の記事の中でせっかく買う気にさせても
サプリメントを買われるとマイナスだと書いたが、
アリナミンAは医薬品である。サプリメントは
「栄養補助食品」または「健康補助食品」。
けっこうこの違いに気づいている人はそれほど
多くないのではないか。
 
だとすれば、医薬品ならではのアドバンテージも
訴求しておいた方が効果的だと思う。
医薬品は効き目がいいというイメージを
再認識させるとかね。

 
アリナミンA、次は、寝不足な人が多く出そうな
ワールドカップ明けのタイミングでしょうか。
 


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2006-02-02 19:54:48

はたして、男はだまって品質で飲むか。

テーマ:戦略・戦術

今週の月曜日、サディスティックミカバンド
2度目の再結成のニュース。
同じ日、元ミカバンドのキーボード担当
今井裕さん
が、尼崎JR脱線事故の被害者の
心を慰めるため、作曲した曲CDを制作し、
負傷者や遺族に贈ったというニュース。
 
偶然のようだが、僕にはうれしいニュース。
ミカバンドは、大好きなバンドで、
初めて聴いたのが高校2年の頃で、
「うぉ、こげなカッコよかバンドが
日本にもあったとかぁー(博多弁)」とたまげ、
ロックは洋楽という意識を変えたバンドだった。
 
遊び心のあるポップでファンキーな
楽曲とバカテクで表現するそのスタイルに
憧れた。暑苦しくなくがんばりすぎず
余裕こいてやっているところが
妙にカッコ良かったのだ。
70年代にはリアルタイムで観ることが
できなかったが、89年の再結成ライブは
いきましたよ。ああ、もうたまらないって
感じだった。
 
そのミカバンドが出演するキリンラガーの新CM

今月下旬からオンエアされるとのこと。
今のところCM限定のようだがちょっと楽しみ。
4代目の紅一点Voには木村カエラ
彼女については、CMでしかしらないが、
フォトジェニックなところと
図太そうなところがバンドカラーに合そう。
CMでは名曲「タイムマシンにおねがい」
唄うようだ。どんな感じになるのか期待しちゃいます。
 
もし興味のある方は、74年の2ndアルバムで
よく日本のロックの金字塔といわれる「黒船」
オススメです。「タイムマシン~」も収録。
アメリカ、イギリスでも発売され、高く評価されたそうな。

 
さて、キリンラガーの話から、
競合ビールメーカーのコピーにスイッチ…
 
 
今回のなコピー。
 
 
野菜を選ぶとき、
誰が、どんなふうにつくったか、
気にする人が増えています。
 
ビールは、どうですか?

 
 
サッポロ生ビール黒ラベルの広告より。
広告には、ほかに「品質は、畑から。」という
フレーズの入ったマーク がある。

これが今年から黒ラベルにつくそうで、
特定の農家と契約して、麦芽やホップを
100%協働契約栽培
していることを表すのだそうだ。
 
これを見ると、ビールのCMや広告も

変わったなぁと思いませんか。
いやCMが変わったというよりも、戦略が変わったと
いった方が正しいと言えるだが、
数年前までは、ビールの原材料について
品質がどうだああだなんて強調
しなかったと思う。
 
ところが、1年前くらいからサントリーが
「水と生きるSUNTORY」という戦略を打ち出して、
天然水をつかったビールを
発売するなど水へのこだわりを見せ始めた。
サッポロも、今回100%協働契約栽培で
材料へのこだわりを強く訴求しだした。
 
昨年のビール会社の市場シェア(発泡酒や第3のビールを
含む)は、アサヒが38.8%で首位、2位がキリンで35.7%、
以下サッポロが14.2%、サントリーが10.5%
面白いと思うのは、原材料の品質を強調するサッポロと
サントリーが市場で、3番手以下であること。
しかも今のところトップと2番手に大きく差をつけられている。
 
2番手以下が競争優位に立ちたい場合の
基本的なマーケティング戦略は、新しいカテゴリーを
作って優位に立つこと
だ。
サッポロとサントリーの戦略はまさにこれと同じだと思う。
ともに原材料への「こだわり」を軸としており、
サッポロは麦芽やホップ、サントリーは天然水を
据えた品質へのこだわりを消費者へ訴求している。
アサヒやキリンとは違う原材料へのこだわりと
いうカテゴリーで、勝負しようとしているのだ。
 
キリンラガーの「人は、人を思う。」という
コピーのように、人のつながりや、思い出
といったストーリーを喚起させる媒介としての
ビールというイメージのほうがしっくりくる
僕は、原材料の品質を訴求する広告に
らしくないなとはじめは思ったが、

モノが豊かな社会なのに、
食から企業や株までホンモノとニセモノが
せめぎあう今の時代
ならではの表現だなと納得。

 
僕がガキのころ、ビールは働く男たちの
1日のごほうび、ビールは一家の家長の特権みたいな
イメージがあって、特別な日以外は、
父親以外は誰も飲まなかった。
いつも晩御飯の食卓にはキリンビールのびん。
親の目を盗んでなめたビールの苦いこと苦いこと。
 

なんだか世の中で父親の存在感が
だんだんと消えつつあったことと、
ビールがびんから缶になり、飲み屋では
「とりあえずビール」みたいに前座あつかいされ
てきたこととなにか関係があるのかなとも思ってしまった。

考えすぎですかね。
 

僕だけではないだろうが、
ビールのコピーでその強烈さゆえに
いまだに忘れられないのが
世界のミフネが出演したCMの
「男はだまってサッポロビール。」
有無を言わせない力技、力道山の
空手チョップのようなコピーでした。
もうこんなビールのコピー、出てきませんよ。

あの時代ならではの表現です。
 
ビールの広告からみた戦略、ついでにビールの話でした。
そんな僕はビール通ではありません。

飲んでも原材料の良し悪しがよく分かりません


いいね!した人  |  コメント(8)  |  リブログ(0)
2006-01-19 23:43:52

走る、オーディオ。

テーマ:戦略・戦術

オーディオ機器メーカー<ハーマンインターナショナル>の
創業者シドニーハーマン氏は、「レクサスは、その高級車を、
我々のオーディオ製品の入れ物として、売ってくれる。最高」

言っている。(「デザイン魂」トム・ピーターズ著より)
 
自慢の高級ブランドを、自社製品の器呼ばわり
されてトヨタが聞いたら、ムッとしそうだが
面白い見方です。視点の妙ってやつだ。
そのトヨタのある変わった広告を昨年目に
していたのだが、ちょっと予想を裏切られた。
 
 
★今回の!なコピー。
 
 
トヨタ、
ミュージック
プレーヤー発売。

 
 
先ごろ発売された、トヨタの
コンパクトカー<MUSIC PLAYER bB>の広告 より。

商品広告ではなく、ティーザー(じらし)広告のようで、
商品の写真や商品名は登場しない。興味や期待感を
あおるような時に使われる広告のやり方だ。
 
このニューモデルの特徴は、音楽を最大限に楽しむための
オーディオ装備とインテリアだそうで、
車体デザインもスピーカーのレイアウトに配慮して
考えられたとのこと。
イメージは、走るオーディオプレーヤーでしょうか。
商品名ももろにそのまんま、
まさに名は体をあらわす、になっている。
 
それはともかく、ミュージックプレーヤーなんて
紛らわしい商品名のおかげで、トヨタもiPodのような
カーナビ連動のデジタルミュージックプレーヤーを
発売するのかと思ってしまった。(それもハイブリットとか)
なんとクルマそのものがプレーヤーだった
のですね。
まさにハメられたって感じで、きっとそこまで
想定して考えられた広告なんだろう。
こりゃ、おじさん一本とられちゃった。
 
しかしこのクルマ、本来の走る機能を追求するの
ではなく、移動するオーディオルームとして開発

するなんて、ちょいとユニーク。
GMの副会長であるボブ・ラッツ氏が、クルマについて
「芸術、エンターテインメント、動く彫刻が、
たまたま輸送の手段になることもある」
(「デザイン魂」トム・ピーターズ著より)と
語っていたことを思い出した。
 
目下がけっぷちのGMであるから、
説得力があるようなないような言葉であるが、
それでもクルマを「動く彫刻」と表現する
ところはキャッチコピーに使いたくなる
くらいクールだな。
 
  
さて、話変わってこのブログ「コピーライターが
思わず!となったコピー。~なめたらいかんぜよ東京死闘編」

一周年を迎えました。
みなさん、本当に本当にありがとうございます。
図に乗って、このままコピーライター最後の聖戦を続けます。
引き続き第2シーズン「~だから言わんこっちゃない血煙街道編」
どうぞよろしくお願いします。
内容は変わらんがな。
 

いいね!した人  |  コメント(8)  |  リブログ(0)
2005-10-28 20:27:15

違いが、分かりすぎるコーヒー。

テーマ:戦略・戦術

嗜好品とは、栄養のためにではなく
楽しむためにとる飲食物である。
酒やタバコ、コーヒーなんかがそうだ。
 
チョコレート、ココアも嗜好品のひとつであったが、
原料のカカオにポリフェノールが含まれていると
いうことで、いつにまにかカラダにイイ食品みたいな
位置に格上げされている

 
それにしてもポリフェノール。たいしたものだ。
新しい商品価値を作って、ランクアップさせて
しまうのだから。そんなポリフェノールマジックをまた発見。
 
 
★今回の!なコピー。
 
 
コーヒーで始めよう。
朝のポリフェノール。

 
 
AGFのインスタントコーヒー<マキシム>
ポリフェノールリッチ
の広告より。
一見すると、どうってことのないコピーだが、
コーヒーの価値を、ポリフェノールで
訴求
したアプローチはこれまで無かったのではないか。
 
この商品、今までの<マキシム>より2倍の
ポリフェノールを含んでいるのだそうだ。
この広告を見た時に、ああ、とうとうコーヒーも
脱・嗜好品をめざし始めたのかと思ったもんだ。
 
インスタントコーヒーの広告はたいてい、
味わいや香り、そしてコーヒーを飲んで過ごす
という体験
を前面に出したものばかり

だったような気がする。
 
なかでも“違いのわかる男”ネスカフェ
まさにそんな王道ともいえる訴求をして、
ブランドを作ってきたインスタントコーヒーだ。
 

インスタントコーヒーのブランドといえば、
僕が最初に連想するのはネスカフェ。
他は思いつかない。世間の認知度も同じだと思う
それだけネスカフェは強いブランドだ。
 
圧倒的?なブランドに対抗するためには、
同じ土俵で勝負をしていけないのは
ビジネスの常識。
おそらくブランド力ではネスカフェより
弱いであろうAGFは、自らが勝てる土俵として
健康というベクトルを設定
したのではと僕は感じた。
 
広告にはAGFのメッセージがこう書かれてある。


AGFは
始めています。
地球に、やさしいこと。
カラダに、うれしいこと。
あなたに、おいしいこと。
 
これで分かるように、健康によい商品づくりを
はっきりとうたっている。
そういえば、コーヒーオリゴ糖の入った
<ブレンディ>
を発売した時には、
「特定保健用食品」のコーヒーなんて
珍しいと思ったものだ。
 
僕が述べていることは、勝手な推測で
仮説と呼べるほどのものではない。
しかし、明らかにネスカフェとは
違う、はっきりと差別化されたポジションを
AGFはこの<マキシム>でめざしている気がする

  
  

一方女優メグ・ライアンを起用している
ネスカフェの広告のコピー
 
私の好きな朝を飲む。
 
朝、コーヒーを飲んですごすリッチ?な時間を
訴求している感じ。(たかが
インスタントコーヒーじゃないか!)
相変わらず、ネスカフェらしい世界だ。
 
それと比べると、へルシーマーケティング
とでも言うべきAGFの“違いのわかる戦略”
今までになかっただけに面白い。

 
もし、インスタントコーヒー市場がすっかり
成熟して伸び悩んでいるか、あるいは
縮小しているかどちらかならば、カラダにイイと
いう<マキシム>の切り口は斬新で、展開しだいで
うまくいくかもしれない。 
   
この商品、多分こだわりのあるコーヒー好きよりも
今までコーヒーに対してネガティブな
イメージを持つ、あるいは今までコーヒーが
特に好きでもない消費者
に飲んでもらいたい、
健康志向の強いファンを新たに増やすことを
目指しているように思える。
 
ただ、コーヒーはポリフェノールを
含んでいるので、カラダにイイと知覚した
消費者が、やっぱりコーヒーはネスカフェよねと
ブランド力で判断して競合商品を選んではしまわないか。
そこが唯一気になる。

 
ところでコーヒー通や本当のコーヒー好きは
インスタントコーヒーなんか飲むの?
自分で豆を選んで、コーヒーメーカーで
本格的に楽しむんじゃないの?
僕はあまりコーヒーを飲まないから、
そのあたりはちょっと分からない。
 
それに街は大手カフェチェーンだらけで、
コンビニにも缶コーヒーから専用のコーヒーまで
いろいと種類のある今の世、インスタントコーヒーを
愛飲する理由や、消費者像とはどんなものなんだろう?
 
余計なことだが、セレブのメグ・ライアン、
本当にインスタントコーヒーを飲むのかな?
ちょっとウソくさいなぁ、そんな気がしません?
 


いいね!した人  |  コメント(6)  |  リブログ(0)
2005-10-24 20:58:31

キャラが立つことは、良きことかな。

テーマ:戦略・戦術

先々週、読点(とうてん)「、」で終わる
コピーについて「次を期待させるようで面白い」と
述べた。そこで、名刺に表記する自分の名前に、
」をつけてみようかなと思ったのだ。
<モーニング娘>というのもあるし。
 
ところが、すでに名前の後に「」を
つけている方がいたのだ。
誰だと思います?ビックリしましたよ。
 
なーんと、仮面ライダー1号こと
本郷猛、俳優にして武道家
藤岡弘さんだった。
オフィシャルサイト を見ると、
なるほど。藤岡弘、になっている。降参です。

 
まいったなぁ、マネできないや。
なんといっても、仮面ライダー=藤岡弘、は
ブルース・リーと並んで

当時の僕たちボンクラ小学生にとって、
心のアニキだったわけで、そんな方と
同じことを中地半端な気持ちでマネするのは
恐れ多いのだ。さて、どうするか。
 
そういえば、現在闘病中の歌手、本田美奈子さん
(マリリン~♪の人)も、名前の後ろに
「.(ドット)」を付けておられる。本田美奈子.と。
なんでも、画数がいいという理由だったらしい。
(最近はソプラノ歌手としてクラシック作品を
リリースしており、好評のようですね)
 
少し前までは、あのプリンスもどう読んでいいか
分からない変な記号を名前にしていたし、
やはりショービジネスの方々は、クリエイティブ度の
高い方?ばかりである。では…
 
 
★今回の!なコピー。
 
 
ぴちょんくんの会社に、
エントリーしてみない?

 
 
ダイキン工業の採用の広告より。
調べたわけではないので、確かなことは言えないのだが、
広告やスローガンで、自社をキャラクターで表現した

有名企業を僕は他に知らない。
 
ぴちょんくん>の知名度がどの程度が知らないが、
思い切ったものだ。いや、とてもコミュニケーション
のうまい会社かもしれない。

 
ぴちょんくんの会社?なんだそれは?と
好奇心をくすぐられて、興味を持つかもしれない。
知っている人は、洒落のわかる会社だと好感度が
アップするかもしれない。
 
ちなみに同社のサイトには、しっかり
ぴちょんくん>コーナーがある。その中の
プロフィール(コチラ に詳しく)
によれば、

ぴちょんくん>とは、
年齢、性別不詳で宇宙人ではないらしい。
冬には「うるおい」と呼ばれちやほやされ、
夏には「シッケ」と呼ばれているらしい。
(なんだ、水分じゃんと言ってはいけないのだ)
 
この<ぴちょんくん>、実はグッズもある。
CD、絵本、英会話本、クレーンゲームの
ぬいぐるみなど
である。
第一弾のCDは、オリコン9位、10万枚以上も
売れている
らしい。未CD化だが、なんと
テイ・トウワ作曲(おお!)のCMソングもある。
 
ダイキン工業は、11年連続増益と業績好調
である。いわゆる“勝ち組み”であるが、
それとキャラクターの関係は別にして、

キャラクター展開の巧さは注目すべきである。
 
空調メーカーという、どちらかと言えば
地味でお堅い印象の老舗企業だが、
キャラクターを作ることで、注目されやすく
親しみやすさも生んでいる。
しかもそのキャラクターのプロフィールも
空調機という商品との相性もふまえて
うまく設定されており、CMや広告にも生かしやすい。
 
ぴちょんくん>を作るにあたって、
どこまで戦略的に捉えていたかは分からないが、
グッズ展開もそつがない。キャラクターの特徴や

世界を上手に生かしているのだ。
 
サイトによると、CDもヒットしており
収益でもけっこう貢献しているはず。
どのくらい稼いでいるかは不明だが、
認知度等での貢献も考えると、広告宣伝マン

というより、役員クラスのような存在かもしれない。
 
安直にやると失敗するが、
このように会社の顔として、オリジナル
キャラクターを作って、広告、PRに使い、
人気が出てくればグッズ販売など
展開を広げていくやり方は、経営資源の少ない、
あるいは乏しい企業や個人事業者の
においても使える手
だ。
実践しているケースだって多いはず。
 
うまくいけばの話だが、キャラクターそのもの
や展開方法によっては認知度と収益面の向上を
図ることが可能
なのだ。
 
個人的には、単に一商品のキャンペーンキャラクター
ではなく、将来にわたって企業の顔であり、企業ブランドと
一体になれるキャラクターを創造
することが、
企業価値を高めるポイントだと思う。
魅力的な経営資源として、PRやマーケティング、
営業活動にも大きく貢献
するはずだ。
 
グローバルな優良企業であるダイキン工業が、
どこまで<ぴちょんくんの会社>として
認知されたいと考えているかは知らないが、

企業コミュニケーションや事業活動という
点で、非常にうまくキャラクターを活用している

ケースだと思う。
小さな会社でも参考になるはず。

 
ところで<ぴちょんくん>だが、
微妙にぶさいくだが、可愛らしさ?もある。
なんだかドコモダケと通じるものがあるが、
みなさんはどんな印象を持ちますか?
 
サイトの<ぴちょんくん>コーナーに
プチ劇場 という、
アニメーションが楽しめるコーナーがあるが、
ここでは、江戸川乱歩の小説のように<ぴちょんくん>が
花火と一緒に夜空に打ち上げられたり(爆死しますよ)、
ゴルフボールと間違えられて、思いきり飛ばされたり
(全身打撲で死にますよ)よい子は真似しないでね
というシチュエーション
もいくつかあり、
ぴちょんくん>、なかなかいい味を出している。

そこが個人的にはポイント高し。
 
最後に、たしかにコピーでは、ぴちょんくんの会社と
書いてあるが、ダイキン工業の会長さんも社長もさんも
ぴちょんくん>ではない。念のため。
 

いいね!した人  |  コメント(9)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。