2009-11-07 00:00:00

26. ガンランパの出会い

テーマ:初中国の旅3ヶ月間 中

[中国旅行] ブログ村キーワード



1986.秋 10月  西双版納 景洪 → ガンランパ(メコン川) 7日目


観光しては1-2日休み、また観光というペースで、かれこれシーサンパンナにも2週間以上はいたかもしれない、季節はそろそろ11月になろうとしていました。次の目的地を決めなければいけないし、わたしのビザは3ヶ月間だから、11月下旬帰国の鑑真号に合わせて上海へ戻る算段もしなきゃいけないんです。


北京で買い求めた列車時刻表によると、昆明-上海の特快があって3泊4日で途中に桂林を通るので、とりあえず桂林で途中下車して山水の世界に酔いしれることにしました。その後、上海に戻りそこを基点に近郊の無錫や蘇州巡りをしても余裕の日程、そこで早速昆明行きの飛行機の切符を手配することに決定。


行きは何度もアタックしては玉粋の繰り返しだったのに、季節が進むと天候異変もなく、帰り便昆明行きはすんなりチケットが買えました。明後日の出発なので、もう一日観光が出来るとばかりに、宿の暇な人たちとまだ行ってなかったガンランパを見に行くことにしました。


ガンランパとはメコン川です。景洪からバスで1-2時間揺られるとそこはメコンに面した街、バス停からしばらく歩くとほどなく川のほとりに到着、水量も豊富な土色の濁った水の河が流れていました。「ああ、メコンだ!」と感激するかと思ってたんだけど、実際はそうでもなかったです(^_^;)。地元民はラオスやタイまで船に乗って国境を越えて行き来してるのかもしれないけど、ここは外国人にはクローズ。


河を見てたら別の日本人旅行者と出会い少し話を聞かせてもらいました。その人だったか、その人が会った日本人か忘れちゃったけど、その辺りで国境を越えようとしたか、うろうろしてて不審がられたのか、公安?に捕まって留置場?のような場所に2-3日拘留されてしまったとか・・・。


取調べらしきものもあったけど、何せ言葉も通じないし、ど田舎で通訳もいないので埒が明かない、当局にしたら意味もなく歩き回るというのは理解しがたい・・・特に重要な施設もない、スパイにしても変、結局面倒になったんでしょうね、すぐ釈放と相成ったわけで・・・。


拘留されてたご当人は、珍しい体験をしたと喜んでて(笑、ただ飯食ってただけ。居心地は想像してたよりもずっと快適だったらしい・・・(=◇=;)、そんな人がほかに何人もいるとも聞いた・・・国境を違法に越えても見つかれば捕まるし、不法入国しても当然捕まるわけで、何が面白くてそんなことをするのかワケワカメ。それとも外国の留置体験したかったとか?ひょっとして頭が脳子壊了か?


その人ともお別れして店のある辺りをぶらぶらしてると、タイ族とも違う、全然雰囲気の違う衣装を身につけた少数民族のグループと出会った、お互いにめちゃくちゃ珍しいので「ニーハオ」と挨拶・・・でも、相手はなんだか中国語がわたしたちよりできない様子。自分たちの言葉なのか、中国国外の人々なのか・・・?


仕方ないので筆談ならぬ絵談に変更、熱帯植物園で蛇の絵書いてもらってから味をしめてるんですよ(笑、グループを代表して年長者女性2名と会話、絵によると橋を渡り河を越えてやってきた、自分たちは同じ村の部族で、その女性は姉妹同士で村の指導者の家の人間らしいと言うことがわかりました。


なるほどそれで身なりがよく、態度も毅然としているのか~、何の用事で来たのかまではわからないけど、そこまで話して相手が移動しなきゃならなくなってしまい話は終了、相手にはわたしたちは日本人と言うことは伝わったようです。とてもフレンドリィで聡明な人々でした。帰国後書籍で調べてみました、中国の少数民族は公式には漢族と55の少数民族とされていますが、弱小の2万人だか2千人以下の民族は55のうちにはカウントされていないそうです。


服装から調べても55のどれかに当たる感じもせず、一体あの人たちは何族なんだ?戸籍上は中国人としても民族名はないのだろうか、それともタイかラオス人なのかもしれませんね。不思議な出会いの後、またバスに乗り景洪に戻りました。


一夜明けてその日は予備日として、どこにも行かず荷物の整理をしたり、洗濯をしたり、翌日の移動に備えスタンバイ。宿で出会った人も皆それぞれ次の目的地へ旅立っていきます、ある人は昆明に戻ってから蛾媚山登山をする、その格好寒いよ、あるものは四川省へ行く、マーボードーフ食べに?中には海南島へ行く人もいました、それどこやねん?


お互いに別れを惜しみつつも、皆また自分の旅に戻っていくのです。出会いがあれば別れがある、旅はそれの繰り返し。そしてわたしはまた昆明へ戻って行くんだけど、残すところ一月となり、旅も終わりに近づいているのかと・・・なんだかとてもさみしい気分に捉われていました。  つづく



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コメント

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1 ■無題

旅の終わりが近づくと、なんともいえない気持ちになりますよね~。

それにしても、絵談でそこまで聞き出すとは、すごいわ!(笑)

2 ■>シャンティcocoさん

判りやすいとっても上手な絵を描いてくれました~、ホントに旅の終わりは切ない・・・もうこの世の最後と言う気分になりますよね>おおげさ(笑い。

3 ■メコン川は

想ったほどではなかったですか。
上海に美味しい「生煎」という
食べ物があると聞いたのですが
チーチクさんは食されましたか?
今パジャマ外出禁止令で
もめているそうですね。

4 ■>せんさあさん

メコンは大きくて土色してましたけど、なんだろ、あまりにも予想通りで拍子抜けしたんですかねぇ(笑。
それは焼きにくまんですかね、上海名物では小龍包が有名で、それを焼いてあるんでしょう。
ハルピンにいたとき、教えてもらったのですが、残り物の包子(肉まん)を翌日オーブントースターで焼いて食べるんですよ。結構食感が変わっておいしかったです。
一般に中国人は冷めて冷えた食べ物は食べません、最初から冷たい涼菜は別ですよ。残り物は捨てる・・・食べ切りみたいなみみっちこともしません、それは来客に少ししかご馳走を出さないことで主人の恥となりますからね。
でも実際にはもったいないので、そういう調理法で蘇らせてたべたりするんですよね、日本の焼き餃子も同じ理由で元々は鍋貼(guo tie)と言って、鍋肌に冷えた水餃子を並べて焼いたものをさします、それが日中戦争後兵隊により日本に渡った焼き餃子のルーツじゃないでしょうか。だから中国人は最初から焼き餃子は食べません、それは残り物を意味します。
今は中国も開放改革でドンドン外国の食べ物も食べる人が増えて変わっているようですね。
そういえば台湾に行った時に、駅で弁当を売っていました、大陸では見た事もない、きっと日本統治時代の名残なのかなと思いましたよ。

5 ■こんばんは~

絵の筆談で話が通じるっていうのが凄いですね~
メコン川がそう感激する程のモノではないという事なんで、残念~~
確かに、旅が終わりに近づくにつれ、悲しい気持ちになるのってわかります。。
皆さん同じ気持ちなんでしょうね~

6 ■国境に生息する人びと

絵談ですか~(´∀`)それは絵心ないと益々至難の業で楽しそうだ。
コミニケーションできてよかったですねえ。
カウントされない部族があるなんて・・・つくづく一個体では呼べない国家ですよね。
私はラオスだけ未経験ですが、タイもベトナムも大好きなのですよ。興味わくなあ。
でも、その抑留された人みたくなりそうですよ。怪しいスパイみたいな動きしてますもの。

焼き餃子の由来は諸説ありますね。東北地方から引き揚げた人たちが伝えたとも読みました。
なんでも、冷えた茹で餃子を温めなおすのに再度茹でると皮が伸びて穴が開くので
焼いて食べたとか云々。

昨夜札幌から帰宅。ちくわパン健在でした(`∀´)
食べ物取材、多種してきましたよん。(*^o^*)

7 ■>川夏さん

確かにかなり怪しいかも(笑。こっちは単に珍しくてきょろきょろしてるだけなんだけど、相手にしたら何でそれが面白いんだ?でしょうね。十分お気をつけ下さい。
確かに冷えた水餃子まずいものね、穴開くのか・・・冷えた包子焼いても意外といけまっす♪たべもの記事楽しみにしてまーす^^

8 ■>makkyさん

普通は感動するものなんでしょうね、でもこの時は疲れてたのかも・・・(^^ゞ、皆さん同じ気持ちになるんですね~。

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