トランジットガールズ Another Story

ドラマ トランジットガールズの未来の物語。

変わらないよ・・・。
私はずっと変わらない。

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目的の買い物が済んだ小百合は『お腹が空いた』と言い出す。

「もうそんな時間かぁ。何が食べたい?」
「家で作れないものがいいな。そうだ!どこかに韓国料理のお店ないかな?」
「私、知ってる店あるけど。何が食べたいの?」
「石焼ビビンバ」
「あ~!良いね。ここからちょっと歩くけどいい?」
「うん、いいよ!」

小百合はゆいに付いてお店まで歩いた。
途中、小百合は
「次はカメラ見に行こうよ。家電の店がいいよね?」
「うん、久しぶりだから、きっと新しい物が出てると思って。ちょっと長居しちゃうかも」
「いいよ。私も一緒に見てるから」

「小百合、ここだよ。入るよ」
「うん」

「いらっしゃいませ~」

テーブルに座り、メニューを見る小百合。
「ここはね、ベースにトッピングするの」
「ゆいは、何を足すの?」
「私は、チーズと、コーン。あんまり入れると、お腹がいっぱいになっちゃうから」
「ふーん。私、ゆいと一緒でいい」
「後は?」
「トッポギが食べたい」
「いいよ」

ゆいは店員を呼んで注文をした。

「小百合は、韓国料理の店は初めて?」
「うん、気にはなってたんだけど、なかなかね。ゆいはよく来てたの?」
「ううん、これで3回目だから。最初は大学の仲間と。その後は撮影の後にみんなで来たかな」

「撮影って、佐伯さんの?」
「あら?気になる?」
「別に」
「あ~気にしてる。そうだけど、もう小百合ん家に越してきた後だから。後は言わなくても分かるでしょ?」
「うん・・・」

「お待たせしました。器が熱いので気を付けてください」

「美味しそう!どうやって食べるの?」
「熱いうちに混ぜるの。で、器の縁にくっ付けると、おこげが出来てこれが美味しいんだ。やってみて」
「こう?楽しい♪」

「どう?」
「うん、美味しい!」

その後に運ばれたトッポギを食べた小百合は
「から~い!美味しいけど。ん?これお餅?」
「うん、伸びないけどね」
ゆいは、店員に牛乳を頼んだ。
「ここはね、牛乳が置いてあるの。飲むと辛さが和らぐから」

ゆいは、小百合の美味しそうな顔を見て、それだけで胸がいっぱいだった。

「小百合、ゆっくり食べて」
小百合は汗を流しながら食べては牛乳を飲む。
「ホントだ!辛さが引く!」
「でしょ?」

全て食べ終わった小百合。
「お腹いっぱい!もう入らない」
「じゃ、出ようか」

小百合はレジで会計を済まし、外に出た。

「ゆい~どこまで見に行く?ここからだと、どこが近い?」
「どこも似たような場所だから~」
「だったら、ここから近いとこ順番に回ろうよ」
「うん」

ビックカメラに入ると、ゆいは、黙ってカメラを手にした。
相変わらず、結構な値段。
ゆいは、望遠レンズを触っては、パンフレットを見ていた。

「小百合、ありがと。もういいよ」
「早くない?もっといてもいいよ」
「うん、ありがと。次は、ヨドバシカメラね」

そこでも、ゆいは、そんなに長居をしない。
「ゆい?見てていいんだよ。私、つまんなくないよ」
「ありがと。じゃ~ちょっとだけ」

時間にして約30分。よく店員が来ないもんだと、小百合はゆいを見ながら思った。
ゆいは満足そうにいくつものパンフレットを持って、小百合のもとへ来た。

「もういいの?」
「うん。新しく出るサイクルが早くて、良いなって思ってもすぐに製造中止になっちゃう」
「買う物はないの?」
「あっ!あった」

カメラの整備用品をいくつか買って店を出た。

「小百合、今何時?」
「4時半くらい」
「どうしようか?小百合、服が見たいって。どこのデパートに行こうか?もう、秋物が出てる頃だから何か見つかるかも」
「ゆい!私、服は今度でいい」
「ん?でも、見たいんじゃなかった?」

「今度でいい。歩きたい、ゆいと歩きたい」
「うん、いいよ。どこに行く?」
「赤レンガ倉庫に行きたい」
「じゃ~電車で行って、歩こうか?足は大丈夫?痛くない?」
「うん。大丈夫。ゆいは?」
「私も大丈夫だよ」

店を回ってる間、ずっと荷物を持っていたゆいに小百合は
「荷物、私持つから。貸して」
「いいよ。これくらい平気。小百合は、私の腕を持ってて」
「うん・・・」
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嫌な夢を見たせいで、寝不足のゆい。
小百合の腕まくらのおかげで、心が落ち着いて少し眠ることが出来た。

「小百合、ありがとう。もう大丈夫だから」
「そう?落ち着いた?私が夢を見た時、ゆいにこうしてもらうと凄く安心するからさ~」
「小百合は優しいね」
「だって、ゆいが悲しい思いしてたらそばにいてあげたいもん。安心させてあげたいもん」

ゆいは『うん』と頷いて、小百合を抱きしめた。

「怖かった。夢でも凄く怖かった。目を開けた時一瞬、これが夢なのか現実なのか分からなかった。小百合もそうだった?」
「うん。良く良く考えれば、あり得ない話なのにね。でも大丈夫だよ。そんな夢すぐ忘れるから。
さぁ、ゆい、起きてご飯食べよう。今日は私楽しみにしているんだから。ゆいとのデート」

小百合はゆいの腕を引っ張って起こすと、ゆいの首に腕を回してチューをした。
ゆいは小百合の腰を抱いてたくさんのキスをもらった。

朝ご飯は昨日もらったお稲荷さんとお味噌汁。
「ゆい?おかずは、冬瓜にする?きんぴらごぼうにする?」
「冬瓜がいいな」
「ん。分かった」
小鉢に煮つけた柔らかい冬瓜を乗せて、支度は終わり。


「いただきまぁ~す」
「お義父さんの料理は凄いね。他で食べるのと全然違う。でもこの味、小百合が作ってくれる冬瓜と同じ味がする。レシピは同じなの?」
「さぁ?でも、私のはママのレシピからだからさ~」
「もしかしたら、お義父さんの味になるように書いたのかな?」
「えっ?そうなのかな?」
「だって、ママのレシピって和食が多いよね?」

小百合は、以前から仕込んだサイドメニューがママの味に似てると思ったことはあったが、ママのレシピがパパの味に合わせてあるとか、そんなこと微塵も思わなかった。

「凄く気になる。明日、お店に行ったら聞いてみる。ごちそうさまでした!。ゆい、早く支度して行こうよ!」
「うん、分かった!」

片付けもそこそこに、二人は身支度を始めた。
ゆいは軽く化粧をすると小百合からもらったピアスを付け、小百合にも勧める。
「小百合、少ししてく?」
「うん♪」

ゆいは、普段しない肌に、ほんの少しだけ乗せて、淡いピンクの口紅を付けた。
やり方は普段からたーちゃんに聞いているので、手際はいい。

ゆいは鏡を見せて
「どう?可愛くなったよ」
小百合は恥ずかしそうに鏡を見て『うん、ちょっと照れるけど』と笑った。

出かける直前、お揃いのブレスレットをつけた。

「小百合、支度はOK?じゃ、行くよ」

ここから横浜駅まで約30分。
バスと電車に揺られて、あっという間に到着。

「着いたね。どっちから行く?駅からだと・・・ロフトが近いかな。とりあえず行ってみよう。
小百合、それでいい?」
「うん!」

エスカレーターを上がり、フロアに行くと、和食器がたくさん並んであった。

「小百合、どれがいい?」
小百合は色々手に取るが、気に入った物がない。
「うーん。『これっ!』ってのがなぁ」
「じゃ~ハンズに行こう。可愛いのがあるかも」

ゆいは、小百合を引っ張って、東急ハンズへ。

7階に上がり、コーナーに行くと、小百合が好きそうな色の茶碗が並んであった。
「小百合~これ可愛いじゃん」
小百合は手に取り、眺めながら
「うん。いいね。他の色は?」
「これが、ピンクでしょ?薄いクリーム色と、水色だね。小百合は何色がいい?」
「水色がいい」
「小百合は水色が好きだったね。じゃ~私はクリーム色にしよう」
「ゆい?いくらするの?」
「えっと・・・1000円かな?」
「やめる」
「なんで?」
「値段が高いから」

ゆいは、茶碗をカゴに入れて
「小百合?そう言うのは無し。気に入ったお茶椀で食べるのって美味しいし、楽しいし。
そのために買いに来たんだから。じゃ、次はお椀ね」

隣に並んだお椀を手に取り、
「小百合、お椀はね、口がちょっと反ってるのが良いんだ。飲んだ時に、口元が垂れないの」
「へぇ~。どれにしようかな」
「ねぇ?これは?ちょっと小さいけど、小百合の手にはちょうどいいかも。大きいと食べにくいでしょ?」

小百合は手に持ちながら、確かめると
「うん、いいね。桜の花びらが可愛い♪これ、値段は?」
「じゃ、これにしよう。箸も見ていこう」
「ゆい?いくら?」

ゆいは小百合に値段を知られる前に、箸売り場へ連れて行った。

「わ~!たくさんありすぎて迷うね」

小百合は、お茶椀は可愛い物を選んだのに、箸はシンプルな柄も入っていない物を選んだ。
「小百合?シンプルだね。こう言うのが好きなの?」
「うん。飽きないでしょ?それに、私手が小さいから短い方がいいの。ゆいは?」

「!そうだ♪」

ゆいは、小百合が選んだ箸と同じような物を選んで小百合に見せた。
「ねぇ?これにしようかと思うんだけど」

小百合に見せた箸は『夫婦箸』
「えっ?これ?」
小百合は『夫婦箸』を読んで、笑顔でゆいを見た。

「うん。これだたったら、小百合は短い方使えるし、私は長い方がいいから。色も太さも良いかなって」
「良い。これにする!これがいい」
「後はいい?」
「また今度にしようかな?湯呑みとかも欲しいけど、荷物になっちゃうし」
「そだね。次もここで買おうよ」

ゆいはレジで会計を済ませる。
「お会計5300円になります」

値段を聞いた小百合は慌てて、お椀の値段を確認しに行った。
「1つ900円もするの?」

「小百合、次はどこ行く?」
「ゆい?ちょっと高すぎだよ」
「何が?値段?小百合が気に入ったんならいいの。値段は気にするなって言ったでしょ?
次行くよ!」
「うん」
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「小百合、拭いてあげる❤」
ゆいは後ろから小百合の髪を拭きながら前に手を伸ばした。
「ゆい?くすぐったいんだけど!最初からそれがしたかったの?」
「別に~❤」

それでも小百合は楽しそうに、ゆいにされるまま髪を拭いてもらった。

「ゆい?明日はどうする?どこのデパートにする?」
「横浜駅周辺はたくさんありすぎて、いつも迷うんだよね。どこにしようかな?」

「ゆいは、買いたい物あるの?」
「う~ん。特に無いんだけど、カメラを見たいかな。最新のとか。小百合は?」
「服を買いたい。ブランドじゃなくていいの。ユニクロもいいし、無印良品でもいいんだけど」
「どこにでもありそうなんだけど」
「あ~、それとね、お茶椀」
「お茶椀?」

小百合はパジャマを着て、洗面所から出た。

「うん。お茶椀とお椀。あのさ~、ゆいとお揃いのお茶椀が欲しいの。色違いでいいんだ」
「箸もそろそろ買い替えたくて」
「そっか。ロフトか東急ハンズがいいね。じゃ~明日はハシゴして、良いの見つけに行こう」
「ゆい?いいの?お揃いのお茶椀でも」
「良いに決まってるじゃん。これで、食事がもっと楽しくなるよ!」
「うん!」
「小百合、髪乾かしてあげる。風邪ひいちゃうから」

ソファーに座って、髪を乾かしてもらう小百合。気持ちいいのか、しばらくすると寝てしまう。
「はい、乾いたよ。小百合?眠たいの?」
「うん、眠くなっちゃった」

ゆいは、小百合をベッドに寝かせて、洗面所で髪を乾かした。

歯を磨きながら、洗面所越しに小百合を見ると、とっくに夢の中だった。

『だよね。今日は色々とあったからね。家に帰るのは予定外だったし。私も眠くなってきた』

ゆいは灯りを消して、小百合を抱きしめながらいつものようにおでこと頬にキスをして眠りについた。

その夜、ゆいは夢を見る。

この部屋に知らない男の人と小百合が楽しそうにテーブルでご飯を食べている。
小百合は、その人に甲斐甲斐しく何かを箸で摘まんで
『ア~ンして❤』と言いながら、口元へ持っていった。
そして、小百合もその人から何かを箸伝いにもらって食べていた。

その光景を見ていたゆいに小百合は
『私、今すっごく幸せなの。だから邪魔しないで!ゆいも早くあの人の所に行けば?』
あの人?誰のこと?

小百合は私と幸せになってくれるんじゃなかったの?
小百合を幸せにするのは私なのに。私のはずなのに。小百合!

体がビクッとして目が明いた。

ゆいに気付いた小百合は目を開けて
「ゆい?どうかした?」
「ううん、何でもないよ。ゴメンね」

ゆいは小百合の頭を自分の胸に寄せて目を瞑った。

『何、今の夢。小百合と一緒にいた人は誰?あの人の所に行けば?あの人って?誰のこと?
小百合は渡さない、絶対に。誰にも。
小百合が時々見るって言った夢ってこんな夢なのかな?だとしたら、凄く怖い思いをしたんだろうな。
それにしても、久しぶりに見た。あんな夢・・・。
また、眠ったら、同じ夢を見るのかな?あ~眠れない』

ゆいが時計を見ると時間はまだ、4時半。
『眠れない・・・』

眠ったら、あの夢のつづきを見るような気がして、ゆいはベッドから起きてソファーに座った。

『このまま起きてようか。寝た方がいいのか』

夢を見るのが怖いゆいは、朝まで起きていた。
その間、スマホでネットを見たり、中に入ってる小百合との写真やインスタを見たり。
それでもいつの間にかウトウトと眠ってしまった。

朝、小百合が起きると、ゆいが隣にいないことに気付き、起き上がると、ソファーで寝ているゆいを見つける。

「ゆい?ゆい?どうしたの?何でここで寝てるの?ゆい?」
小百合はゆいを揺さぶると、ゆいが目覚める。

「あ~小百合。おはよう。朝まで起きてようって起きてたんだけどね。やっぱり寝ちゃった」
「ゆい、何でソファーで寝たの?」
「ちょっと嫌な夢見ちゃって。寝たらまた見るんじゃないかって思ったら。だから起きてたんだけど、結局は寝ちゃった」

「どんな夢だったの?」
「う~ん。小百合が見るような夢と同じ・・・・」

ゆいは、どんな夢を見たのか小百合に話した。

「へぇ~。そんな夢だったんだ。私だったら、きっと泣いちゃう。怒りながら泣いちゃう。
でも、あの人って?誰?」
「分かんない。分からないから余計に嫌だった」
「ゆいでも見るんだ、そんな夢」
「小百合の気持ちが分かった。夢なのに、結構辛いね」
「でしょ?結構、凹むよ」

小百合はゆいの手を握って
「ゆい?大丈夫。あれは夢なんだから。私のこと幸せにしてくれるのはゆいなんだから。
ゆいが私を幸せにするの!・・・・でしょ?」

「うん。もちろん!」
「あまり寝てないんでしょ?少し寝る?まだ6時だし」
「小百合、一緒に寝てくれる?」
「うん、一緒に寝よ❤」

ゆいは小百合の声に安心して、もう少し寝ることにした。

「ゆい?私がゆいに腕まくらしてあげる」

ゆいは嬉しそうに、小百合の胸に頬を当てた。
「小百合、ありがと♪」
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