ド派手なアクションものとかが苦手なせいで、ハリウッド大作を避けてます。

地味だけど、アイディアやストーリーや見せ方がおもしろい、「掘り出し物」的作品にたくさん出会ってみたいです。

新作レビューもありますが、基本的には昔から書き溜めておいた映画感想メモに加筆したりしてアップしています。

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2006-08-30 18:46:36

ゆれる

テーマ:や行の映画

ゆれる


【制作年】2006
【制作国】日本
【原案・脚本・監督】西川美和
【鑑賞場所】シネリーブル博多
【主なキャスト】
○オダギリジョー(早川猛)
○香川照之(猛の兄:稔)
○伊武雅刀(猛・稔の父:勇)
○真木よう子(猛・稔の幼馴染:智恵子)
○蟹江敬三(勇の兄・弁護士:修)
○新井浩文
○ピエール瀧
○田口トモロヲ

【あらすじ】
田舎で家業を継ぎ、結婚もせず父親と暮らす兄と
東京で派手な暮らしをしているカメラマンの弟。
母の一周忌のため久しぶりに帰省した猛は、父と
口論になる。それをいさめる兄。
そして幼馴染の智恵子と3人で、幼い頃両親に
連れて行ってもらったという川に遊びに行く。
そこで、兄と一緒に橋を渡っていた智恵子が
転落してしまう・・・。


【公開時コピー】
あの橋を渡るまでは、兄弟でした。

【評価】★★★★★★★
【ひと言】
とても上質な作品。
世界に誇れる日本映画だと思います。
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今ノリにのってるオダギリジョーの最新作。
あちこちで評判を聞いていたので、ぜひ見たいと
思ってた作品でした。


とてもよく練られた脚本、演出で、監督の伝えたい
ことがぎっしり詰まった、でも説教じみてないと
いうか、ちゃんと見ている方に考える余地も与えてる・・
とにかく素晴らしい作品でした。


田舎に残って家業を継いで、父親の面倒を見て
くれている優しい兄。
そんな兄のおかげで弟は東京で好きなことを
させてもらえているという意識が、弟の心の中に
ないこともないんだけど、無意識に甘えてる状態。


でも「事件」を通して弟は、初めて兄のことを
考えるようになる。
自分の知っている兄が果たして本当の兄の姿なのか。
実家を継いでさえない人生を送っている兄は、家業を
継ぐことに対しどう思っていたのか。
自由奔放に生きている自分に対して、兄はどう思って
いたのか。


弟の兄に対する気持ちが揺れる。それとともに、
兄が起こした事件の記憶も揺れる。
恐ろしいのは、人の心。

兄を優しい人だと見ていた時と、いったん疑念を抱いて

しまったあととでは、同じ出来事を見たのに、全く

捉え方が違ってしまう。


揺れに揺れまくった弟が最後に下した決断とは・・・。



地味ではあるけれど、大変よく練られた作品だと
思いました。

監督の思いがちゃんと脚本を通して演技者に伝わって

いたからこそ、あのオダジョーと香川さんの演技が

際立ったのだと思います。



最近は流行なのかネタ切れなのか原作モノが多い中、

オリジナル作品ってやっぱ無理がなくていいですね。

映画があまりにも素晴らしかったので、次の日そっこーで

西川監督が書いた本を買い読みましたが、本を読んで

さらにこの映画のクオリティの高さと心理描写を丁寧に

描くことを重点に作られたことを実感しました。


たぶん私の中で、今年のナンバーワン邦画になるでしょう。


それにしても、この監督さん、私のひとつ年上!

次回作が楽しみです。

デビュー作「蛇イチゴ」も見てみようっと。

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2006-08-15 18:51:48

やさしくキスをして

テーマ:や行の映画

やさしくキスをして


【原題】AE FOND KISS
【制作年】2004
【制作国】イギリス・イタリア・ドイツ・スペイン
【監督】ケン・ローチ
【鑑賞場所】DVD
【主なキャスト】
○アッタ・ヤクブ(カシム)
○エヴァ・バーシッスル(教師:ロシーン)
○シャバナ・バクーシ(カシムの妹:タハラ)

【あらすじ】
スコットランド・グラスゴー。
カトリックの高校で音楽教師をする女性ロシーンは
ある日、パキスタン移民二世の女子生徒タハラの兄
カシムと出会う。別居中の夫がいるロシーンだったが、
クラブのDJをするカシムの誠実さに好感を抱き、
ほどなく2人は恋に落ちる。
しかし、敬虔なイスラム教徒であるカシムの両親は、
子どもの結婚相手は同じイスラム教徒と決めており、
カシムについてもすでに勝手に縁談話を進めていた。
ロシーンにそのことを打ち明けられずにいたカシムは、
2人でスペイン旅行へ出かけた際、ついに婚約者の
存在を告白するのだが…。

all cinema online より)

【公開時コピー】
私が信じるもの あなたが信じるもの
アイルランド人の音楽教師とイスラム系移民二世のDJ、
二人がたどったあまりに切なく美しい愛の奇蹟。


【評価】★★★★★★★
【ひと言】
あまーいラブストーリーを表面にまとった社会派作品。
さすがケン・ローチ。ビタースイートすぎます。
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「SWEET SIXTEEN」「ケス」のイギリスの名匠ケン・
ローチが描く珠玉のラブストーリー、と聞いて、こりゃ
普通のラブストーリーじゃないな、一筋縄じゃいかない
話なんだろうな、と予測はつきました。

そして、DVDのパッケージにかかれてあるストーリー
を読んで、「ああ、やっぱり」と納得。
前回の「SWEET SIXTEEN 」同様、心が痛くなることを
自分に言い聞かせて見ることに。


イギリスは大好きで、何度も旅をした国です。
そして、イギリス人のパキスタン系移民に対する差別
意識、また彼ら移民のイギリス人に対する嫌悪の心は
パキスタン系の人が経営するB&Bを利用することが
多かったせいか、よく耳にしていました。


そして漠然と・・だけど「肌の色が違うカップルって
なんでいないんだろ」って思ってました。

やっぱ、歴史的な問題だったり人種差別的な問題で
なかなか難しいのかな?とぼんやり思ってたんです。



この作品を見て、その答えが分かった気がしました。
「宗教」なんですね。

宗教の違いが恋の障害になるっていうことが、無宗教に
近い日本人である私の想像の範疇にはなかったです。



カトリック教徒であるロシーンの考え方や価値観は、
現代的で、私にも納得できる部分が多々ありました。
一方、敬虔なイスラム教徒の家庭に育ち、本人も
生粋の信者であるカシムの考え方や行動には、ただ
ただ驚かされるばかりでした。


いい大人が、なんで自分のパートナーとなる人くらい
自分で決めれないの?恋愛って本人同士の問題でしょ?
と苛立つロシーンに「そうだ、そうだ!」と頷く私。



だけど、物語が進むにつれ、イギリスという異国の地で
生きていくため「イギリス国籍であってもイギリス人に
なれない人」は結束して助け合って生きていかなければ
ならない事情も伝わってきました。
イスラム教にとって大切なのは、個人ではなく、家族で
あり、コミュニティなのですね。語弊があるのを承知で
言えば、個人の感情はコミュニティの結束よりも優先
されることではないのです。

だから、カシムがロシーンを選ぶことは大げさでなく、

家族を捨てることと同じことなのだと、少し理解しました。



でもカシムやタハラのような移民2世3世となると、
イギリスの文化や慣習や個人主義的な考え方の中で育つ
わけで、たとえ信じる宗教であり、親であっても疑問や
息苦しさが出てきますよね。


カシムが親に、親が勝手に決めた好きでもない人とは
結婚できないと言ったり、夢をかなえるため家を出て
専門を学びたいというタハラの行動は、まさに2世3世
だから起こりえた問題なのかもしれません。


それに対し、かたくなに「絶対許さん!」と言った
親との対比が悲しかったなぁ。



結局、カシムは愛するロシーンと生きていく覚悟を
します。一見ハッピーエンドに見えるエンディング
ですが、描かれていないその後を想像すると決して
ハッピーではありません。



二人が結ばれることによって、カシムの姉の結婚は
破談になり、両親はコミュニティから疎外され、
文字通り家族は崩壊し、そしてそれはコミュニティ
全体の崩壊にもつながる危険性をはらんでいます。
反対に二人が結ばれていなければ、個人の感情は
宗教に押しつぶされてしまっていたわけですから、
うーん、複雑です。



エンディングを見て「それでも二人は結ばれた方が
いいと思うの?」
って究極の質問をケン・ローチに突きつけられた気が
しました。



------------------------


先日発覚した大規模なテロ未遂事件の容疑者の多くが
パキスタン系イギリス人だということでした。


祖国を知らない、イギリスで生まれた移民2世3世たちは
本当に複雑だと思います。


レビューにも書きましたが、イギリス国籍であっても
イギリス人という扱いを受けられるかというとやはり
疑問です。
イギリス人と同じように国籍もあって税金も払って
いるのに、不当な差別を受けたり、社会的に不遇だと
感じることもあるでしょう。
(だからと言ってテロを起こす理由にはなりませんが)


それでもまっとうに生きている人たちが大多数で、
事件を起こそうとしたのはごく一部の過激な人たちな
はずなんですが、こういう事件が起こると「イスラム系
パキスタン人」という一括りで見られ、彼らの生活が
脅かされ、孤立してしまうのでしょうね。
本当に悲しいことです。

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2006-07-25 19:38:57

The science of sleep

テーマ:公開が楽しみな映画

The science of sleep


ミシェル・ゴンドリーの最新作がフランスで8月に

公開されるようです。


原題が「La science des reves」

英題が「The science of sleep」だそうで、内容は


おとなしい夢見がちな青年が彼の魅力的な隣人と

恋に落ちた時、夢と現実が交錯する。眠りの科学の

おかげで信じられない夢の世界に一歩足を踏み入れる

ミッシェル・ゴンドリー監督のセンチメンタルコメディー。


だそうです。

Trailerを見たのですが、もうミシェル・ゴンドリーファンには

たまらないです。

まさに「ミシェル・ゴンドリーワールド炸裂」です。

設定も夢の中の話みたいだから、リアルさを追求する

必要もないので、思う存分やれたんじゃないかと期待♪


しかも、主演が、「モーターサイクル・ダイアリーズ 」や

「バッド・エデュケーション」のガエル・ガルシア・ベルナルと

「フレンチな幸せのみつけ方」のシャルロット・ゲンズブール。

二人とも好きな俳優さんなので、より楽しみです。



Trailerなどはコチラで見れます。

http://www.youtube.com/watch?v=1SjlYOGG_AU&search=Gondry
http://www.lasciencedesreves-lefilm.com/accueil.htm
http://www.gaumont.com/films/sleep/index.html

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2006-07-22 18:46:44

隠された記憶

テーマ:か行の映画

隠された記憶

公式サイトはコチラ→


【原題】HIDDEN
【制作年】2005
【制作国】フランス・オーストリア・ドイツ・イタリア
【監督・脚本】ミヒャエル・ハケネ
【鑑賞場所】シネテリエ天神
【主なキャスト】
○ダニエル・オートゥイユ(ジョルジュ)
○ジュリエット・ビノシュ(ジョルジュの妻:アン)
○モーリス・ベニシュー(マジッド)
○ワリッド・アフキ(マジッドの息子)
○レクター・マクドンスキ(ジョルジュの息子:ピエロ)


【あらすじ】
テレビ局の人気キャスター・ジョルジュは、編集者の
妻アンと一人息子ピエロの三人で平穏に暮らしていた。
そんなある日、一本のビデオテープと不気味な絵が
何者かによって送りつけられる。
テープには、ジョルジュの家の前の風景が延々と撮影
されていた。それから次々と届くテープには、徐々に
プライベートな風景が映し出されるようになり、
一家は身の危険を感じ始める。
そんな中、ジョルジュは子供時代の“ある出来事”を
思い出していく…。


【公開時コピー】
送られてきた1本のビデオテープ
それは記憶の底に隠された無邪気な悪意


【評価】★★★★★★☆
【ひと言】
キーワードは「やましさ」
考えさせられました。
--------------------------------------

※最後の方にネタバレあり。


大雨のレディースデーに劇場へ行ってきました。


とある風景が映し出される。
数分間はあったかな。
シネテリエが悪いのか、演出なのかビミョーな感じで
画面がぶれてて気分が悪くなりかけた頃、ふいに
映像が切り替わり、さっきのシーンが送りつけられた
ビデオのワンシーンであることが分かる。


ただ、家の前の風景を延々と写しただけのビデオと
奇妙なイラストの描かれたハガキ。


一体誰が、何のために・・・というのはミステリとして

この映画を見始めた誰もが思う謎です。


しかしビデオテープが送られてくるにつれ、主題は

誰がビデオテープを送りつけたかということより

主人公ジョルジュの記憶の中に消えかけていた

ある出来事の方になってきます。


ジョルジュは、徐々に過去にあったある些細な
出来事を思い出すようになってきます。
ジョルジュにとっては、6歳の頃の取るに足らない
くらいの些細な出来事。些細なイタズラ。
でも、当の本人にとって、それが自分の一生を左右
するくらいのものだとしたら・・・。


こういうことってたぶん、大なり小なり誰もが経験
したことがあると思うんです。
他愛のないイタズラ、ちょっとしたイジワル。
多くの場合、それは双方にとって大きな問題にならず
大人になって思い出と化していくもの。


だけど、そのうち一つか二つくらい、今でも笑えない
思い出っていうのがあったりするかもしれません。

こういう出来事はたぶん加害者より、被害者側の
記憶が大きいような気がします。



私も小さい頃、落とし穴を作って近所の子を落として
遊んだりしてました。
その子とはその子が結婚するまで仲良くしていたので
私の側としては、懐かしい昔話ってことになって
ますが、彼女の側にしたら、もしかしたらそのことが
心のどこかに引っかかったままになっているのかも
しれません。

逆に、小学生の頃幼馴染に靴を何足も隠されたことは
なんとなく今でもいやーな思い出です。
たぶん向こうは覚えてもないのでしょうが。

もちろん、今さらどうこうしようと言う気持ちはない
のだけれど、どこか心にしこりとして残っていることは

確かなのです。


この作品は、そういうことがテーマになっています。
ジョルジュにとっては頭の片隅に追いやられていた
記憶が、実はマジッドにとってはその将来を左右する
ような問題だったとして・・・。


ビデオテープを通して、いやでも過去の出来事を思い

返すことになったジョルジュ。彼の中に芽生えた

ひょっとしたら・・と浮かんだ過去の出来事に対する

「やましさ」と、それによって一人の人間がたどって

しまった運命を認めまいとする気持ちとの葛藤。


ジョルジュは、断固としてそれを認めようとはしません

でしたが。


後半に出てくるマジッドの衝撃的な行為。

(私は思わず "ひぃーっ"と声が出るところでした)


あれは、私にはマジッドの潔白を証明する行為という

より、今度こそジョルジュにしっかりと「やましさ」という

傷をつけるために行ったことのような気がしました。

命にかえてでも、ジョルジュに伝えたかったことだった

と私は捉えました。


そして、最後のシーン。

私の頭の中は、思いっきり混乱してしまいました。

マジッドの息子と、ジョルジュの息子が話をしている

シーン。


その瞬間、私の頭に浮かんだのは、

(1)マジッドの思いが息子に受け継がれ、輪廻していく

(2)マジッドの息子がジョルジュの息子に、お前の父親は

  ひどいことをした人なのだという意識を植え込んでいき、

  嫌悪感を持たせ間接的にジョルジュの家庭を崩壊させる

  


という解釈でした。

で、後日この映画を観た友達に聞いたら、

「息子同士がグルだった」と解釈したようで、たしかに

それはそれでアリですね。

でも、この解釈だったらちょっとサスペンス要素が強く

なって、この映画の主題とはちょっとズレる気がしない

でもないですね・・・。

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2006-07-16 22:52:43

そして、ひと粒のひかり

テーマ:さ行の映画

そして、ひと粒のひかり

公式サイトはコチラ→


【原題】Maria Full of Grace
【制作年】2004
【制作国】アメリカ・コロンビア
【監督・脚本】ジョシュア・マーストン
【鑑賞場所】自宅
【主なキャスト】
○カタリーナ・サンディノ・モレノ(マリア)
○イェニー・パオラ・ヴェガ(ブランカ)
○ジョン・アレックス・トロ(マリアに仕事を仲介:フランクリン)
○ギリード・ロペス(運び屋:ルーシー)
○パトリシア・ラエ(ルーシーの姉:カエラ)

【あらすじ】
コロンビアの田舎町で生花工場に勤めるマリアは
上司とソリが合わず、仕事をやめてしまう。
マリアの収入に頼りきりの家族ともうまくいかず、
さらには愛してもいない彼氏の子を身ごもって
しまう。
追い詰められたマリアは、5000ドルという報酬で、
胃の中に麻薬を詰め、運ぶという危険な仕事に
踏み込むのだった選ぶのだった。


【公開時コピー】
運命はわたしが決めるのを待っている。


【評価】★★★★★★★
【ひと言】
うまい邦題だと思います。
--------------------------------------


公開時から見たかった作品。
ワールドカップも終わり、寝不足も解消されたので
DVDをレンタルしてきました。

人間の命って何よりも大切なものなのに、お金の
ために、麻薬を運ぶ「媒介」として人の命が使われて
しまう。
でも、そうでもしないと今の環境から抜け出せない
人たちがいるという現実。
見ていて、とても心が痛くなりました。

っていうか、だいたいゴムにつめた麻薬を飲み込んで
胃に隠して運ぶってこと自体、あまりにもリスキー。
何回もやってたら絶対中で破れて死ぬよ・・って
感じですよね。

この作品もフィクションではあるけれど、実際の
「運び屋」さんや、関わった医師など多くの人に
インタビューして作られたというから、起こりえる
話なのでしょうね。

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