2006-08-11 16:37:13

伊藤若冲 付喪神図

テーマ:ブログ

伊藤若冲 付喪神図 そろそろ、幽霊・妖怪の話で暑いお盆を迎える季節。


伊藤若冲の異彩には脱帽しますが、それほど関心がありません。あるのは、この福岡市博物館所蔵の「付喪神図」ぐらいです。陽気な妖怪九十九神ともいう「付喪神 つくもがみ」は、古道具が変化したものであったといいます。若冲の描いている一番下に描かれている妖怪をみるとわかるでしょう。以前は「湯呑み茶碗」や「茶釜」らしき面影があります。


「陰陽雑記に云ふ。器物百年を経て、化して精霊を得てより、人の心を 誑す、これを付喪神 と号すと云へり。」


長年使い込んだ道具たちは、百年経つと魂を持つと云われ、暮れの煤払いで捨てられたことに腹を立て妖怪に変化し、人間に悪さをする。よく拝見しているblogの皆さんは、古書や骨董がお好きなようです。大丈夫ですかー?(笑)アンティークといわれるものは、100年経ていなければならないらしいので、完全に器物変化している可能性ありますよ!


器物変化は、『百鬼夜行』,『陰陽雑記』,『付喪神草子』に書かれていますが、鍋釜や五徳、木魚や鰐口、人形、箒、団扇、笛、面地蔵や木像などにも変化するらしいです。鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』の一部や『百鬼徒然袋』の多くは付喪神の一種だといえるそうです。


平安時代に鬼・妖怪が闇夜を行列する百鬼夜行(ひゃっきやぎょう)は、陰陽師 安倍晴明も遭遇しているらしく、この付喪神が、夜の京都一条通を西から東へ練り歩く祭礼行列だということです。絵巻は室町時代の伝土佐光信筆のものが有名ですが、作者不詳の『付喪神記』絵巻に日本画家・布谷道治氏の作品の百鬼夜行にも付喪神が描かれています。


鳥山石燕「画図百鬼夜行」

妖怪画を見られるサイト


若冲作品は「XAI 」からどうぞ。

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