子供たちのバースデーケーキ 2015 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

今日は子供たちの誕生日。
それぞれのリクエストで、息子にはマンゴーのショートケーキ、娘にはシュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ(仏・フォレノワール=我が家での通称“チョコレートケーキ”)のドレスケーキを作りました。
息子も直前までこのチョコケーキ!と言っていたのになぜか突然マンゴーが食べたくなったようで変更になったのですが、何かの記念日などでないと作らないこのチョコレートケーキは、毎年どちらかが必ずリクエストしてくれていて、子供たちにとっても特別な日のお気に入りのケーキになってくれたようで嬉しく思っています。

誕生日が同じ日でも、ケーキはそれぞれのリクエストを聞いて2つ作ることになっていて、今年も合わせて20人前。
でも昨年と同じくちょうど夫の姉や姪・甥が帰省しているので食べる人は10人以上、子供たちがおかわりすれば、一度に減ってしまう量です。
相変わらず毎日毎日喧嘩していて、離れていればいいのにいつも一緒にいます^^;

今日は子ども会の行事や仕事で日中いないため、ケーキは昨晩子供たちが寝静まったあとに作り始め、できあがったのは午前2時。
どうしてもこの時期休めない夫には夜早めに帰ってきてもらってから、みんなでケーキを食べようかと提案すると、夫や息子は良いけれど、娘は今食べたい!というので、夫と写真をとってちょっとハッピーバースデー歌ってもらって、あとはドレスを夫の姉妹や姪に見せて、家にいる人たちみんなで好きなほうを食べました♪
(もちろん仕事の人たちの分も残してあります^^そういえば去年か一昨年も朝から食べてました)


↑ドレスケーキには、ろうそくをさすところ迷います


↑断面

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ところで、息子は10歳になります。
今年は腕時計が欲しいと話していたので、夫が毎晩ネットで調べたりして、年齢が二桁になった記念に、大人になっても長く使えるような丈夫なGショックの中からどれかいいかを選ばせて、買ってあげました。
とても気に入って、出かける時につけるはずなのにつけっぱなしで、毎日惚れ惚れと眺めているところです^^

そんな息子と、先日も少し書いていましたが、息子の経過観察のため病院に行ってきました。
(息子の病気についてはこちら
肺活量を計り、この年齢でこの肺活量や体力があればもう今後の生活も問題ないとお墨付きをいただいたので、これでもう特に問題ないのかと思いきや、次は同じように診せてきた成長過程で気をつけねばならないと言われて合わせて診せていた症状に、はっきりと病名がつきました。

私は勘違いしていて、「もともとの生まれた時の内臓奇形のためにそれも発症したんだろう、だからもうもともとの病気が心配なくなれば、合わせて診せていたその症状も気にしなくてよくなるのだろう」と思っていました。
が、実際その2つは関係がなく、体の成長が止まる高校生くらいまでは通院回数を増やしてその今回病名がついた病気に関しては様子を見ていくことになりました。

お昼は食べずに2つの科を続けて受診して予定より早めに済ませ、少し遅くなったので帰りにお昼を食べよう、疲れておなかもすいたでしょう、何でも食べていいよ!(と言っても帰りがけにあるファミレス)と話していると、
「お母さんも大変だね、俺がこの体で生まれたから」
と言い、もっと大変なお母さんたちを見てきているし、普通に生活できているのだから全然大変なことはない、それに色々な経験をさせてもらったし今元気なだけで良いと伝えましたが、毎日病院に通っていた時のことを思い出したり成長した姿を見ていると、色々な想いがこみあげてきて運転中涙で前が…(危険!)

先生いわく体質的に内臓や骨がそうなるような起因を持って生まれたのだろうとのことなのですが、普段生活する中で体自体は丈夫で風邪はひきませんし、学校も年に一度休むか休まないかで、体育や部活も好きで体力もあります。
今すぐ手術云々というわけではなく、悪化しなければ治療も必要ないので、そうならないことを祈りつつ、あと10年また頑張ろうと改めて思いました。
色々あったけれど、もうあれから10年たったのか…と考えると、これからの10年もあっという間に過ぎそうな気がしています。