2005-12-04 23:44:23

炎の英雄シャープ 第1話 〔ドラマ〕

テーマ:映画など

渇望していたシャープシリーズを観ることができました。 うれしい。。。(ToT)


ナポレオン戦争の時代、孤児院育ちの一兵卒が手柄をきっかけに将校に取り立てられ、次第に実力を発揮していく物語です。 原作はバーナード・コーンウェル。 当時の戦争のあり方、階級のこと、人々の意識、そして軍隊で生きることについてなかなか興味深く描かれています。 女連れで転戦する様子とか、財政難で戦死者からの盗みも普通であることとか、時代によって戦争もいろいろなんですね。


さて、第1話は「Sharpe's Rifles 第95ライフル部隊」(1993)。 抜擢されて初めて部下をもつ身となったリチャード・シャープの最初の成長物語です。 


のっけから総スカンをくらいます。 当時、将校になれるのは原則として貴族のみ。 したがって、同じ身分出身の上司など、はなっから認めるつもりがありません。 シャープはシャープで、ハリネズミみたいにとんがって、意地でも上司としてのプライドを保つべく各種実力行使に及びます。 


しかし、シャープを認める人々のさりげない助言により、少しずつ築かれていく信頼関係。 結束とか絆というにはまだまだながら、互いに一目置いていく姿を見ているのって、幸せです。 


もうひとつ。
戦争ものですから、当然戦闘シーンがたくさんあります。 うれしいのは、昨今はやりのワイヤーアクションなんか、影も形もないことです。 いくら身体能力に優れているという設定でも、重力を無視して飛び回られると、非常に萎えますから。。。


主演のショーン・ビーン目当てなわけですが、ドラマとしても安心して楽しめました。 来週が楽しみ。 ていうか、今週は再放送とビデオ三昧になりそうな予感です。

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2005-11-28 22:49:52

夢のチョコレート工場 [映画]

テーマ:映画など

ロアルド・ダール「チョコレート工場の秘密」を1971年に映画化したものです。 ティム・バートン&ジョニー・デップ版「チャーリーとチョコレート工場 」の先輩。 スカパーのおかげで、いいものを観られました。


いきなり比較しちゃうのもどうかと思いますが。。。
新しいほうが、少し好きです。 教訓的でありながらブラックな所も、この映画のキモでしょうが、ワンカ(ウォンカ)氏の得体の知れなさも大事な要素だと思うのです。 天衣無縫のようで、額に青筋が一本ありそうな癇症を垣間見せるジョニデが、実に面白かったのです。 その点では、新作の圧勝。 ジーン・ワイルダー版は、少し変わり者に見えるだけで、わりとまとも。 「良識」がちらちらしてたような気がします。


映像的には、どちらもヘンテコでとても楽しめました。 原作の描写が細かかったのか、チョコレートの川やキャンディの花の映像はよく似ていました。 でも、新作の方がスケール感を感じたのは、技術と予算の違いでしょうか。 


ウンパ・ルンパも互角。 妙にスタイリッシュで、何もかもお見通し的ご面相で迫る新作はもちろん、オレンジの顔と白い眉の同じ顔に見えて、微妙に違う作り物めいた旧作も、どちらもシュールでキモかわいい。 歌もよし。


なんにしても、早いところ原作を読んでみねば。 時間が足りない!

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2005-10-30 23:05:47

チャーリーとチョコレート工場 [映画]

テーマ:映画など

欲張りな子や、わがままな子は痛い目にあいますよー。 良い子には、良いことがありますよー。 笑いながらも恐怖を覚える、とても教訓的なお話。。。と思いきや、随所に光る教訓的じゃないエピソード。 え、ゴールデンチケットは、そうやって手に入るのかぁ! 


しかし、細かい点の是非を問うより、やはりこの映画はまず素直に楽しんだ者が勝ち! キレキレにキレている天才ジョニー・デップ演じる天才ウィリー・ウォンカ氏の、目つき手つきシワつきに目を奪われ、流れ落ちるチョコレートの滝に息を呑み、ウンパ・ルンパ族の歌と踊りに思わずノセられる。。。 2時間が1時間に感じる至福の時でした。


ところで、お茶目なジョニデの表情を見ていて、なんとなくデジャブを感じていたのですが、今解りました! 「アメリ」でオドレイ・トトゥがいたずらをした後にみせる笑みに通じるものがあるような。 いじわるな八百屋を成敗する、大人になりきれないアメリと、気に入らない子供をどんどん追い払っていく実は結構コドモなウォンカ氏。 似ていませんか?


ロアルド・ダールは「あなたに似た人」しかよんでいなかったのですが、原作を読んでみたくなりました。 子供向けの本なので、そのうち原書にも挑戦してみたいな。

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2005-08-16 20:35:18

宇宙戦争 [映画]

テーマ:映画など

観るつもりはなかったのですが、時間調整で観ちゃいました。 ねたばれです。


冒頭、クレーンを器用に操縦する姿からアグレッシブすぎる車の運転シーンへ。 こんな運転をする男、私は好きになれません。 いくら約束に遅れそうになっていても。 おまけに、約束の時間を勘違いしていた風をよそおったりして。 いい加減なやつ。 不実な男。


別れた妻から子供二人を預かった日、事件は起こります。 地下から出現した謎の兵器に駆逐される人々。 圧倒的な破壊力。 成すすべなし。 逃げるのみ。 小さい劇場で観てよかったです。 音と映像が畳み掛けるように恐怖を伝えます。 妹をかばう兄、兄に救いを求める妹。 父親の出番はありません。 


愛情があるから守るのか。 守るから愛情がわくのか。 ダメ父が次第に変わっていきます。 恐怖に駆られて逃げるだけだったのが、二人を守るために。 やがて、若い正義感と好奇心にあふれる長男は、父親の元を去ります。 わかるような、わからないような。 しかしこれで喪失を味わった父親は、娘を守るために知力体力を振り絞るのです。 時には倫理まで捨てて。


ひたすら逃げるだけですから、物足りない人も多いでしょうが、私は結構納得していました。 あれは、勝ち目ないです。 それよりも、あの状況で人が許されるのはどの程度のことだろうと思いながら観ていました。 唯一、動くであろう他人の車を奪うこと。 誰一人車に乗せないこと。 立ちふさがる人を撥ねる覚悟で突き進むこと。 人に銃を向けること。 狂った人を殺すこと。 正解はありません。


その他はつっこみどころ満載です。 アメリカ人は好奇心が強すぎです。 あんなものが地下から現れたら、取り囲んで見てないでさっさと逃げなさい!とか。 ハンディカムだけが動作していたのはヘンとか。 地下室って、そんなにすごいの?とか。 そもそも、何故宇宙人は100万年も前から兵器を埋めて見守っていたのか、待っていてから破壊するその目的は何か、とか。 宇宙人と赤い草の関係は何?とか。 人間をえさだか肥料だかにしたいなら、冒頭の攻撃では何故吹き飛ばしてしまったのか?とか。 微生物で宇宙人が病気になるのはいいとして、兵器までもがシールドを失うのは何故?とか。 廃屋の地下を探索するくらい念入りなのに、ボストンの母親の家が無傷なのはヘン、とか。 大阪で攻撃に成功したのは、やっぱりおばちゃんパワー?(んなわけない)とか。 


結論。 怖かった! おもしろかった! でも、足りない!


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2005-08-15 23:21:33

キングコング [映画/予告]

テーマ:映画など

「宇宙戦争」を観にいって、真っ先に書きたいのが予告編だったりして。 画面にいきなりピーター・ジャクソン(痩せた!)がでてきてびっくり。


ところどころ、「ここはモリア?」な場面もありましたが、時代設定を少し昔にしたせいか、色調が全体にセピアっぽい(でも、くっきりと美しい)感じ。  なんか、そそられます。 


次作を聞いたときには、げー!なんで!と失望しちゃったのですが、なかなかどうしておもしろそう。 観たいぞ。 映画館で。

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2005-05-31 22:26:20

ミリオンダラー・ベイビー その3

テーマ:映画など

ミリオンダラー・ベイビー その1  はこちら。
ミリオンダラー・ベイビー その2  はこちら。


感想その2にkanzumeさんがお書きになった疑問。 1つは勝手な想像をしていますが、1つは見ていたときから私も悩みました。


例によってネタバレ全開です。 ご注意ください。



何故スクラップはマギーに別のマネージャーを紹介しようとしたのか?
スクラップはマギーの真剣さをよく理解しており、犠牲を払ってでも挑戦することの大切さを身をもって知っています。 また、実力も充分認めています。 だから、挑戦させてやりたい。 けれど、フランキーの後悔(スクラップの片目)も理解しているから、彼が挑戦させない可能性も考えています。 マギーは32歳(だったかな?)。 あまり時間はありません。 マギーの真摯な情熱のために、あえてフランキーへの裏切りともいえる苦渋の決断をしたのでしょう。 マギーに挑戦させることは、すなわちフランキー自身が挑戦することでもあり、スクラップはフランキーに殻を破って欲しいと常々思っていたのだと思います。


けれど、マギーもまた強い信念を示します。 ワタシハ、カレトイッショニ、ヤッテイク。 このシーンのマギーには、ホレました。 ウェーブした髪をおろし、めずらしく女っぽいマギーが見せる、骨っぽさ。 カッコいいのひとことです。 フラれたマネージャー候補はお気の毒ですが。


では何故、マギーを心配しつつもフランキーとの間を取り持ったのか。
実はこの場面で結構感動しました。 スクラップは、マギーの真摯な情熱に、犠牲を払ってでも挑戦する価値を見出したのではないでしょうか。 かつての自分と同じように、マギーにも挑戦させてやりたい。 そしてかつての挑戦が後悔するようなことではないことを、フランキーに伝えたい。 悔いのない人生を生きる為には、時には高い代償が必要なのだと、犠牲を恐れていたら後悔に満ちた人生になるのだと。 それにしても、マギーの代償は、あまりにも高すぎましたが。 


長いばかりで要領を得ない文章ですが、つまりこういうことです。 マギーの希望のためにフランキーを説得し、説得することで挑戦することに臆病になっているフランキーに一歩を踏み出させたい。 けれども、やはりフランキーは頑固に踏み出さないので、マギーのために他の人を紹介してみた、のではないでしょうか。


それにしても、自らが挑戦する立場なのと、人に挑戦させる立場ではやはり違いますね。 責任というか。 スクラップが後悔しないのは自由ですが、フランキーが後悔するのは無理もない。 そこらへんの二人の葛藤が全編に満ちていた(靴下のシーンなど)ように思います。


愛とか絆とかに重点が置いて宣伝されていましたが、私は「悔いなく生きること」もテーマなのではないかと思います。 ラスト近く、神父(?)はフランキー自身のために「それ」をするなと忠告しますが、フランキーはマギーのために自分を犠牲にして「それ」を実行します。 実行せずに自分を守っても、後悔するであろうから。 ジムに出入りする、ボクサー志願の身の程知らずクンも、彼なりの後悔しない人生を生きている。 そう、思えます。


そして、解らないこと。 フランキーは何故、反則をアドバイスしたのか。
どうしてでしょうね。。。 正面突破のマギーには似合いません。 そうまでして勝ちたいのか、100万ドルが欲しいのか? そうは思えませんし。 強いてこじつけてみるならば、フランキーはこの期に及んでもマギーに「自分を守」って欲しかったのでしょうか。 相手の青熊さん、本当に恐かったですから。。。


実は他にもわからないことはありました。 いいとか悪いとかではなく、フランキーが出頭しないのは、どういう心境なのだろうということ。 いつかの店で、レモンパイを食べていたように見えました。 恥ずかしいのですが、何よりわからないのは、タイトルの意味だったりします。 100万ドルを獲得したけれど赤ちゃんのような状態のマギー? 違うな。。。


それにしても、1つの映画のことを何日も考えるのって、久しぶりでした。

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2005-05-29 23:58:11

ミリオンダラー・ベイビー その2

テーマ:映画など

感想その1はこちら。

感想その3はこちら。

TBしてくださったkanzumeさんのブログ を拝見したら、いくつかの疑問をあげていらっしゃいました。 そういえば私も疑問に思ったのに、後半の展開のショックですっかりこんと忘れていました。 思わず考え込みましたが、なんとか納得にこぎつけたので、書いてみようと思います。 でも、こじつけくさい。。。


以下、ネタバレです。 ご注意くださいませ。


フランキーがその昔スクラップの目を守れなかったことに象徴されるのかもしれません。 スクラップの挑戦を受け入れて、試合を組んだことを悔やみ続けているから、今も弟子たちはなかなか大きな挑戦をさせてもらえません。 ましてや「女」のマギーには本格的なボクシングなどさせたくなかったし、もしかしたら守ろうとするあまり娘の人生にも過干渉したかもしれません(そして嫌われた?)。 「スクラップ」にしてしまった男の生活をもいまだ見守らずにいられず、穴のあいた靴下にさえ反応してしまう。 


けれど、片目を失っても挑戦を悔やんでいないスクラップにとっては、今の生活に不満はなく、靴下など優先順位の低いもの。 それでもフランキーの想いは解っているので、「金をやったら靴下を買うか?」という問いに「どうかな」的な(よく覚えていません)答え方をしたのかもしれません。 この場面、私は好きでした。 二人の入り組んだ心が反映されているようで。 フランキーの机に穴あき靴下の足を乗せてふんぞり返っていたのは、雇われ人のスクラップでした。


マギーに別のマネージャー(だったかな?)を紹介したのは、フランキーの守りに入りがちな面を考慮してだったかもしれませんし、挑戦後マギーに何かあった場合にフランキーが受ける衝撃を考慮したからかもしれません。 スクラップのフランキーに対する想いは、なかなか複雑そうな印象です。 


もうひとつ。 新人ボクサーの試合に付き添うフランキーを見つめるマギーの映像がありました。 ビビビときた、ということで、フランキーを選んだ理由については疑問を持ちませんでした。


どうもうまく文章になりません。 この文章じゃ、納得できないですね。。。 こじつけのうえピントはずれなニオイもしてきました。 私の文章力では、これが精一杯。 ああ、残念。

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2005-05-19 23:28:21

ミリオンダラー・ベイビー (映画 試写)

テーマ:映画など

配られたアンケート用紙の設問。 「この映画は泣けましたか? 泣けた 泣けない」。 安易に涙も出ない、涙が許されないような映画だったと思います。 悔いのない人生を生きるということは、かくもつらいことなのでしょうか。


アカデミー賞だしね、と軽い気持ちで応募した試写会でした。 自分からは見なそうな映画でした。 負けん気の強い努力家の女の子が、思慮深く教え上手な元チャンプに導かれて頂点を目指すような物語だろうと思っていました。 前半はまあ概ねそんな感じ。 が、後半にこそドラマがあったのです。 前半は夜のシーンがほとんどです。 昼間はウェイトレスをしてお金を作り、閉館後のジムで独りバッグをたたき続けるマギー。 休めと言われても動かずにいられないマギー。 けれど後半になると、その夜こそがマギーの人生にとっての輝ける昼間だったのだとわかります。 


派手な演出は何もありません。 でも、印象に残るシーンはたくさんあります。 私が気に入ったのは、母を訪ねた帰りの場面。 フランキーが水をかけるフロントガラスの向こうに、前を見据えるマギーがいます。 流れ落ちる水がマギーの顔を歪めて映し、泣いているかのように見せます。 マギーの心のようです。 そして、その水をぬぐい取るフランキー。 二人の心が繋がってゆくのを暗示するかのように思えました。 さりげないシーンの積み重ねが澱のように胸につもり、こたえてくる映画でした。 


主要の演技陣は皆素晴らしかった。 中でもヒラリー・スワンクの印象が際立ちました。 彼女のりりしさは特筆に値します。 アカデミー、彼女にあげなくて誰にあげるの。 


追記 : 感想その2  を書きました。

追記2: 感想その3  を書きました。

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2005-03-24 22:33:10

世界で一番パパが好き! [映画]

テーマ:映画など
アメリカ 2004年 101分
監督 ケヴィン・スミス
出演 ベン・アフレック 、リヴ・タイラー 、ラクエル・カストロ

地元企業主催の試写会で観てきました。 妻と仕事を失って、故郷で娘を育てるオリー。 祖父や地元の人々に囲まれて、娘ガーティと幸せに暮らしているかにみえます。 しかし、ニューヨークでの暮らしや、音楽業界での華やかな仕事を忘れたわけではありませんでした。 反対する家族との間に、亀裂が生じます。。。

確実に予測のつくストーリーではありますが、その分安心して画面を楽しめました。 こまっしゃくれたラクエルちゃんが愛らしいこと。 ベン・アフレックも、自然にパパになっていて好印象です。 リヴ・タイラーは顔の長さが気にならず、チャーミング。 ラジー賞に3部門も(最低主演男優賞ベン・アフレック、最低助演女優賞ジェニファー・ロペス、最低スクリーン・カップル賞ベン&ジェニファーorリヴ)ノミネートされてしまったそうですが、いや、そんなに悪くないと思いますよ。 超・豪華なカメオ出演陣も楽しい。 さりげな~くマット・デイモンがでていたり、アノ人なんか、本人役で出ていたり。

予測のつくストーリーと書きましたが、物語の転機となる出来事がどれも強引な感じ。 失業の仕方とか、マヤの強引すぎる迫り方とか。 ま、映画ですからいいですけど。 軽い気持ちで楽しむが吉。
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2005-03-16 22:39:32

壬生義士伝[映画] / ネタばらしてます

テーマ:映画など
新聞販売店主催の上映会で、じっちゃんばっちゃんの大群に埋もれて鑑賞してきました。 会場は、ハナをすする音で満ちたのでした。。。

1つ1つのエピソードは、感動的で泣かせます。 脱藩する吉村を、妹を背負った長男が追うシーンや、吉村の娘夫婦に斎藤が「おもさげなかんす」(でしたっけ?)というシーン。 涙腺がかなり刺激されます。 

しかし、繋げてみると、吉村の行動に一貫性がないのです。 脱藩したのは家族を飢えから救うため。 だから新選組内でも、守銭奴と化し命に固執する。 そういう武士がいたっていい。 おもしろいと思います。 が、一方で南部藩の武士としての誇りを持つ吉村は、一度藩を裏切り脱藩したので、2度は裏切れないと言ってみたりするのです。 挙句、ずらりと並んだ薩摩の鉄砲隊にひとり突撃していくのです。 あの状況で死なないのはおかしいと思うけど、それは置いといて。 あれだけ雪の上に血を流しながら身を隠せたのが不思議すぎと思うのも、置いといて。 

家族のために義を捨てたのに、何故義のために命を捨てるのでしょう。 「真の武士」だったから? それなら何故、自分が転がり込んだら藩に迷惑がかかるのを承知で「せめて最後は南部藩士として」などと言うのでしょう。 自己満足のために、藩を道連れにするつもりでしょうか。 解せませぬ~。

さらに。 吉村の「義」に引きずられて、何人もが死んで行きます。 親友のためには自分の命は惜しくないが、藩を犠牲にはできないと、吉村に切腹を勧める藩の要職は、吉村の死後、藩を反薩長へと導いてしまいます。 藩は負けて、家は断絶、要職はあえなく戦死です。 吉村の息子は、「父を一人でゆかせるわけには」と、函館戦争に赴き戦死。 この映画でいいたい「義」って、なに?

吉村の生き方がこの映画のキモだと思ったのですが、その一貫性のなさで賦に落ちない気持ちのまま帰宅してきました。 俳優陣の演技がなかなかすばらしかっただけに、残念です。
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