2009-01-16 13:35:09 lm236414の投稿 テーマ:病気について

病気の症状あれこれ:爪の病気

爪の病気・症状一覧


病名 ①症状 ②対処法と予防法 の順に記入しています。


1)ささくれ 

爪の根元の表皮が剥げてしまっている状態です。 

キューティクルオイルやハンドクリームを塗ります。または、水分・油分を補給し、乾燥状態を避けます。バランスの良い食事や体調の管理にも気をつけます。 


2)スジ爪 

爪の縦方向または、横方向に線や溝が入る状態です。 

大人の爪は、縦方向の線が入るのは普通のことです。血液の循環が悪い時やしもやけでも縦線ができます。横線は高熱、妊娠、亜鉛の欠乏時に出ます。

他の爪の病気が原因の可能性もあるので痛みが出たり、心配であれば専門医の受診をしてください。

栄養のバランスの良い食事の摂取や全般的な健康の維持も大切です。 


3)匙状爪 

さじ状の爪は、爪がスプーンのように凹むものをいいます。先端が凹んでしまうもの、全体が凹むものなど色々とあります。 

鉄欠乏性の貧血や胃の切除の治療を受けた人などによく見られます。職業病、鉄分不足、低色素性貧血、甲状腺機能障害、その他の内科的病気等と合わせて症状が出るため、専門医の受診を勧めるものです。


4)卵殻爪 

爪が薄く白くなり爪先が内側に湾曲してしまう状態です。 

②非常にもろく割れやすくなるため、扱いには充分な注意が必要です。過度なダイエットや薬物、内蔵疾患などが原因と考えられるため、それらを避けるよう注意が必要です。 


5)噛爪・咬爪症 

①爪を噛み過ぎて変形してしまった状態です。 

爪が伸びるまで付け爪でカバーします。爪を噛まないようにします。 


6)巨爪症 

①爪の表面の中央部が肥大化し、盛り上がってしまう状態です。 

ネイルケアやアートはせずに専門医の受診が必要です。爪の表面が滑らかになる様にパミスパウダーでバッフィングしましょう。 


7)爪下出血 

①打撲や外傷などで爪の下に血の固まりが起こる状態です。 

爪が剥れる可能性があるため、扱いに注意が必要です。外傷に気をつけましょう。 


8)爪周囲炎 

①傷から化膿菌が入り込み、爪の周囲が赤く腫れ痛み、炎症をおこす状態です。 

感染症であるため、直ちに専門医の受診が必要です。外傷に気をつける。または、外傷を負っても傷口を清潔に保ち、化膿を防ぐ必要があります。 


9)爪甲剥離症 

爪が自然と剥がれる病気です。爪の先端の方からはがれてきて、しだいに進行します。爪の半分くらいまでは剥がれてくる事はありますが、爪が抜け落ちる事はありません。爪が剥がれたところは黄色くなってきます。 

②洗剤などの化学物質や、菌が原因となる場合がありますので、専門医の受診が必要です。使う洗剤や化学物質に注意しましょう。 また、爪甲剥離症は、甲状腺の機能の低下が原因のもの、全身性の疾患や薬物の副作用が原因のものとがあります。


10)爪甲層状分裂症 

①爪の先端が雲母をはがすように裂けて来る状態です。 

爪への刺激を避け、爪を短く切り、専用オイルを塗ります。クリームなどでの保湿が必要です。

乾燥に注意しましょう。また、マニキュア等の刺激を避けるようにしましょう。 


11)爪甲縦裂症 

①爪に縦状の割れ目が入り、裂けてしまったりする状態です。 

トリートメント剤でケアが必要です。キューティクルリムーバーやネイルカラーリムーバーの使い過ぎに注意しましょう。 


12)爪甲脱落症 

①爪甲が爪床から離れて浮き上がった状態です。爪甲が白色もしくは黄色に変化することがあります。 

②先天性、遺伝性、後天性と様々であり、外因、感染症、薬、皮膚疾患や全身疾患などに伴って生じるため、特定の対処法はありません。


13)爪甲萎縮症 

①爪が弱って衰えてしまい、爪の色がにごり、萎縮して剥がれ落ちる状態です。

爪切りは使わずエメリーボードで爪を削るようにします。刺激の強い石鹸、粉石鹸の使用は控えます。


14)爪甲白斑症 

①爪が白くなる病気です。爪に白いまだらがでてきたり、横に帯状に出来たり、爪全体が白っぽくなるものもあります。点状のものはごく普通の健康状態の人にもでてきます。

新しい爪が作られる際に入った気泡や、打撲などが原因とされます。 爪が伸びるのを待ちます。 

また、点状にでてくる白斑や帯状にでてくるものは、マニキュアなどが原因ででてくることが多く、マニュキュアの使用を止めると症状が治まることが多いようです。長いこと消えない時は専門医の治療を受けるようにしましょう。

爪の全体に渡って白くなる症状は極まれに起こります。先天的に異常が原因で起こっていることが考えられています。


15)爪白癬 

①水虫が爪に発生したものです。白く濁ったり、爪の下が厚くなってもろくなります。多くが、爪の表面が白く濁っている状態です。

②感染症のため特に注意が必要で、専門医の受診をしてください。内服薬、塗り薬が使われます。

爪白癬は、水虫の外用薬は、あまり効果がないと言われていますが、爪を絶えず切ること、やすりをかけて、白癬菌の外用薬を塗布するといい場合もあります。病院では、飲み薬が処方され、効果があります。ただし、肝臓機能の検査をしながらの服用となります。


16)爪鉤湾症 

①爪の表面が分厚くなり、爪先がフックのように内側に湾曲する状態です。 

ネイルケアやネイルアートなどの刺激を避け、専門医の受診が必要です。 


17)翼状爪膜 

①キューティクル(甘皮)が成長しすぎて、爪の表面を覆ってしまう状態です。 

ホットオイルマニキュアを使用し、プッシャーにてキューティクルを押し上げます。

ネイルエッセンスで柔らかくし、爪を傷つけないよう軽く押し上げます。また、キューティクルニッパーで少しずつ取り除きます。遺伝の可能性もあります。 


18)陥入爪 

①爪先の両端が皮膚に食い込んで化膿や出血を繰り返す状態です。 

②痛みがひどかったり、化膿している場合には他の感染症にかかる場合もあるので、専門医の受診が必要です。深爪に注意しましょう。 


19)巻き爪 

爪甲が靴の両側から押されて先端が湾曲し、爪床の皮膚を挟んだり、食い込んだりする状態です。 

甲の一部を切り取って人工爪(つけ爪)を作り、爪の湾曲を徐々に小さくしていくと効果的です。

曲がっている爪を切り、靴は先端の丸いゆったりしたものに替えます。


20)爪甲軟化症 

①爪の甲のケラチンが不足しておこる病気で、爪がやわらかくなる病気です。

汗をよくかく人に多く見られ、さじ状といっしょにおこることもあります。


特に、巻き爪と陥入爪について


巻き爪は、爪が巻き込んで伸びる症状です。丁度、爪の両端が皮膚との境にめり込んだもので、足の親指に多く見られます。

巻き爪の中で、陥入爪と呼ばれるものは、爪が厚くなったり、めり込んだ部分に炎症を起こして赤く腫れる状態になったものです。ひどくなると、膿を持ったり肉芽が盛り上がったりして、悪臭を放ちます。

こうなってしまうと、激しい痛みを起こし、歩くのもつらくなります。しだいに足首や膝、腰へと負担がかかり、全身の不調にもつながりかねません。


その原因は、窮屈な靴をはいたり、つま先の尖ったハイヒールで圧迫されたり、深爪などです。また爪の水虫が原因で巻き爪になることもあります。恥ずかしいからとペディキュアで隠す人がいますが、爪の水虫は皮膚科で治療をするようにしましょう。


巻き爪は若い女性に増えているようです。そうかといって男性も安心してはいけません。若い人でもご老人でも男女問わずに起りえる病気です。意外に巻き爪に悩んでいる方は多く、10人に1人の割合といわれています。


巻き爪は、爪の切り方を気をつけるようにします。爪の溝に雑菌が入らないようにし、清潔にしておきます。また窮屈な靴をはかないようにすれば、巻き爪にはなりにくくなります。


初めのころは、爪の角が指にささって多少の痛みや違和感を感じる程度です。

そこで、つい痛みから逃れたいために爪を深く切り込んで丸く整えてしまいがちです。

一時的には痛みがおさまるのですが、爪の両端がトゲのように残ってしまい、それが爪のまわりの皮膚にささって傷をつけ、化膿するという悪循環が起こるケースが多いのです。


陥入爪が進行すると、端が丸く内側に入り込む巻き爪となり、ひどくなると、「の」の字のようになります。

何度も巻き爪になってしまうような場合は、手術をする方法もあります。


保存的な治療でよくならない場合や、陥入爪を繰り返している場合は、手術による治療やワイヤーなどによる矯正が一般的な治療法です。 但し、一般の外科では手術などで治療することが多いのですが、その際には結構な痛みを伴います。

痛みを避けたい患者は、外科的処置ではなく矯正の方が無難です。また、出血・化膿している場合は、手術はしないまでも外科的な処置は必要です。その場合は医師がいる施設での治療・矯正が必要となります。


陥入爪の手術にはいろいろな方法がありますが、皮膚を切開して食い込んでいる爪を根元の爪母を含めて切除した後、爪が食い込んでいた部分を縫合する爪郭形成術が広く行われています。

最近では、手術用のはさみを後爪郭の下に挿入して、爪母を含めて爪甲を切除し、さらに取り残した可能性のある爪母を電気や薬で焼くという方法も行われています。


陥入爪を防ぐには、不用意に爪を切らないことが大切です。爪はなるべく伸ばして指先から出た部分だけをやすりで削るようにしましょう。

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