恋愛テクニック-いつも、ありがとうございます

東京地区で、カウンセリング・心理学講座・講演を行う。産業カウンセラー、キャリアコンサルタント資格をもち、恋愛・夫婦など男女関係、アダルトチャイルドの問題など、感情を癒すセラピーが人気で、その実績は東京地区ダントツNO1。またコラージュをとりいれたマインドマップカウンセリングも好評をいただいている。(コラムの最後にQ&Aと、カウンセリング体験談、連絡先などカウンセリングのご案内があります)


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こんにちは、清水三季央(しみずみきお)です。梅雨明けとともに都内は連日猛暑です。我が家では、暑さ対策でテラスで育てていたゴーヤが収穫の時期を迎え、最近食卓に並びます。テラスの植物くらいでは凌げない暑さですが、ゴーヤくんに、少しは気分を和ませてもらっているこの頃です^^

さて、今回は、私のカウンセリングの現場でとくに多い、浮気や離婚のご相談での背景としても、よく登場する、オレ様タイプの男性についてお伝えしてみたいと思います。超自立系のようにこれまでもいろいろお伝えしている部分と重なるところも出てきますので、いろんな視点で男性心理を学ぶヒントにしてくださいね。


宝石緑オレ様な男性ってどんな人?

オレ様な男性といっても、いろんなイメージがあるでしょうから。こういう人という例をいくつか挙げたいと思います。

上から目線
自分が一番
女性を従わせる
自分に甘い
痛いところを突かれると怒る、キレる
口がうまくて、言いくるめてくる
なぜかにくめない
価値観が昭和
仕事はうまくこなしている
浮気しても反省しない
基本的に女性好き
飲み会で帰りが遅い
細かいフォローがない

とこんな感じでしょうか。それでも彼女さんがいたり、奥さんがいるのは、彼がルックスがよかったり、口がうまかったり、アプローチのときだけ低姿勢だったり、男らしさがあったり、仕事ができたり、といういい面もあるので、惚れた弱み?みたいなもので女性の優しさに守られてしまっているからかなと、カウンセリングをしていて思います。


宝石緑こんな、オレ様な男性にはどんな背景があるのでしょう?

カウンセリングをしていて私が感じる背景としていくつかあげてみたいと思います。(私が感じる印象なので、断定的にこうだと言えるわけでは、ありませんので、参考程度にとらえてくださいね)

彼の家庭が、男尊女卑→父がオレ様。母が犠牲。の家庭だったので、それが普通と思っている
地方の出身→地方であればあるほど、古い日本の価値観である男尊女卑の傾向を引きずっているような印象を感じます。(九州の方などが特徴的です)
長男である→とくに男子が一人だけの家庭や、第一子が女子で、ようやくさずかった男子という立場であるほど、大切に扱われたり第一子長女にも甘やかされるので、女子からの優しさになれていたりします。
会社も男尊女卑→どうも社内の先輩や上司も似たような価値観で、オレ様チームが成り立っていると余計にオレ様な態度に自信をもってしまうということもあるようです。
仕事で出世して自信がついている→若い間はオレ様ではなくても、年齢が上がるとオレ様になることも多いです。
奥さんに虐げられすぎて、キレている→奥さんに犠牲しつくした結果、キレて開き直ってオレ様になっている場合です。遅れてやってきた反抗期みたいな感じでしょうか。


宝石緑こんな背景をもとにして、オレ様の男性にはどんな心理があるのでしょう?

たいていはオレ様であることに罪の意識がありません。自分がオレ様をやれているということは、そこで必ず、犠牲している人があってこそ成り立つわけですが、それがあたりまえだという錯覚におちいっているので、感謝やねぎらいや謙虚さを失ってしまっているようです。

なぜそうなるかというと、先ほどお伝えした背景にあるように、彼のご両親の関係が同じだったことから男性とは彼の父のようにオレ様であるもので、女性は彼の母のように犠牲的であるものだと思い込んでいたり、男尊女卑が背景にあるのですが、兄弟姉妹の中で唯一の男子だとか、ようやく授かった男子だというような事情から特別扱いされて育ったということも多いようです。これはとくに地方であればあるほどその傾向が強いようです。さらにそこに会社や学校の先輩、友人などが同じ価値観を持っていると、その価値観を疑いにくいので、さらにその傾向にはずみがつくのかなと感じます。

またもともとよい子なタイプで、オレ様とは反対の従順なタイプで、姉さん女房に代表されるような割と強い女性との関係でよい彼やよいご主人として、犠牲をしいられていた方が、後から、オレ様になる場合もあるようです。これまでの犠牲してきた不満を奥さんにアピールしている状態です。この場合は、女性が姉さんすぎたり、お嬢様タイプで父親のような男性を求めて、男性に過剰に完璧を求めていることも影響しているようです。


宝石緑ではオレ様な男性にどう対処したらよいのでしょうか?

ここで女性の側に目を向けると、大きく2つに分けられると思います。それぞれの対処法を考えていきましょう。

(1)犠牲のタイプ

女性が犠牲してしまう癖があると、オレ様な男性のオレ様ぶりと組み合わせがマッチしてしまって、オレ様傾向を増長させたり、継続させてしまいやすいです。彼のせいで犠牲してしまっているかもしれませんが、まず自ら犠牲してしまっているところがないかチェックしてみましょう。

彼が何かしてあげようか?と言ってくれたのに、女性側が自らNOと遠慮してしまったりしているところと
彼が頼んでいないのに、女性側が自ら何かしてあげることを選んでいるところ
これらに気づいて、それらをやめるようにするだけで、確実に、犠牲してしまうバランスが修正されていきます。

犠牲する方というのは、自分がそもそも何を望み、何がしたいのか、何をしてほしいのかを感じとって、コミュニケーションとして表現していくという作業が、苦手だったり、怠っていたり、それをしようとする発想がなかったりするので、つい、誰かの期待に応える行動でその場をやりしごしてしまうところがあると思います。

自ら犠牲をはじめてしまうところをストップさせて、自分が望むこと、したいこと、してほしいことを感じとって、彼に伝えていくことを目標にしましょう。


(2)あたし様?なタイプ

あたし様?という言葉は今私が勝手に作りましたが、まあ女王様タイプといってもいいと思います。女性なんだけど強かったり、いばったってしまうタイプの方もまた、オレ様な男性とうまくいきにくいところがあると思います。このタイプもさらに2つにわけられるんですが、

かつて犠牲していたので、あたし様になった場合と、
もともと、あたし様な場合です。

かつて犠牲していたとしたら、犠牲をしすぎた不満や怒りから、あたし様になっているわけで、友達やカウンセラーに話を聞いてもらったりして、まずは怒りをおちつかせていくことが、まずすべきことだと思います。気持ちがおちついてきたら、(1)の犠牲のタイプにある対処をしてみてください。

はじめからあたし様な場合、この場合だと知らない間に、男性側を虐げてしまって、その反動で、男性がオレ様になっている場合もありますので、女性側が、あたし様でいることが当たり前だと思っていた時期があるはずですので、その反省をしたのちに、少しの間は、男性に与える側になって、謙虚さを心がけたり、虐げられていた時期の気持ちをわかってあげたりして、これまでの関係が偏っていたのだと理解して、そのバランスをとるように心掛けてください。


宝石緑最後に

相手がオレ様タイプだとしても、結局のところ、女性の側も自ら犠牲してしまっていたり、また、あたし様タイプのように、一時期に相手に犠牲をさせてしまったりというところがありますから、女性の側の心の状態を変えていくことを通して、お互いのバランスを調整しはじめてくという、自分の方からできることにチャレンジしていくところからとりくむと解決に向かいやすいと思います。(本当はオレ様な方が心理学やカウンセリングを知ってくださるといいんですが、女性の側が心理学やカウンセリングを、先に知ってしまった場合は、女性の側から変わり始めるしかないので、やむを得ず、こういう伝え方になってしまいますので、ご了承ください。またご主人や彼に興味や意欲があるようでしたら、カウンセリングでお伝えすることも可能です)

自分でとりくめるところからやってみていただいて、犠牲をさせられた不満、怒り、悲しみ、無気力感、あと望んでいることを伝えても言いくるめられてしまう理不尽さ、屈辱さなど、どうしようもない感情で苦しいときにはカウンセリングやセラピーを使ってください。(カウンセリングを受けられたお客様からのご紹介文はこちら


カウンセリングをしていて悲しく感じるのは、女性も、男性もどちらもそれぞれの立場でいろんな思いをもって頑張っているのに、なぜかうまくいかなくなってしまうというところです。どっちも精いっぱいやっているんですよね。上手にバランス良く仲良くできると、男女関係はもちろんですし、社会全体のバランスも整ってくるだろうと思いますので、少しでもこのコラムがヒントになればと思います。

皆さんが幸せな男女関係をもてるよう、祈っています。

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