先日、東京国立博物館に「古代ギリシャ 時空を超えた旅」を見に行った。
NHK「日曜美術館」の「アートシーン」で紹介されており、予習済み。
今回気になった展示物は・・・
【ミノス文明】
カマレス式嘴形注口水差し(イラクリオン考古学博文館蔵)・・・どこかのお宅の応接間に飾られていてもおかしくないような「モダン」な模様だった。
海洋様式のリュトン(イラクリオン考古学博文館蔵)・・・「リュトン」は角杯ともいって、角状の形の杯だそうだ。「海洋様式」とあり、海のモチーフがあしらわれていた(ように記憶している)。
【幾何学様式~アルカイック時代】
アッティカ黒像式レキュトス 戦闘図(アテネ考古学監督局蔵)・・・「レキュトス」は油を貯蔵するための陶器。
アッティカ赤像式キュリクス 酔った男(アテネ国立考古学博物館蔵)・・・「キュリクス」はワイン用酒杯。
【ヘレニズムとローマ】
イルカに乗ったアフロディテ像(タソス考古学博物館蔵)・・・展示の最初にあり、とても綺麗で惹きつけられた。
6月に手に入れた「パスポート」の特別展スタンプも3つになった。
私が訪れた日は、午前中に割と強い雨が降っており、午後から雨が上がったの「もしかして空いているかも・・・」と期待していたのだが、9月19日までの展示ということで、多くの人が鑑賞。確かに見応えのある展覧会だった。
細かい細工のものも多かったので、こちらでも単眼鏡が活躍。いやー、単眼鏡、購入して良かった。