感想亭備忘録

ドラマ、映画、小説について感想、解説、批評など。
願わくばたくさんの面白いコンテンツに出会えますように。


テーマ:

 

この夏クール、コード・ブルー以外どれも期待薄だなあと思っていたのですが、始まってみれば面白いものがチラホラ。

「脳にスマホが~」「ウチの夫は仕事が~」などと同じくこのドラマも期待は全然していなかったのですが、第1話は緊迫シーンとゆるいシーンの緩急をうまく使って、興味深いドラマになっていました。

 

冒頭で父親殺しは明示されています。

その部分には(今のところ)謎はありません。

主人公と彼女の会話や、主人公親子の会話、同級生とのやり取り、仕事の様子などは微笑ましかったり、面白かったり、応援したくなったりするのですが、視聴者はその根底に「主人公は殺人者である」という事実があることを知っているので、嫌な予感、妙な座り心地の悪さを感じてしまいます。

楽しい、微笑ましいシーンを上手く描いているので、見てる側は「このまま幸せならいいのに」と思わせられると同時に「このままなわけがない」という緊張感を味わえる作りになっています。

 

弁護士を目指す司法修習生である主人公、奥森黎(福士蒼汰)は、単に秘密を抱えているという以外に心により深い葛藤を抱えています。

「どんな犯罪者だって、心から反省すればやり直すことが出来るはず」のセリフは、周囲からは「優しさから来る理想主義」(キレイゴト)だと思われているのですが、実のところ自己弁護であり言い訳にすぎず、「殺人という大罪を犯した自分が幸せになっていいんだろうか?」という思いを封印するための呪文のようなもの。なので、周囲から「優しい」「人権派」などと褒められたりからかわれたりする度に、忸怩たる思いで自分の秘密を再認識してしまうという、興味深い設定になっています。

 

加害者をかばう自分の心の不純さ、彼女との関係の中で秘密をどうするのか、そして秘密を知るらしき人物の存在にどう対処するのか。このへんがドラマの肝になりそうです。

 

秘密を知っていて脅迫まがいのことをしてきているのは誰なんでしょう。元教え子の女子高生が怪しげに描かれていましたし、一緒に司法修習を受けている同級生も何かありそうです。

ただ、埋められている場所を正確に知っていたり、諍いの元になったらしいバラの色まで把握しているというのはかなり内情に詳しい身内ってことなのか、なにかからくりがあるのか…。

 

とにかくサスペンスとしてとても興味深いスタートを切ってくれました。次週も期待します。

 

 

ただ、「企画原案:秋元康」と見るたびに不安になるのですが、偏見ですかね(笑)

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

ろんぐさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。