積極性がない女

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一時期よく言われた“草食系”と“肉食系”。

アタシは周りから“草食系”だと言われるし、自分でもそう思う。
とにかく、自分から行動をするということがまずないのだ。


告白なんて当然したことないし、デートのお誘いだってしたことがない。
メールも電話も自分からはできないし、「○○行きたい」「○○食べたい」「○○したい」ですら言ったことがない。

恋人にはいつも、「相変わらず他人任せやなぁ」と呆れられる。
8年付き合ってなお、アタシがそういうことを言えないものだから……。


彼自身、自分で自分のことを“ワガママ”だと言うけれど、アタシから見て、そこまで自己主張するタイプだとは感じない。
だから、ホントはアタシにももう少し、意見を言ってほしいと思っているんだろう。

うん、わかってる。

でも、アタシにはそれが、とても難易度の高いことで……。
結局8年間、克服できずにいる。




2カ月前、昇格試験の面接を受けたときのこと。

前にも書いたけれど 、一応、無事に通過することはできた。
ただ、通知票にはしつこいぐらいに、“今後はもっと積極的に……”と書かれていた。


恋愛において消極的で受け身なことは自覚していたけれど、仕事面、生活面ではそこまでとは思っていなかったので、これほど何度も書かれていることに、ほんの少し、驚きもあった。

しかし、試験の結果を気にしてくれている先輩や上司に、通知票に書かれていた内容について話すと、みな一様に「あ~」と言ったのだ。
明らかに、“公”の面では積極性がないと、みなが感じているのだとわかった。


結果が言い渡された日の夜は、恋人と会った。
先輩や上司同様、彼もアタシの試験のことを心配してくれていたので、真っ先に結果を伝えた。
そして“積極的に……”と書かれていたことも話す。

すると彼に、「ま、それだけ積極性がないってことやな。そやのに受かるなんて、どんだけ金積んだん? それとも誰かのと間違われてるんちゃう? かわいそうに、あなたと間違って誰かが落とされてるわ、絶対」と、いつもの調子で茶化された。

“積極性がない”

彼からはストレートにそう言われた。
恋愛面、そして今や、親よりもアタシのプライベートをよく知る彼が、やはりそう感じているのだなと思った。


翌週、同じく試験を受けた同期たちと、結果について話をした。
彼女たちとの関係は、“公”と“私”のあいだと言えるだろうか。
仕事での接触はほとんどないけれど、完全なプライベートの付き合いでもない。

そこにおいても、アタシの結果に対する彼女たちの反応は「あ~」だった。
もうここまでくると、驚きはない。


そしてその週末、母に頼まれて実家に帰省
赤ちゃんのころからのアタシを知る母にもやはり、「あ~、あんたはそやろな」と言われた。



結局、アタシは公も私も、昔も今も、恋愛面も日常面も、どこをとっても積極性がないのだと理解した。
これぞ、筋金入りってやつ!?(笑)

いやいや、笑ってられない。
少なくとも仕事面では、もっと積極的になるよう、言われているわけだから。



一方で、自他ともに認める“肉食系女子”が同期にいる。
彼女は面接で、「エレベータなどで出会った人から声をかけられますか?」と訊かれたらしい。

「あたし、怖いって思われてるんかな?」

確かに、上司にも平気で刃向っていき、嫌なことは何がなんでもやらない彼女には、そういうイメージがある。



アタシと彼女、足して2で割ったら、ちょうどいい具合の“可愛い女”になれるのかもしれないな、と思った。

やっぱり何でも、ちょうどいいのが一番!?







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“大丈夫”な女

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「忙しそうやな。大丈夫か?」

「もうちゃんとご飯食べられるようになった?」


最近、会うたびにいろいろと心配して、訊いてきてくれる恋人。


「うん、大丈夫!」


アタシが言うと、彼は決まって黙ってしまう。

そのたびに、


(まずったな……)


と、反省するアタシ。



彼が聞きたいのは、そういう言葉じゃないのだろう。

愚痴を言うのも違うとは思うけれど、ちょっとこう、“弱み”というのか、“あなたにだけ甘えちゃいます”的なものがほしかったのかもしれない。


もちろん、彼のことは頼りにしてるし、彼の存在があるからこそ、いろいろなことを頑張ることができるのだと思っている。


だけど、どうも甘えるのは苦手。

心配されるのは苦手。


「大丈夫か?」なんて訊かれたら、たとえ大丈夫じゃなかったとしても「大丈夫!」と答えてしまう……。




今回の場合は本当に大丈夫ではあったのだけれど……いや、8年以上付き合っているわけだし、アタシ自身、自覚していないような何かを、彼のほうが感じ取っているのかもしれない。

だから、なんとなく頼られていないような寂しさを感じているのかもしれない。


とはいえ、自覚のないことを言葉にすることはできない。

じゃあ、どうするか。


同じ「大丈夫」と言うにしても、「あなたとこうして会えるから大丈夫」だとか、もっと言い方はある。

心配してくれる彼を傷つけないようにしなきゃと思う今日このごろ。




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問題意識がない女

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「答えが綺麗すぎるね。それじゃあ面接官にしてみたらおもしろくないんだよ」


火曜日に続き 、今日は昇格試験の面接の練習だった。
今回は、さらに上司2人を交えて、3人が面接官に扮してくれた。
(本番の面接官は5人)


まず言われたのは声の大きさ。
アタシはいつも、しゃべるときの声が小さいと言われる。
これは、高校の演劇部時代にもよく言われたことだった。

「歌うときはあんなに声出るのに、なんで話すときも同じようにできないのかなぁ?」
「だって、歌と話すのでは発声方法が違うんです……」
「じゃあ、歌いながらしゃべったら?(笑)」


高校生のときも、教育実習のときも、社会人になってからも、両手・両足の指の数じゃ足りないほど何度も経験したこのやり取り(笑)
うーん、成長がない……。



次に言われたのが、答えを簡潔に言うこと。

アタシは、このブログにしてもそうだけれど、とにかく話が長いあせる
理屈っぽく、説明ばかりしてしまうのが悪い癖なのだ。

文章としてならともかく、話すときにそれだと、何が言いたいのか相手に正確に伝わらない恐れがある。
なので、説明を加えたいのであれば、先に結論を述べてから「なぜなら……」という形で話すほうがいいと言われた。

確かにこれは、自分でもそう感じる。
本番では、意識してそうしなければと思った。



そして最後に言われたのが、冒頭の言葉だった。

「なんというか、言葉に汗が感じられないというか。さっきも職場の雰囲気が和やかだって答えてたでしょ。それもさ、ここの部が“楽な仕事”って捉えられちゃうかもよ。営業や制作部門は汗水垂らして働いてるのに、そっちはお公家さんみたいに澄まして、金ばっかり使ってどこかの偉い人と談笑してればいい、みたいな」


うちの部は、原稿を書いたり、講演をしたり、テレビに出てコメントしたり、有識者を呼んで研究会をしたり……と、そういう活動をしている。
しかし、社内の人間に、その活動は見えにくい。

アタシは最初からこの部に配属されたので、よくわかっているけれど、やはり同期の子たちに言わせても、うちの部は“近寄りがたい”だとか、“静か”だとか、“何をしているのかわからない”だとか、“高みから現場を見下ろしている”という目で見られることが多い。

でも実際は決してそんなことはなく、相当な時間と労力をかけて準備を整えたり、家に原稿を持ち帰って徹夜することも結構あるし、たった1つのことを調べるために丸1日、関連する資料を手当たり次第に読むこともあったりする。
華やかに見えて非常に地味な仕事なのだ。

だけど、元来アタシは“苦労することが楽しい”と思える性質なので、今日の面接の練習でも、“喜び”や“幸せ”を前面に出してしまっていた。
現にそう思っているからではあるのだけれど、「それでは面接官は納得しないよ」と言われてしまったのだった。


じゃあ、どう答えればいいんだろう??
面接で嘘は言いたくないし、心から仕事が楽しいと思ってるし……。

もう本番が4日後に迫っているというのに、わからなくなってしまった。


「職場の問題点、なんかあるでしょ? 僕らに対して思ってることとか、ホントにないの?」
「居心地がよすぎて“なあなあ”になってるんじゃないって突っ込まれるかもね」
「あー、それはあるよ。なんかあるでしょ、思ってること。問題意識、危機意識をもつということも、リーダーという立場には大切なことですよ。無難に綺麗な答えを言うより、問題を解決する力があるんだっていうほうが、面接官を納得させられるから」


なるほど、と思った。
アタシには、この意識が欠けていた。

“苦労することが楽しい”ゆえ、普通の人なら問題意識をもつだろうところを、楽しみにすり替えてしまっていた。
職場の問題点、上司の問題点……これまで2回の面接練習でどうしても思い浮かばなかったこれらは、アタシの意識にこそ問題があったのだとわかった。

そうやって視点を変えて考えてみると、その場その場で解決しているいろいろな問題が見えてきた。

(そうか、面接では、こういう問題もあったけれど、このようにして解決するよう努めています、というような感じで答えればいいのか!)


ぐちゃぐちゃに絡まりかけていた頭の中の糸が、するりとほどけていくのを感じた。




そういえば、と思いを巡らせる。

昨年末、恋人と真面目な話をした日 のこと、彼から「何か言いたいことないの?」と、しつこいほど訊かれた。
アタシが普段、思ったことをぶつけないタイプだからと。
自分が言いたいことを言ったこの際、言っておけと。

でもアタシは結局何も思いつかず、答えられなかった。


考えてみるとこれも、アタシの問題意識の欠如が原因だったのかもしれない。
彼といられるだけで幸せで、彼が何をしても、あるいはしてくれなくてもアタシは満足で、問題視しようなんて考えたこともなかった。
だから、言いたいことなんてあるはずもなく、むしろ、充分すぎるぐらいだった。

だけど、それはお互いの成長を阻んでしまっているのかもしれない。
職場環境や仕事と同じように、男女のあいだにおいても問題意識をもち、改善に努めることで、さらに良好な関係を築くことができるのかもしれない。


ホントはあの日、何も思いつかず、答えられなかったことが、ずっと心に引っかかっていた。
8年も付き合っていて、アタシは彼の何を見てきたのだろう、と。
きっと、何も言ってもらえなかった彼も、哀しかったに違いないと。


これまで8年間、ずっとそうであったものをいきなり変えるのは難しいけれど、彼とは今後も末長く付き合っていきたいので、意識して心がけようと思った。



面接の練習を終えた帰り道、胸がスッと軽くなると同時に、思わず笑顔がこぼれた。





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