前回の講義では、「GE」のビデオ研修が途中で終了したので、その続きから始まりました。
「GE」は、ジャック・ウェルチがスピード重視の経営で立て直したのですが、その方法を、バブル崩壊後の東芝が見倣ったんですね。
巨大企業であった東芝の意思伝達をより早く進めるために、部署の分社化を推進したとのことです。
今でいうカンパニー制の走りですね。
※1
結果的には東芝も粉飾決算やらで決算発表ができずに上場廃止の危機に陥ってしまいましたけどね。
こんな時は、並行して受講している「経営学特講」(企業の社会的責任とCSR)が役に立つわけです
当然内部統制は東芝もしているはずなんですけど、やはり有名無実化してたんでしょうね。
高い倫理意識をもってる経営者がいないと、指揮命令系統や人事上の観点から忖度され、おかしな方向に行ってしまうますね。
こんなことをしているときに「GE」は、新たなサービス産業を構築していたんですね。
「アフターサービス」の有料化です。
医療器具のCTが故障した際に、遠隔操作でスピーディーに対応するわけですが、これを有料化したとのことです。
航空機エンジンなども遠隔操作で管理しており、これにより安全性が特段に向上したようで、かつ利益率も相当高いようですようね。
※2
何もなくても、契約でもってアフターサービス料は収入になりますからね。
いい製品を開発するほど、サービスでの利益率が高くなるわけです。
なるほどっ!
勉強になりますね。
ではお疲れ様でした。
(画像引用元)
※1東芝公式サイトより
※2アメリカ部サイトより