ボルシチ&サワークリームの作り方 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

昨年末にロシア料理の店へ友人と言った時に食べて美味しかったボルシチ。
ボルシチはビーツを使って野菜や肉を煮込み、サワークリームを添えて食べるウクライナの伝統的なスープ。
世界三大スープのひとつとも言われています。
肉や野菜の種類は自由なので、本国では、日本でも調味料や具材が作る人や地域によって様々な、味噌汁や肉じゃがみたいな感じの位置づけなのかもしれませんね。

それまでは見よう見まねだったり、ちゃんとしたものはレトルトでしか食べたことがなかった料理でしたが、あれから偶然テレビの特集や本、またロシアから来られた方と話す機会があったりと、ボルシチについて考えたり話を聞く機会が重なり、それ以来ビーツの缶詰を買っては自分でも美味しいボルシチを作って楽しめるようになりました。
本当は生のビーツが欲しいところですが、今回は缶詰を使ったレシピです。



写真ではライ麦パンを添えて食べました。レシピはこちら→http://www.recipe-blog.jp/profile/90519/recipe/824815


~作り方~

6人分

☆具
 ビーツの水煮缶 1缶
 牛肉または豚肉の薄切り 200~250g
 玉ねぎ 中1個
 キャベツ 300g
 にんじん 中1本
 にんにく 2片
 じゃがいも 中2個
 トマト 1個(あれば)
 セロリ 1本(あれば)
 バター 30g(大さじ2強・塩分の有無は好みで) 

☆スープ
 コンソメ 2~3個(野菜の量で調整)
 水 1.2L(6カップ)
 ローリエ 2枚
 塩・黒胡椒 適量

☆仕上げ
 サワークリーム 大さじ6~
 パセリみじん切り(または小ねぎの小口切り) 適量


①玉ねぎとにんにくはみじん切り、ビーツ(汁は捨てずにとっておく)・キャベツ・にんじん・トマトは1~2cm角、肉は一口大に切る

②厚手の鍋を熱してバターを溶かし、玉ねぎのみじん切りを炒め、しんなりしたら①で準備したほかの材料を投入して軽く炒め、全体にバターを馴染ませる

③ビーツの缶汁・水・コンソメを加え、アクをすくいながら野菜が柔らかくなるまで約30分ほど煮込んだら、塩・黒胡椒で味を調える

④ふたをして数時間~半日ほどおいて味を馴染ませる

⑤食べる時には食べる分だけを沸騰させない程度に温めて器に盛り、真ん中にサワークリームを一人につき大さじ1程度乗せ、パセリのみじん切り(またはねぎの小口切り)を散らして混ぜながら食べる


《煮込む材料について》

●肉は、牛肉・豚肉・ウインナー・ベーコンなど。
 また薄切りや角切りなど、切り方も自由にどうぞ。

●ほかにも様々な野菜やビーンズ類が合います。
 ザワークラウトを加えると更に少しの酸味が加わりこれも美味。
 煮崩れないように、煮込みすぎたりかき混ぜたりしすぎないように気をつけるのがポイント。


《サワークリームの作り方》
 今でこそどこででもサワークリームは結構安価で手に入りますが、以前住んでいたところの近所には扱いがなかったりしたので、生クリームを業務用で買って使い切れない時などに、残った分でよく作っていました。
 作ってみたい方は、こちらからどうぞ→http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-11457705428.html

 またすぐに使いたい場合、料理に加えたり添えるくらいであれば、生クリームにプレーンヨーグルト(同量程度)やレモン汁(入れすぎると固くなるので必ず様子を見ながら少しずつ)を混ぜると即席サワークリーム風として使える、サワークリームに似たようなものができます。