SHOCK

テーマ:
ステーションに初トラバなり~☆


先日、ワイドショーで「-endless-SHOCK」の模様が映っていた。
実は、アタシは毎年これを観劇している。

今年も、今月の29日に観に行く予定☆
遠く関西から、東京の帝劇へとはるばる赴くその理由は、やはり、紛れもなく「SHOCK」という舞台に魅了されてしまっているからなんやろうな……とつくづく思う。


もともとアタシは、高校時代、演劇部に所属していて、“演じる”ことに情熱を燃やしていた。

いや……う~ん……なんか違う。

――というよりも、“表現する”ということが好きやったのかな、昔から。


音楽が大好きで、幼稚園のころから独学で鍵盤を覚えた。
普段は引っ込み思案で泣き虫のくせに、歌を歌うことだけは平気だった。

ダンスが大好きで、体育では唯一、運動会のダンスの練習が好きだった。
高校生のころは、学校帰りにダンス教室にまで通うほど好きになった。

演劇が大好きで、小学校のころから小説を書いていた。
小・中・高、思い出してみると、ほとんどのクラス劇に出演してきた。


歌うこと、踊ること、演じること、その3つが揃うのがミュージカル。
アタシが好きにならないはずはない。

そして、大好きなKinKi Kidsの堂本光一君主演座長公演となれば、「SHOCK」がたとえ東京でやっていようと、観に行かずにいられるはずがない!!


まぁ、そんな少々不純な動機で観たのが、2000年11月の「MILLENIUM SHOCK」だった。

これまで観てきたミュージカルとは全く違い、あまりの迫力に圧倒された。
それはまさにSHOCKだった。

どうしてあんな不純な動機を差し入れてしまったのか恥じたほど、心に響くものがあった。
と同時に、もったいないな、と思った。

アタシは、舞台が好きで、そして光一君のファンだから、2つの眼で愉しんでいる。
でも、そのどちらか一方が欠けていたらどうだっただろう……。

舞台が好きなだけなら、たとえ東京に住んでいたとしても間違いなく観ていなかったと思う。所詮アイドルのやる舞台だ……と、しょ~もない先入観を持ったに違いない。
光一君のファンだというだけなら……これもおそらく、遠方だという理由で、わざわざ東京に行ってまでは観ていなかったんちゃうかな。

だから、今でもチケットの倍率は、日本で行なわれる舞台の最高だと言われているけれど、もっとたくさんの人に真価を知ってほしいと思うのだ。

“堂本光一”という看板は、多くのファンを集めるぶん、ファンじゃない舞台好きを遠ざけているようで、とても悔しく思う。
それが、“アイドル”と呼ばれる人たちの哀しいところなのかもしれないけれど……。


今回で6度目の再演。
「観たいと思ってくれる人がいる限り、やりたい」
と光一君は話す。

それならアタシは、再演され続ける限り、観続けたい








タイトル: KOICHI DOMOTO SHOCK DIGEST(通常版)









タイトル: Koichi Domoto SHOCK【通常盤】


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★続々・久々の平日デート★

彼氏がシャワーを浴びている間、アタシはテレビのチャンネルをコロコロと変えていた。
下手に変えるとあやしい番組になってしまうので(笑)、偶数番号だけを押す(関西の番組は基本的に偶数チャンネルしかない)。
時間帯のせいなのか、あまりアタシの興味をひく番組はなく、仕方がないので携帯をいじって時間を潰した。


「お先。入っといで!」
シャワーを浴び終えた彼が、部屋に戻ってきた。
「うん、入ってくる」
アタシはそう返事してバスルームへ。

ともすると、ここがアタシにとっての一番の戦いの場となる。
基本的に長風呂なのだけど、彼をあまり待たせないように全速力で、なおかつ、彼がどこに触れてもいいよう、念入りに泡を滑らせなければならないからだ。
だから、彼氏がつけたままにしている防水テレビも、いつもほとんど観ずじまいで消してしまう。


「お待たせ♪」
そう言いながら部屋に入ると、いつものとおり、彼はベッドに入ってテレビを観ている。
脱いだ服を手早くハンガーにかけ、アタシは彼の隣に潜り込んだ。
すばやく、彼の腕がアタシの身体に巻きついてくる。まるで、触れたとたんに丸くなるダンゴムシのようだ。

CMに入ると同時に、彼はテレビを消した。
「電気そっちで消せる?」
「うん、まかせて!」
アタシは、ベッドの横の装置についている4つのつまみをひねった。そしてフェイドダウン……。



ほとんど真っ暗な状態のなかで、彼の指がアタシの顔の輪郭を探るようになぞった。
そして、そっと唇を触れ合わす。
片方の手がガウンの上から胸のあたりをなで、少し硬くなった部分を探り当てると、そこを指で転がし始める。
思わず熱い吐息が漏れた。

少しずつ息が荒くなるアタシの唇を、彼はふさぐように覆う。
アタシは彼の背中に腕を回し、ギュッと力を込めた。
すると、それに応えるように、彼は激しく何度もkissをする。
彼の唇はそのまま首筋へと移り、強く押し当てられた。


(あぁ、アタシやっぱりこの人のこと好きや……)

改めてそう実感していると、彼はアタシのガウンの腰紐をスルッと抜き取った。
そしてアッという間に脱がされる。
アタシが身体の下に敷いた状態のガウンを引き抜いているうちに、彼も身一つになった。

「寒くない?」
「うん、大丈夫」

彼のそういうひと言が、アタシをとても穏やかな気持ちにさせる。
ちょっと前までの仕事の忙しさも、ずいぶん昔のことのように感じられる。


彼は、アタシの身体のあらゆる部分に指や唇を這わせ、感じさせた。
「あぁ…んん……」
自分でも気が付かないうちに、声が出てしまう。
アタシたちは、上になり、下になりしながら、お互いの愛しい想いをぶつけ合い、濡れた身体を慈しみ合った。
次第にアタシは何も考えられなくなり、ただ、色の帯が頭の中全体に広がっていくのを感じていた……。


そうして、互いに果ててしまうと、彼は静かにアタシを抱きしめてくれた。
冷めかけの肌に、彼のぬくもりがとても心地よい。

「あったかい……」
アタシがそうつぶやくと、
「オレ? 体温高いからな」
そう言って、彼は微笑んだ。



しばらくして、アタシたちは夕食を頼んだ。
それを食べながらテレビを観ていると、何かのバラエティー番組で、アナウンサーが桁違いのセレブたちを取材していた。
「うわぁ、すご~い!!」
アタシが目を丸くしていると、
「こんな生活、してみたいと思う?」
と彼。

アタシは少し考えて答えた。
「でも、この人たち、仕事をしたことがないって自慢してるけど、アタシは仕事好きやし、そのおもしろさとか楽しさがわからへんのはかわいそうやなって思うな」
「あぁ、まぁな」
「まぁ、1日、2日だけとかいうなら、こういう生活を体験するのもいいかもしれへんけど(笑)」


すると彼は,「う~ん……」と唸ったきり、しばらく黙っていた。
そして、コトバを選ぶように、少しずつ話し始めた。
「あのな、これは男のエゴなのかもしれへんけど、やっぱり結婚とかすれば、相手にいい生活させてあげたいって思うよ」
「…………」
「できるかどうかは別として……まぁやっぱりエゴなんやろうけど……」


アタシはコトバが出てこなかった。
彼がこんなことを考えているなんて思ってもいなくて、ぎこちなく微笑むぐらいしかできなかった。

彼にとっての「相手」がアタシになるかどうかはわからないけれど、少なくとも今、一番可能性があるのはアタシだろう。
でも、そのアタシは彼の言う「いい生活」を否定するような意見を述べてしまった。

嬉しさと淋しさとがごちゃまぜになったような愛しくて切ない複雑な気持ちだった……。



その日、彼と駅で別れてから、アタシは初めて自分から、彼へのありがとうメールにひと言付け加えた。





“大好きだよ”



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わがままが言えない女

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「○○がほしい!!」
「○○買って!!」


幼い頃、そんなわがままで、ほしいものを手に入れた人は多いと思う。
なかには、大人になってからでも、うまく言える人がいる。

わがままの言えないアタシとしては、本当に羨ましい限り。
いっそ「わがまま塾」でも開いてくれないかと思うほどだ。


「何が食べたい?」
「どこに行きたい?」


そんな質問に、

「何でもいいよ」
「どこでもいいよ」


と答えてしまうアタシは、そのたびにいつも反省してしまう。

そういう答えが一番困るということはわかっているし、「どうでもいいのか」と思われてしまうことも何度かあった。
ちょっとぐらいわがままなほうがかわいいなんてことも痛いほど知っている。
でも、どうしてもうまく言うことができないのだ。

自分の意見を言うことは大切だと思うし、積極的に言うようにしている。
だけど、自分の感情なり欲求を口にするとなると、とたんに何も言えなくなってしまう……。



うちの父親は、今どき珍しく、とても厳しい人だ。いや、厳しいというよりもむしろ、恐い。
3時間ほど正座して説教されるなんてまだマシなほうで、たいていは頭を拳骨で殴られるか、ふとももや背中を平手打ち、ひどく怒っているときなどは、逃げても追いかけられて蹴られた。

それでも女のアタシはまだ軽いほうで、弟などは、脱衣場で血が飛び散るほどに殴られることもあった。

お酒が入って暴力的になる、というのはよく聞く話だが、うちの父親は非常にお酒が弱く、素面でそれだから始末が悪い。
アタシは常に、父親の顔色をうかがいながら過ごしてきたため、ちょっとしたわがままどころか、世間話でさえ、ろくにできなかった。
何かしゃべると、そのなかに父親の気持ちを逆なでるようなことが出てきそうで恐かったのだ。

だから、生まれてこのかた、何かをおねだりしたこともなければ、父親と冗談を言って笑い合うといったことさえも経験がない。
そしてそれは、アタシにとっては普通のこと。
いや、普通になってしまったのだ。
そしてそのうち、欲求を抱くことすらなくなってしまった……。



今の彼氏には、アタシがわがままが言えない女だと、最初に宣言した。
彼は理解してくれ、いつもアタシを引っ張っていってくれる。
でもたま~に、
「なぁ、なんか希望ないの?」
と訊かれることもある。

彼なりに、いつも自分の好きなものばかりで悪いな、と思ってくれているらしく、それはそれでとても嬉しいなと思う。
ただ、やはりアタシには
「う~ん……」
と、うなることしかできない。

いつか、このひとの愛に包まれながら、アタシのなかに“欲求”が生まれる日がくればいいなと思う。
そしたら、アタシはそれを“かわいいわがまま”に育てていきたい。


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