NIKON 1 + アンジェニューCマウントズーム | ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

NIKON 1 + アンジェニューCマウントズーム

ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

ここ数年間彷徨い続けた
僕のポケットカメラの歴史に終止符が!
(って、ホンマかなぁ)
主役はこのレンズ。
P.ANGENIEUX 17-68mm F2.2 Cマウント。
実はこのレンズはもう半年ほど前に
オークションで手に入れていた物なんですが、
Cマウントと言えば16mmムービーカメラ用の物
イメージサークルが小さくて
APS-Cでもダメ、マイクロフォーサーズでもケラレてしまう。
こうなったらPENTAX Qしかないのかなぁなんて思っていたら
NIKON 1 が出るって言うんで
待ちに待っていたんです。
このセンサーのサイズが16mmフィルムとほぼ同じというんで
すぐにも欲しかったんですが
いやぁ、待て待て、
実際付けてみないと分からない。
そしたらついに出ました
C→NIKON 1 のマウントアダプター!
世の中には似たような事を考えている人がいるもんだなぁ。
しかも今月からNIKON 1の価格が下がってる。
という訳でついに購入に踏み切ったという訳です。
35mm換算で2.6倍ということですから
44.2mm-176.8mmという標準から望遠の使いやすい焦点距離。

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で、問題のケラレなんですが
これが微妙で
まず、絞りと焦点距離では全域でケラレる事はないんですが
レンズの構造上
フォーカスを近くにすると前玉がせり出す物で
そうなるとワイド側で7フィートくらいから
ケラレてしまう。
超お気に入りのアルミダイキャスト製のフードをはずすと
6フィートくらいまでは我慢できる
16:9のムービーだと
もうちょいいけるかなぁ。
でもこのダイキャストのフードとキャップは
このレンズのアイデンティティみたいな物なので(笑)
仕方なくケラレる度にはずす事にして
ま、許容範囲って事にしておきます。
あ、ちなみにオールマニュアルで
露出計も機能しません。
ですがムービーモードにしてやれば
そのままの明るさで見る事ができるので
そこでシャッターと絞りを決めて撮るという裏技もありです。

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でもまぁこのアンジェニュートーン!
これでフルハイビジョンムービーも撮れるという事で
これから面白くなりそうです。
もうポケットに入る大きさではなくなってしまいましたが
いつも持ち歩くよう頑張ってみようと思います。


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SONY NEX-FS100j+オールド・アンジェニューレンズによる
“淡麗”の映像美

『彩 ~aja ~』特別試写会
+笠原千尋(主演)、ふるいちやすし(作・監督・音楽)による 
「オーディエンス会見」 

2012年1月31日 PM18:00 ~ 20:00
@Apple Store,Ginza 3Fシアター(入場無料)
〒104-0061 東京都中央区銀座3-5-12サヱグサビル本館  TEL : 03-5159-8200 
http://www.apple.com/jp/retail/ginza/ 

映像作家/音楽家、ふるいちやすしの最新作、『彩~aja~』の完全版(47min.)を上映。
その後、主演の笠原千尋とふるいちやすしによる「オーディエンス会見」では、会場にこの作品で使用したカメラ、SONY NEX-FS100JやFinal Cut Pro の編集データまで持ち込み、オーディエンスの聞きたい事にとことん答えていく。インディペンデントで映像作品を作る喜びと楽しさを何とか知ってもらおうというApple Store とふるいちやすしの共通の思いから生まれたスペシャル・イベント。

『彩~aja~』
10代の頃、aja(エイジャ)と呼ばれた天才画家の彩は、その自由奔放な行動が周囲を混乱させた事を悲観し、森の中へ逃げ込み、植物と水と光の絵しか描かなくなった。人との接触を断った平穏な空気の中で活き活きと絵を描く彩だが、ある日、人気画家の蒼に出会い、閉ざしたはずの心の窓が再び開いてしまう。舞台で異才を放つ笠原千尋の映像初主演作品。