2008-01-30 11:18:39

宝は、自分の中にある。

テーマ:マーケティング

十人十色だから、面白いのに。
似たものや模倣ばかりではつまらない。
世の中、大きな格差が不安になる一方で、
いろんな部分で均一化も進んでおり、
良いこともあるけど個性というか持ち味が
見えにくいようでそこは気になる。
 
そんな話と関係するが、
愛媛県今治のタオル産業の再生を追った
番組を観た。佐藤可士和さんが関わっている
プロジェクトなんだけど、リサーチし終えた
佐藤さんは再生の方向性をこう示した。
他から無いものを持ってくるのではなく、
元々あるものを使っていこうと。磨いて
良さを作っていこうと

 
後でヒット商品を生み出すことになるから
正しい決断だったけど、タオルメーカーの方々は
はじめはどうもピンと来ていなかった。
気がつかなかったんだね、自分たちの一番の良さが。
そこを忘れて、上辺だけの新しさばかりに
目がいって迷走していたようで。
 
それで思い出す。
たしかオシム前監督も代表監督の就任当初に
同じことを言っていた。
日本サッカーの日本化。
 

さらに「模倣はどこまでいっても、単なる模倣にすぎず、
それは日本人が本来持っているものを引き出すことを
邪魔し、あるいは失わせてしまうことにもなる」国際化

ということに対してそう語っている。さらに
「日本人がオリジナルなものになるには、
自分たちが
持っている特質が何かを見極め、それを試していか
なければならない
」機敏性や流動性という日本人

プレーヤーの特性を生かしたサッカーを目指したんだね。

それが日本化。

以上、著書『日本人よ!』より。
 
競争戦略論の権威というマイケル・ポーター博士が
ベスト企業になるには、他社と同じことをより
よくやるというアプローチでなく、他社がマネできない
ユニークなポジションを築け
と言っているのを最近
新聞記事で見かけた。
「これはやるがあれはやらない」という選択がポイント
なんだそう。
 
うん、みなさん同じことを言っておる。
昔から言われているようなことだけど、
情報過多な世の中に生きているけど、
忘れてしまいせん?
 
 
★今回のビックリマークなコピー。
 
 
ボロボロにしてほしいので、
しっかりしたものをつくってきました。

 
 
研究社の辞書の広告より。同社は昨年、
創業100周年を迎えたそうで、その報告を
兼ねた企業広告にして商品広告。
よい商品広告はよい企業広告であると
良く言われるがその通りだと思う。
抽象的なビジュアルやメッセージ、
トップとの対談の記事広告よりも
その企業のことがよく伝わる。
 
ところで、面白いと感じたのは
辞書の広告らしくない点。
特定の辞書でないからかもしれないが、
普通だと、収録した語数の規模や
記述の確かさ、例文が多いとか
解説が詳細だとかコンテンツの質に
言及しそうだけど、優れた耐久性を
訴求したのを見るのは初めて。
 
確かに、自分の辞書の大半は背表紙が
外れかかっていたりと、けっこうボロボロで
使いづらいんだよね。
辞書を選ぶ際は、コンテンツの質に
目がいくけど、案外製本や装丁の質も
重要だと痛感。それで辞書選びしたことは
これまで無かった。
 
他社の辞書もそれなりに気を使っているはずだけど、
この広告によって、研究社の辞書は丈夫という
認識が僕の中にできた。競
合商品が言って
いないだけに、その印象は鮮やかで結果として
それが差別化になってくる

 
人間の限りある、それも頼りないくらいの
記憶領域の一角を速やかに占領
するのは
マーケティングの常套手段、ポジショニング
といわれるやつ。“マーケティングは商品
ではなく知覚をめぐる戦い”
ということだ。
一度貼られたレッテルは強い。人も商品も。
(つまりヤンキー先生は、死ぬまでヤンキー先生
なんだろうな)
 
コンテンツの質に大きな違いがなければ、
つくりが丈夫な研究社の方を選ぼうという
辞書選びの際に、有利な状況も作れる。
いかに一番乗りで良いレッテルを
貼ってもらえるか(それも差別化につながる)
は大事なこと。
 
冒頭で話したユニークなポジション、
オリジナリティ、自らの強みで勝負する
ということと重なりますね。
磨いて強みになる長所を芽生えさせたり、
見つけるっていうのは、やはり大切なことだが、
そういうのは自分よりも周りの人など他人の
力も
必要なんだね。
 

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