2009-06-04 12:33:21
社会保障と政策、問題点、ベーシックインカム
テーマ:日本の政治について「ため口」
雑誌 経営者通信(2009/5)
ドリームインキュベータの堀 紘一が
米国の金融危機に端を発した大不況について と聞かれ
欧米先進諸国では少子高齢化の加速度的な進行により、年金の支出額がその収入額を大幅に上回ってきました。そのため従来通りの運用方法では年金が破綻することは時間の問題だったんです。しかし、国民の支持を失うことを恐れた政治家たちは、この事実を公にしなかった。
そこで、年金が何とか破綻しないよう、つまり辻褄を合わせる必要があった。
では、どうやってその辻褄を合わせたか。そのカラクリが高利回りのヘッジファンドへの投資だったんです。
というところだが、
実は、石原慎太郎も産経新聞で連載している
「日本よ」でも同じようなことを言っている
【日本よ】石原慎太郎 何を変えるべきなのか
レーガン時代アメリカは大転換を計って社会保証の財源をすべて投資信託の利益に負うことにしてしまった。つまり株の売買の上がりで福祉を支えるということで、そのためにはウォールストリートでの活況を維持しなくてはならない。
そのために世界の金をアメリカに呼び込み、それを回すことでのマネーゲームで利益を上げる。そのためにもさまざま工作して外国にアメリカの国債を買わせ続けた。
実際に「国債を買わせた」かどうかは定かではないが、
ミクロで見れば
ヘッジファンドや投資銀行の連中の強欲さ(グリード)が
金融不安を招いたとはいえ、本質的な見方としては
社会保障費をどうするのか
というところが 問題としてあったのは事実だろう。
では、日本ではどうなのか。
いまだに世代会計そのものが理解すらされてない状況。
未納者がいるからダメなんだ的なメンタリティレベル・・・。
結局、問題点としては、欧米各国と同様で、
けっきょく、どう着地させるのか ということなのだが
正直、
多くの民主党支持(or政権交代希望)系のBlogは
これについてはだんまりを決め込んでいるのが
現状だ。
もちろん、自民支持者がどう書いているのかといえば
民主党の批判が多く、実際に自民党の政策のどこが
どう良いのかというのがないんだよね。
与党の支持ブログの場合は、
おおむねその政策の正当性をとなえることができるのだが、
ゼロとはいわないが、なかなかないのが現状だ。
(あ、いずれにせよ 全部のブログ読んでいるわけないんで。)
結局、民主党支持の大半は、民主そのものの支持というのではなく
ある意味アンチ自民か、ないしは官僚が牛耳っている政治を
政権交代することでなんとかしたいという思いが多いのではないか。
アンチ自民に至っては、
そもそも それって社民支持なんじゃないの?
と思われるような言説でもって民主党について
我が物顔で書いているようなパターンもあるわけで、
要するに
政策は社民支持だけど、
自民の政権(正確には自公の政権)を変えることが大事だから
民主について「支持」(カッコつきで支持)という意味なんではないか、
とも思うわけだ。
まあ、社民だろうと、民主だろうと そんなことはどうでもいいが
あえていえば 世代会計的に 自分が得している世代が多い
のではないか、というのが推測しているところだ。
以前も書いたかもしれないが、あくまで推測にすぎないが
そうなんじゃないのかなって思っているわけです。
つまり、政権交代しても、世代会計について見直す
なんて話になったら抵抗するのは目に見えているわけで。
そういう意味で社民党が、とか民主党が、とか もっといえば
自民党が、というレベルではなく
欧米各国の政治家も 表に出せなかったわけで
レベル的には同じようなもん、というだけのことかもしれない。
じゃあ移民を増やすのか、とか少子化対策でということだが
移民政策は、いろいろ議論がある。
少子化対策となれば・・
麻生首相
「私は43で結婚して、ちゃんと子供は2人産んだから一応最低限の義務は果たしたことになるのかもしれない」と答弁(撤回した)というレベルで
まさに年金は未納者が悪いんだ的な ちっちゃなレベルで話が終始しそうだ。
麻生氏が女だった(産んだ?)とか、2人の夫婦から2人の子供では算数的にも少子化対策に
ならないのでは?
というレベルはどうでもいい。
が、前述したように、レベル感が居酒屋でのおっちゃんの会話レベルだというのが
先がない感をかもし出している。
例えば、政府の
ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム
1.趣旨
新しい「少子化社会対策大綱」の作成に資するために、少子化対策担当大臣の下に「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム」を開催し、有識者及び国民各層の意見を聴取します。
2.検討方法
子育て世代の当事者の視点、利用者の視点から、既存の枠にとらわれることなく議論することとし、各回のテーマに応じた有識者(現場の当事者・学識経験者・関係団体等)を招き、ヒアリング及び意見交換を行います。
3.メンバー
安藤 哲也
NPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事
勝間 和代
経済評論家
松田 茂樹
第一生命経済研究所主任研究員
宮島 香澄
日本テレビ報道局解説委員
佐藤 博樹
東京大学社会科学研究所教授(少子化社会対策推進点検・評価検討会議座長)
中身を見ると
少子化対策PT詳報:未婚者増加の要因分析 「婚活支援」「コミュニケーション教育」必要
小渕優子少子化対策担当相が主宰する「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム(PT)」の第1回会合が、2月10日、内閣府で開かれた。テーマは 「恋愛・結婚(未婚化・晩婚化の要因分析と社会的な取組・課題の整理)」。出産・育児の前段階で、なぜ結婚をする人が減っているかを考えるのが目的。
どうなんだろう。
個人的には恋愛だとか結婚だとか政府(ならびに政府機関、政府が主催する研究会含む)
に考えてもらいたくないが。
で、
ベストセラー連発の勝間和代氏もメンバーだ。
5月になるが勝間和代のクロストーク で
早婚の勧め
ということで、少子化対策への提案の一つとして意見を書いているが
まあ、ベストセラー作家としては「あり」でも 政府のPTに入っている立場で
こういうことを書いちゃうのは ちょっと引くものがある。
正直、勝間氏は故上坂冬子氏にでもなるつもりだろうか。
(どうでもいいが)
結婚は男女どちらにとっても、とてもいい将来への「投資」であるということです。
投資・・・
結局 打算かよ、的なところもさらに引くわけだが。
もちろん全面的に否定するつもりもないですし、
この本けっこう好きです。
ま、少子化対策は
ってなところもあって なかなか議論がむつかしい
ってことだ。
というかコモディティばっか作っていたら
少子化が止まって子供が増えても
成人したときに
雇用先がないという可能性だってあるだろう。
となると年金の問題は、根本的にどうにかしようとすると
世代会計的にいえば既得権者たる世代が騒ぐ。
世代会計的に損をする世代は選挙にいかないし
それ以上に選挙権すらない状況で、そんなコペルニクス的な
政策は打てないだろう。
こういう問題には右翼も左翼もない。
というか愛国者って公言していても
黙っていないだろう。
さて、
以前、2月になるが
について書いたが、
ベーシック・インカムとは 金額はともかく、一定の年齢になったら
給付金として毎月もらえるという世界。
その代わり、すべての社会保障はそれだけに集約されるわけだ。
例えば、
今は3割負担だとか言っている医療費もすべて10割
生活保護もない
年金もない
失業手当もない
つまり、ないない尽くし。
おいおい不安だよ。という見方もあるだろうし
財源は?って思うこともある。
ただ・・一ついえることは、
健康保険や年金に関わる役人やらに税金を使ってきたものは
なくなるわけで、当然、国民から集めた社会保障費で
なんか宿泊施設を作るか とか そういうこともなくなるわけです。
手当とか複雑に計算する手間がないわけで、
となれば担当やら部署やらもいらないわけです。
もちろん その下部組織の天下り先もないわけですね。
世代格差について参考。
エノテカ体験
ドリームインキュベータの堀 紘一が
米国の金融危機に端を発した大不況について と聞かれ
欧米先進諸国では少子高齢化の加速度的な進行により、年金の支出額がその収入額を大幅に上回ってきました。そのため従来通りの運用方法では年金が破綻することは時間の問題だったんです。しかし、国民の支持を失うことを恐れた政治家たちは、この事実を公にしなかった。
そこで、年金が何とか破綻しないよう、つまり辻褄を合わせる必要があった。
では、どうやってその辻褄を合わせたか。そのカラクリが高利回りのヘッジファンドへの投資だったんです。
というところだが、
実は、石原慎太郎も産経新聞で連載している
「日本よ」でも同じようなことを言っている
【日本よ】石原慎太郎 何を変えるべきなのか
レーガン時代アメリカは大転換を計って社会保証の財源をすべて投資信託の利益に負うことにしてしまった。つまり株の売買の上がりで福祉を支えるということで、そのためにはウォールストリートでの活況を維持しなくてはならない。
そのために世界の金をアメリカに呼び込み、それを回すことでのマネーゲームで利益を上げる。そのためにもさまざま工作して外国にアメリカの国債を買わせ続けた。
実際に「国債を買わせた」かどうかは定かではないが、
ミクロで見れば
ヘッジファンドや投資銀行の連中の強欲さ(グリード)が
金融不安を招いたとはいえ、本質的な見方としては
社会保障費をどうするのか
というところが 問題としてあったのは事実だろう。
では、日本ではどうなのか。
いまだに世代会計そのものが理解すらされてない状況。
未納者がいるからダメなんだ的なメンタリティレベル・・・。
- 孫は祖父より1億円損をする 世代会計が示す格差・日本 (朝日新書)/島澤 諭
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結局、問題点としては、欧米各国と同様で、
けっきょく、どう着地させるのか ということなのだが
正直、
多くの民主党支持(or政権交代希望)系のBlogは
これについてはだんまりを決め込んでいるのが
現状だ。
もちろん、自民支持者がどう書いているのかといえば
民主党の批判が多く、実際に自民党の政策のどこが
どう良いのかというのがないんだよね。
与党の支持ブログの場合は、
おおむねその政策の正当性をとなえることができるのだが、
ゼロとはいわないが、なかなかないのが現状だ。
(あ、いずれにせよ 全部のブログ読んでいるわけないんで。)
結局、民主党支持の大半は、民主そのものの支持というのではなく
ある意味アンチ自民か、ないしは官僚が牛耳っている政治を
政権交代することでなんとかしたいという思いが多いのではないか。
アンチ自民に至っては、
そもそも それって社民支持なんじゃないの?
と思われるような言説でもって民主党について
我が物顔で書いているようなパターンもあるわけで、
要するに
政策は社民支持だけど、
自民の政権(正確には自公の政権)を変えることが大事だから
民主について「支持」(カッコつきで支持)という意味なんではないか、
とも思うわけだ。
まあ、社民だろうと、民主だろうと そんなことはどうでもいいが
あえていえば 世代会計的に 自分が得している世代が多い
のではないか、というのが推測しているところだ。
以前も書いたかもしれないが、あくまで推測にすぎないが
そうなんじゃないのかなって思っているわけです。
つまり、政権交代しても、世代会計について見直す
なんて話になったら抵抗するのは目に見えているわけで。
そういう意味で社民党が、とか民主党が、とか もっといえば
自民党が、というレベルではなく
欧米各国の政治家も 表に出せなかったわけで
レベル的には同じようなもん、というだけのことかもしれない。
じゃあ移民を増やすのか、とか少子化対策でということだが
移民政策は、いろいろ議論がある。
少子化対策となれば・・
麻生首相
「私は43で結婚して、ちゃんと子供は2人産んだから一応最低限の義務は果たしたことになるのかもしれない」と答弁(撤回した)というレベルで
まさに年金は未納者が悪いんだ的な ちっちゃなレベルで話が終始しそうだ。
麻生氏が女だった(産んだ?)とか、2人の夫婦から2人の子供では算数的にも少子化対策に
ならないのでは?
というレベルはどうでもいい。
が、前述したように、レベル感が居酒屋でのおっちゃんの会話レベルだというのが
先がない感をかもし出している。
例えば、政府の
ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム
1.趣旨
新しい「少子化社会対策大綱」の作成に資するために、少子化対策担当大臣の下に「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム」を開催し、有識者及び国民各層の意見を聴取します。
2.検討方法
子育て世代の当事者の視点、利用者の視点から、既存の枠にとらわれることなく議論することとし、各回のテーマに応じた有識者(現場の当事者・学識経験者・関係団体等)を招き、ヒアリング及び意見交換を行います。
3.メンバー
安藤 哲也
NPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事
勝間 和代
経済評論家
松田 茂樹
第一生命経済研究所主任研究員
宮島 香澄
日本テレビ報道局解説委員
佐藤 博樹
東京大学社会科学研究所教授(少子化社会対策推進点検・評価検討会議座長)
中身を見ると
少子化対策PT詳報:未婚者増加の要因分析 「婚活支援」「コミュニケーション教育」必要
小渕優子少子化対策担当相が主宰する「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム(PT)」の第1回会合が、2月10日、内閣府で開かれた。テーマは 「恋愛・結婚(未婚化・晩婚化の要因分析と社会的な取組・課題の整理)」。出産・育児の前段階で、なぜ結婚をする人が減っているかを考えるのが目的。
どうなんだろう。
個人的には恋愛だとか結婚だとか政府(ならびに政府機関、政府が主催する研究会含む)
に考えてもらいたくないが。
で、
ベストセラー連発の勝間和代氏もメンバーだ。
5月になるが勝間和代のクロストーク で
早婚の勧め
ということで、少子化対策への提案の一つとして意見を書いているが
まあ、ベストセラー作家としては「あり」でも 政府のPTに入っている立場で
こういうことを書いちゃうのは ちょっと引くものがある。
正直、勝間氏は故上坂冬子氏にでもなるつもりだろうか。
(どうでもいいが)
結婚は男女どちらにとっても、とてもいい将来への「投資」であるということです。
投資・・・
結局 打算かよ、的なところもさらに引くわけだが。
もちろん全面的に否定するつもりもないですし、
この本けっこう好きです。
- 勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan/勝間 和代
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- Amazon.co.jp
ま、少子化対策は
ってなところもあって なかなか議論がむつかしい
ってことだ。
というかコモディティばっか作っていたら
少子化が止まって子供が増えても
成人したときに
雇用先がないという可能性だってあるだろう。
となると年金の問題は、根本的にどうにかしようとすると
世代会計的にいえば既得権者たる世代が騒ぐ。
世代会計的に損をする世代は選挙にいかないし
それ以上に選挙権すらない状況で、そんなコペルニクス的な
政策は打てないだろう。
こういう問題には右翼も左翼もない。
というか愛国者って公言していても
黙っていないだろう。
さて、
以前、2月になるが
ベーシック・インカム
について書いたが、
ベーシック・インカムとは 金額はともかく、一定の年齢になったら
給付金として毎月もらえるという世界。
その代わり、すべての社会保障はそれだけに集約されるわけだ。
例えば、
今は3割負担だとか言っている医療費もすべて10割
生活保護もない
年金もない
失業手当もない
つまり、ないない尽くし。
おいおい不安だよ。という見方もあるだろうし
財源は?って思うこともある。
ただ・・一ついえることは、
健康保険や年金に関わる役人やらに税金を使ってきたものは
なくなるわけで、当然、国民から集めた社会保障費で
なんか宿泊施設を作るか とか そういうこともなくなるわけです。
手当とか複雑に計算する手間がないわけで、
となれば担当やら部署やらもいらないわけです。
もちろん その下部組織の天下り先もないわけですね。
- ベーシック・インカム入門 (光文社新書)/山森亮
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- ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)/中川淳一郎
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世代格差について参考。
エノテカ体験






1 ■はじめまして
はじめまして
ベーシック・インカムですが、3月に関曠野さんが本格的な講演をしてくれました。これからは、この講演がベーシック・インカム実現のたたき台となることでしょう。
http://bijp.net/sc/article/27