トランジットガールズ Another Story

ドラマ トランジットガールズの未来の物語。

変わらないよ・・・。
私はずっと変わらない。

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お昼ご飯も終わり、ゆいたちはダニーのクルーザーに戻る。
そこにダニーのパパ『マット』がゆいたちを待っていた。

ゆいはマットと握手するが・・・。

どこかの俳優?と思うほど、カッコいい。
「ダニーさん、パパってアクターなの?」
「よく言われる。でも、パパは会社をやってるの。今さっき食べたお店。あの店の社長です」

「マジ~~!!??永田さん!どうして言ってくれなかったんですか?」
「言わなくても、いつか知ると思ってさ~。でも、そんな感じ全然しないだろ?」
「そうですね、気さくな人です・・・けど」

ダニーはニコニコしながら、由美たちと話をして撮影の協力をしてくれる。

マットは、ダニーに言われ、クルーザーを沖に出し、クルージングが始まる。
ゆいは、デッキチェアーに横になった由美を撮り始める。

遠巻きで見ていたダニーは、さちに「あの、ドリンク要りますか?。青い色の」と。
「あっ!分かった!ありがとうございます!ちょっと待ってて」

さちは、ゆいに「ダニーさん、ブルーハワイのカクテル作ってくれるみたい。撮影にどう?って」と伝える。

ゆいは、由美の水着を見て「うん!ダニーさん!お願いしま~す!」と叫んだ。
そして、由美に持ってもらい、ストローを銜えさせ、アップの笑顔を撮る。

「ダニーさん、見て見て♪ありがとう!素敵な一枚になりました」
言われて嬉しいダニーは、センキューと言ってゆいにハグをした。

クルーザーの風に長い髪がなびく由美の姿、ゆいは、角度を変え何枚も撮る。
「誰も船酔いしてない?大丈夫?」
ゆいはみんなを心配する。
船酔いどころか、みんな初めてのクルージングにマネージャーの笹関までが嬉しそうに海を見ている。

ゆいとさちは、キレイな水平線にカメラを向け、最高の一枚を撮った。

「由美ちゃん、デッキに上がって、一番前に立って。で、両手広げて・・・そうそう眩しいくらいの笑顔ちょうだい!・・・はい、OK!」

ダニーは、ここの夕陽がきれいだから、待ってと言う。
永田は、いつも快く引き受けてくれるダニーに甘える。
「時間ないんだけど、せっかくだから。今日はここの撮影で終わろう」


今日の授業が終わった小百合。
急いで教室を出てバス停に向かう。
「一幸君に会いませんように」
でも、そんなことを思う自分に『どうして逃げるんだ?逃げる必要ってどこに?』と感じた。

別に悪いことしたわけじゃない。
ただ、一幸君とは付き合えないってことだけ。
逃げたら、私が悪いみたいじゃん!

小百合は、『フンッ!』とため息をつき、バスに乗った。
席に座った小百合は、ゆいからのLINEを期待するが、何の音沙汰もない。
「夜、くれるのかな?」

グアムでは、日が落ちる頃。
ゆいは、船の上で、夕陽を眺める。

「小百合に見せてあげたい」と独り言。

「そうだね、小百合ちゃんに見せてあげたいね」
「あっ、さっちゃん。うん。小百合は海が好きで夕陽も好きなの。ホントは見せたいより、一緒に見たいかな」
ゆいはスマホで写真を撮り、これも小百合に送ることにした。

「由美ちゃん!そこ立って、じっと夕陽見て!ねぇ?涙出せる?」
「急だね・・・任せて」
ゆいは、顔に夕陽が当たり髪がなびく由美の横顔を何枚も撮る。
「うん!キレイ!最高だよ!」
今日最後の一枚を由美に見せた。
「わぁ~!映画のワンシーンみたい」

ちょっと興味があるダニーはその写真が見たい。
「ダニーさん、見て♪」
「ワォ~!ビューティフォ~!キレイですね!」
「ありがとう!」

船は波止場に着き、降りるとマットにお礼を言って別れる。

「ゆいちゃん、マットさんカッコ良かったね。ゆいちゃん、結構好みじゃない?」
さちはいつもゆいの撮影に就いてるので、ゆいの好みは分かっている。
ちょっと茶化されたゆいは、何故か顔を赤くする。
「ふ~ん。小百合ちゃんに言っちゃおう~っと」
「ダメダメ!内緒なんだから」

ダニーの車でホテルに着いたゆいたち。
ゆいは、ダニーと一緒にご飯が食べたいと言う。
「ダニーさん、この後時間があれば、ディナー一緒にどう?」

ダニーは凄く嬉しそうな顔をして「うん!」と返事をする。

部屋に荷物を置いて、ホテル内のレストランで夕食を共にした。


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日差しが眩しい朝、市街地へ来たゆいたちは、ダニーに言われ、有名なパンケーキの店の前を通る。
ゆいは、その隣で由美にカメラを向けている。
街路灯に腕を組み、にこやかに微笑む。
ありがちなポーズだ。

レンガ造りの建物の間は細い通路になっていて、誰も通っていないうちに由美に壁にもたれてもらう。
「由美ちゃん、ここは笑わないで、ちょっと上目遣いで唇を少し半開き・・・そうそう!良い感じにエロいよ」
しばらく歩いてると、ダニーが
「ここはアロハシャツの店です。グアム一番人気の店です。入りましょう!」
と言って、勝手に入ってしまう。
そこで安田が、由美に似合いそうなシャツを見つける。

「由美ちゃん、これなんか良いんじゃない?ピンクに後ろが赤い、ハイビスカスかな?
これで撮ったらどう?ねぇ?ゆいちゃん!」
「良いね!下は?今白の短パンだけど」
「薄いデニムの短パン、ひざ丈だけど、それが合うかも」

取りあえず、そのシャツを買い、バンの中で着替え、大きなフープピアスをつけて出てきた。

「良いねぇ~!スニーカーも替えたんだ。今はやっぱりコンバースなの?」
「リバイバルってやつね」
ヤシの木が立ち並ぶ通りを歩きながら、ゆいは遠巻きでシャッターを押す。
次は、タンクトップに着替え、ヨットハーバーに来た。

ダニーはどこまでお金持ちなんだろう?
船も持っていて、クルージングに出ようと言う。

どんどん、計画から離れて行くが、思ってもない写真が撮れゆいは満足している。
気温は27~8度。
日本の猛暑に比べれば大したことはないけど、それでも日差しが強いのでこまめに日焼け止めを塗る。

「水、飲んで。倒れちゃうよ」
ダニーが気を利かせてペットボトルの冷たい水を持ってきてくれた。

「ありがとう!・・・あ~~~!美味しい!ダニーさんってクルーザーも乗るんですか?」
「私は、ノーライセンス。パパがシップパイロットね」
「そうなんだ。ここで撮影してもいいかな?」
「OK!OKだよ」

ダニーに許可をもらい、みんなでデッキに上がった。
目の前のデッキチェアーを見て、ゆいは
「ここで、水着になる?」と提案する。

安田は、持ってきた水着を出してどれにしようか相談する。

午前中の授業が終わった小百合は、学食に来てキョロキョロする。
「来てないよね。見られてないよね」
「小百合ちゃん!お待たせ」
後ろからユイに肩を叩かれた小百合は一瞬『ビクッ』とする。
「あ~!ビックリした」
「ごめん、ごめん。お腹空いたぁ~」

今日の昼は全員でチャーハン。
理由は特にない。

「小百合ちゃん、調理師免許っていつ取るの?」
「予定は来年。一応2年間の実務って言うんだけどね、基礎知識がないから、試験近くになると講習を受けるの。それからかな?試験は」

菜々は、小百合がどうして調理師免許を取るのか分からない。

「大学入って、ちょっと色々あって。私がゆいのアパートで暮らしたいって言った時に、認めるけど、ゆいに迷惑を掛けるなって言われてさ~。
その時に、父さんが店でバイトしないかって言ってくれて。
ただバイトするだけじゃなんだから、調理師免許取れって。
車の免許もないし。履歴書に書くことがないからね。
私さ~、専攻も違うし、専門学校行かないと取れないじゃん。
だったらバイトを続ければ免許を取る資格がもらえるしね」

「そうだったんだ。じゃ~将来はお店持つの?」
「分かんない。憧れはあったんだけどね。
ゆいは、私の年齢でもうカメラマンになるって決めてたし、私、ちょっと焦っちゃって」

小百合が将来について語ってる時、ゆいたちはお昼で大きなカフェに来ていた。
ここはパンケーキの店。グアム一人気がある店で、味はダニーの好みだと言う。

ジンジャーエールを飲んだゆいは、疲れきったさちに話し掛ける。
「さっちゃん、どう?初めての同行」
「ダメ。緊張しちゃって。それにどのタイミングで由美さん撮っていいのか分かんない」
横でコーラを飲んでる由美は、
「今日、ずっとさ、『いいですか?』って聞いてくれるの。
いいんだよ、勝手にガンガン撮ってくれて。
改めて言われちゃうと身構えちゃうから。ゆいちゃんなんて、私の心の準備もないうちにバチバチ撮ってくるんだから。
さっちゃんも遠慮しなくて良いよ」と、さちの肩を叩いた。

目の前にはホイップたっぷりのパンケーキ。
ゆいは、そのパンケーキをスマホで撮り、夜小百合に送ることにした。

みんなで食べ始め、さちは口の周りにホイップがいっぱいついた由美を撮る。
「美味しそうに食べるなぁ~」
由美は、フォークをパンケーキに挿して、『ア~ン❤』と甘えた顔をさちに向けた。
その一枚を撮ったさちは、そのパンケーキをパクつく。

「ウンメェ~。日本と全然違う!」

パンケーキのあまりの美味しさに、ゆいはどうにかして小百合に食べさせてあげたいと思った。
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朝、7時集合のため、ゆいは6時に起きる。
いつも小百合に起こしてもらっていたゆいは、当然起きられない。
6時に目覚ましが鳴るようにスマホをセットするも、気付けば6時半。

慌てて起きてクシャクシャの髪を直し、歯を磨きながら持ち物のチェックをする。
「あ~ぁ。いつも小百合を頼るからこうなっちゃうんだよね。ダメだなぁ」

急いで部屋を出てフロントに行くと、やっぱりゆいが最後だった。
「おはようございまぁ~す!遅くなりました」
「ゆいちゃん、おはよう。大丈夫だよ。寝坊?」
「ちょっとだけ。めざましかけたんだけどね」

この後ゆいたちは、8時にダニーと待ち合わせ。それまでホテルのレストランでモーニングのビュッフェ。
ゆいは昨晩けっこう飲んだのに、二日酔いがなく食欲ありあり。

基本、メニューは日本と変わらないが朝から分厚いステーキも。
ゆいはプレートに適当に乗せると、さちの隣にきて肘を突く。
「由美ちゃん、今いい?」
「いいよ!」
さちは、由美が安田たちと話ながらフォークを持ってるところを撮る。
ロールパンを口いっぱいに頬張り、時には大きな口を開けてるところも。

「はい。ありがとう、後はゆっくり食べて」
「さっちゃんもね。ねぇ?このワッフル、甘くて美味しいよ!このメープルシロップ、最高!」

ゆいが朝食を取ってる頃、小百合は寒さで目を覚ます。
「う~ん。眠い・・・ゆい~今何時?7時?」
ゆいはいないのに、自然と呼んでしまう。

「あ~。いないんだっけ」

小百合はゆいのパジャマを着たまま、トーストを焼く。
「パンと何にしようかな。あ~。コーンスープあったよなぁ。めんどくさいからハム挟んで食べちゃおう」
ゆいがいない朝ご飯は、いつになく適当。
自分しかいない部屋。想像以上に静か。
小百合はテレビを付けてザッピング。
テレビ画面には梶浦映の姿が映っていた。
「最近、ゆいの口から出てこないな。スタジオに来てないのかな」

山奥の道の駅で販売されてる郷土料理を食べている。
「ふ~ん。リポーターもやるんだ。主役張る女優でもこういうことするんだ」

ご飯が終わると片付けて歯を磨き、パジャマを脱ぐ。
「今日、このパジャマ持ってっていいかな・・・やっぱりやめとこう」

ゆいは食事が終わると、ホテルを出てダニーと合流。
今日は『タモン』と言う一番のメインストリートへ。
バンに乗りこむと、女性人たちはいっせいに日焼け止めを塗る。

ゆいは、日焼け止めを塗った瞬間、指輪が抜けてしまう。
「あっ!」
床に転がってしまった指輪を探す。
必死になって探すゆいに、さちが「ゆいちゃん、どうしたの?」と聞くが、「指輪がぁ~!」とひと言。
「どこに落ちたの?」
「この辺なんだけど」
泣きそうな声で探すゆいに、由美とさちは『小百合とのペアリング』だと直感する。
「分かった!私も探すよ!」
一緒になって、狭い車の中を必死で探す。

「あったぁ~!良かったぁ~。探してくれてありがとう!」
「ダメじゃんか、どしたのぉ?」
「日焼け止め塗ったら抜けちゃって」

ゆいは、ネックレスを外し、チェーンに通した。
『これなら大丈夫。あっ!小百合とお揃い?❤ごめんね~小百合』

車で1時間、賑やかな街並みが見えてきた。
「ガイドブックで見た場所だ!」
ゆいも、さちも車の窓を開けてカメラに収める。

ゆいが必死で探してたことなんて、これっぽっちも知らない時、小百合はバスを降りていつも3人と会う。
「おっはよぉ~!」
「小百合ちゃん、おはよう。ゆいさんから連絡あった?」
「うん、夜ね。時差が1時間だから、海外に行った気がしなくて」
「じゃ~、寂しくないね」
「ま~ね。今日はバイトが終わったら実家に帰るの。たまには帰らないとね」

あれから小百合は一幸を見ていない。
もう関わりたくないのでホッとしているが、会わなきゃ会わないで、どこかで見られてる様で怖い。
「ユイちゃん、慎二君。あれから一幸君ってどうした?また何か言ってきた?」
「俺はもう会ってないよ。連絡もないし。元々、小百合ちゃんのことがなかったら会ってないから」
「小百合ちゃん、今まで毎日会ってたのに、急に会わなくなったこと気になってんの?
会えなくなって寂しいとか。やめてよぉ~」
「そんなんじゃなくてさ。どこかで見てるような気がして」

「さゆっち、大丈夫だよ。あんまり考えるとトラウマみたいになっちゃうよ」
「そだね。みんな、ごめんね」
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