2008-02-28 14:34:30

怨念の文化

テーマ:ブログ
最近よく考えること。
怨念って大事だなと思う。怨念を生まれて此の方持ったことがないなんてヤツがいるかどうかは知らねえけど。
もしもいるとしたら、信用出来ないね。
生まれて普通に大人になりゃ、多少なりとも汚れる。
人に言いたくないこともいくつか出てくる。
その中で、怨みのないまま生きるなんて出来るのかと思う。
ひとはよく、人を怨んだりしたらよくないというけど、そんなものは、インチキ魔術師のペテン位に考えた方がいい。
怨んだりしたから、情念の芸術はすばらしいのだ。
江戸川乱歩が、あの情念の世界を描けるのは、彼の心に大きな怨みの巣があったからではないのか?
八百屋お七が、美しく語られるのは、或いは、狐の嫁入りが美談として話されるのは、その怨恨に人の心を動かす焔の揺らめきがあるからではないのか。
堕ちよ、と坂口安吾は言った。
高見の見物は、誰でも出来る。
深い椅子に腰掛け、負けるなとは、誰でも言える。
アンパンマンは、心の傷が痛んでも生きる喜びは、嬉しいという。
彼に何があったか知らないが、彼にも他人を怨んだり、憎んだりしたことがあったのだろうと窺える。その上で、それでも正義の味方ぶらなければいけない。
彼にとって、正義はイリュージョンなのだ。
暗闇の深さを知るから、灯りの眩しさを解るとも言えなくもない。
つまり、今はいい時代だ。
私はそう信じている。



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コメント

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1 ■日本人は、怨霊信仰・・・

多くの日本人が無宗教です♪と笑顔で答えるのが普通になってしまいましたが・・私は、逆説の日本史を読んで以来、日本人のDNAに組み込まれた怨霊信仰があると実感しました。怨念はそのあたりを何時もただよってますよね。私も良く、ぶつかります・・・

2 ■なるほど

あたしも信じるまつ!!!!

3 ■わたしをふくめ

私を含める日本人にとって、怨念の情は昔からどの国よりも大事にしますよね。だからこそ人を思いやる優しさ、情と思うものがあるのだとも思うし、ほとんどの人は人に恨まれたくないと思っている。余談として日夜、うらまれないために先祖のために墓参りをこれほどする国もないと思う。先日贈ってもらった小説がちょうど日本の昔話系だったのでしみじみデス。

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