2007-12-25 23:19:18

その未来はバラ色か、鉛色か。

テーマ:コピーライティング

一時更新が止まっていましたが、その間に
ぺタしてくれた方、読者登録してくれた方、
アクセスしてくれた方、ありがとうございます。
ではボチボチいきます。
 
予言者と預言者。同じ「よげんしゃ」と読むのに意味はちがう。
予言者は未来を予測するものであり、預言者は神の言葉を預かり
それを人々へ警告する
者である。
高校時代、世界史のテストでモーゼを予言者と表記し
減点されたことがあるが、モーゼもマホメットも預言者である。
 
霊感商法等でインチキくさい神託を並べる、インチキ教祖も
一種の預言者である。霊感商法と一緒にされるのは
迷惑な話だが、まぁコピーライターも広告主という
現人神?のような存在の言葉を伝えるという意味では
預言者である。おまけに広告は時として予言の書のようでもある。
 
なにせ、テレビや新聞やネットなどで

この商品を買わないと~きっとあなたの暮らしは~

と煽ったり脅したりするのだ。
どこか預言者、予言者のすることと

似通っているでしょ。
時として誇大広告とかインチキとか世間から

ひんしゅくを買うとこまで似ているし。
 
とは言え、今日もまたたくさんの広告が
世の中へ様々な予言をまきちらしている。
どこかであなたの未来が予測されているのだ
信じる信じないは勝手として…
 
 
★今回のビックリマークなコピー。
 
 
定年を迎えるころ、住宅も定年も迎える。
これでは豊かな老後は望めない。
 
 
ロングライフ住宅ということ。
30年の住宅ローンが終わった後も、
まだ資産価値が十分残っている家であること。

 
 
旭化成ホームズ<ロングライフ住宅>の広告より。
まるでご神託のような言い様である。
商品を手に入れる場合、入れない場合の
未来が示されているのだ。
 
商品の価値を伝える際、おおまかに2つのアプローチがある。
ひとつは、その商品を手に入れることで得られる良いこと
言うことと、もうひとつはその商品を手に入れないことの
デメリットやリスク
を言うことである。
 
商品価値を伝えるにしても
ポジティブに伝えるか、ネガティブに伝えるかで
表現も変わってくるというお手本である。
この広告の場合は、ネガティブな表現の
コピーである「定年を~」が最初にあり、
ポジティブな表現の「ロングライフ住宅~」が
締めとして載っている。
その間に説得力のあるボディコピーがある。
 
ポジティブかネガティブか、どちらが効果的なのか
については商品によって異なるが、ネガティブのほうが
ポジティブに比べ強く必要性を感じさせるとか、
モアベターにしてくれる商品にはポジティブのほうが
良いなどの定説はある。
しかしこれはテストを行ってみないと分からない。
 
考えてみれば、われわれは未来よりも目先のことばかりに
とらわれて日々を送ることの方が多く、またいろんな考え事や
問題をたくさん抱えて生きている。
いきなりこの商品はすばらしいですぞと言われたところで
ピンとこないものである。
 
それゆえに、広告において未来を予測してあげて
見込み客の想像を補助して鮮明にしてあげる

ことが大切なのである。
(もちろんそこには商品を選んでもらうという

ミッションがあるわけだが)
 
今日もあちらこちらで広告という名の予言の書が
目に飛び込んでくる。そしてその影でコピーライターという
預言者が跋扈しているのだ。

まぁボクもその一人なんですが。
 
あなたの退職金は14年で底をつくかもしれない?
 
とは新生銀行の広告、怖いこと予言しますな。
この問題の対策を新生銀行は持っています。
と後に続くからいいが、
この壺があなたの退職金を増やします」と
なると霊感商法の常套句に。
やばい、やばい。
 

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