浅野

カウンセリングサービス浅野寿和です。いつもありがとうございます。

 

今日はまずお知らせをさせてください。

 

11月6日(日)に「カウンセリングサービス東京感謝祭」という、年に1度のイベンドがやってきます!当日は僕も東京に伺います!

イベントでは、講演をさせていただきますし、毎年ご好評をいただいている、20分のプチ面談カウンセリング「ワンポイント相談会」にも参加します。

 

ご来場いただきますと、僕を含めた心理カウンセラーと直接お話しいただけるんですよね。様々なイベントを含め、とってもお得なイベントとなっておりますので、ぜひお越しくださいませ!

 


講演・カウンセリング体験・クイズ大会他、イベント盛りだくさん♪
日時:2016/11/6(日) 10:00~19:00(*開場/受付9:30~)
会場:三田・機械工具会館 6階ホール
料金:3,240円 (出入り自由のフリーパス。打ち上げ参加費別途。)

 

【感謝祭イベント紹介:クイズ大会】
豪華賞品からしょうもない商品までが当たる毎年恒例のクイズ大会もあります。カウンセラーに関する4択の問題を出題します。さて、あなたはわかるかな?あなたの運と直感にかけてみよう!
東京感謝祭の詳細ページ(特設ぺージ)へ
ご参加の申し込みはこちらのフォームからどうぞ
Facebook・東京感謝祭2016

 

***

 

■さて、今日のコラムです。


恋愛やご夫婦などのご相談の流れの中で

「彼って普段から会社の上司やっ同僚に対する愚痴が多いんですよ・・・」

といったお話を伺うことがあります。

 

あなたにとって素敵なパートナーなのに、二人でいる時間に愚痴ばかり漏らすとなると、なかなか傍にいるだけで気分が滅入ることもあるかもしれないですしね。

 

だから

「彼が愚痴ばかり言っているとき、私はどう接すればいいんでしょう?」

というご質問をいただくことがあるんですね。

 

今日はそういったケースの一つの考え方についてお話したいと思います。よろしければお付き合いください。

 

■さて、愚痴って程度や表現の差はあれ、多くの人が口にすることなのかもしれないですね。

 

しかし、パートナーなどあなたにとって近い人の「愚痴」って聞いている方は嫌なもの。こちらが愚痴を聞いてスッキリして収まってくれればいいんですが、ずーっと愚痴を言われ続けるとカチンと来ちゃう方がいても不思議ではないかなぁ・・・とも思います。


ただ、特に「男性が愚痴っぽいとき」って・・・実はそこには、ある心の動きが見えることが少なくないんですよね。


例えば、「男性の中に迷いが生じている」


例えば、どこか未来に対して不安を抱えていたり、自分がこれからどう生きていけばいいの?と迷っているとき。

今の仕事が不安定になっているとき、収入が安定しないとき。

何をどう生きれば、自分の毎日が満たされるのか?分からなくなっているとき。


男性が本来は言いたくはないのでしょうが、「あれがどうの、誰がどうの」と言いたくなることがあるようですよ。


また、別の見方としては

「男性が普段自分を隠して生きなきゃいけない状況がある」

 

愚痴が出るほどの迷いを感じるときには、その内面に強い葛藤があります。

 

そして僕のカウンセリング現場での実感として、強い葛藤を持つ人ほど、普段から自分の実力をいかんなく発揮しているわけじゃなく、何かしら自分の力を抑えて、周囲や状況に合わせていたりすることが多いと思うんですよね。

 

例えば、会社や対人関係の中で、自分の力をあえてセーブしたり、自分の意見を人に譲ったり、人を立てたり・・・と、自分を隠していることって少なくないと思います。

 

すると、自分って何なんだ?という感覚はどうしても強まることがあって。

今の自分を支えるために愚痴を言いたくなることもあるのかな?と。

 

いわゆる愚痴をたくさん言う人の心理には、どこかしら劣等感の影響が見て取れます。

そして人は劣等感の度合いだけ、優越感を欲します。そうやって自分を支えようとするわけですけど。

それが愚痴になっているケースって意外と少なくないかなぁ・・・と思います。


■ということは、彼は今、劣等感を感じているか、もしくは優越感を欲しているような、そんな状況にいるのかな?と僕は思うことがあるんですよね。


人が強い劣等感を感じながら毎日を送っていることも。

人が強い優越感を求めて生きている状況も。

毎日が安定していたり、何か夢中になって仕事やプライベートに邁進している状態・・・と言えそうでしょうか?

 

僕は多くの場合、「そうではないケースが多い」という実感を持っています。

すると更に彼もため息が出ちゃうかも?ですよね?

 

そんな時の、僕からの一つのご提案は

 

「あなたとしては、彼の愚痴を見つめるより、彼のいいところを見てあげてもいいのかな?と思いますよ」


彼も、今の自分を愚痴で支えるより、自分を評価して支えてもいいのかもしれないですよね。

そんな気付きのきっかけを、少しでもいいから、あなたから彼に与えてあげてもいいのではないでしょうか?

 

彼の頑張りやいいところを伝えてあげてもいいですよね、といったご提案。

 

特に傍にいるパートナーさんから伝えてもらえれば・・・彼も強い迷いや葛藤があるときは、すぐには受け取らないかもしれませんが、嬉しいんじゃないかな?と思うんですよね。どこか素直にはなりきれなくても、ほっとできるというか。

 

男性って隠れてコソッと喜ぶ人が多いですからね。


もちろん、人を褒めることは、私もいい気分になるという要素もありますから、互いにメリットのあることでもありますし、あまりデメリットのない方法かなぁ・・・と思います。

 

逆に、人を褒めるより、愚痴を言っている彼を心配しすぎたり、彼の愚痴自体をたしなめてしまうとケンカになりやすいかな?と思います。

 

ただ、あんまりにも愚痴がひどいなら、聞く方も大変ですからね。

 

そんなときは、彼が愚痴を言わないようにコントロールするより、彼を突き放したり無視をするのではなく、一時的に(ずっとじゃないですよ(笑))若干の距離を取ることも効果的かなぁと思いますけどね。まぁあなたもあなたの時間をしっかり使う、ということでもありますが。

 

すると、あなたが目の前にいないから、彼も愚痴を言えなくなりますもんね。

 

これは、相手のネガティブな行動パターンを弱めたいときは、その状況を作る要素を外せばいいっていう、「褒める」方法とはある意味対極の考え方ですけどね。

 

もちろん、二人の状況や、あなたや彼の様子を見ながら使うことが理想的なのですが、この2つの考え方を上手く組み合わせて使ってみるというのもいいのかもしれませんね。


今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

【この記事を書いた人】

心理カウンセラー 浅野寿和(あさの・ひさお)

カウンセリングサービス所属・名古屋・東京・大阪地区担当 30代後半・男性・既婚)

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「恋愛と男性心理」「あなたの自信を培う(恋愛・婚活など)」「パートナーシップや家族の問題解決」「より深い愛情関係を紡ぐ」のジャンルで高い評価をいただく。的確と評される心理分析、どこか屈託のない人柄、温かくも言うべきことはしっかり伝えるカウンセリングスタイルは全国にファンが多く、高いリピーター率を誇る。


現在、東京地区では毎月受付開始日に翌月の予約が満席になるほどの好評を博す。

年間「およそ750時間以上の対面式カウンセリング」と年間「およそ250時間の電話によるカウンセリング」=年間「1000時間以上」のカウンセリングを行う。同時に、年間60本以上の心理学講座、ワークショップ・ヒーリングセミナーもこなす実践派でもある。(2016年10月現在)

 

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