25. 疫病神日本人
テーマ:初中国の旅3ヶ月間 中
1986.秋 10月 西双版納 熱帯植物園 → 景洪 6日目
最終バスにまで、まさかまさかの乗車拒否をされてしまい、一体何が起こっているのか・・・考えるにつれ一同顔面蒼白、ここで初めて未開放地域の文字が脳裏をよぎる・・・、そーかー、こーゆーことだったのね(大汗。行きが無事に来れたのが異常なわけで、先方にすればこれが正しい対応。うかつに変な外国人を乗せてつかまると、ドライバーが手引きしたかどでとっつかまっちゃうわけで・・・そりゃぁ誰だって避けますよね、わたしら集団疫病神みたいなもんですね ^^;
しかし、疫病神であろうとなかろうと、わたしらは何がなんでもこれに乗せてもらわないと帰れない・・・当然未開放地域と言うことは宿泊施設が整ってるわけもなく・・・中国人向けの旅社が同様の理由で泊めてくれるとも思えない、まさかまさかのこんな所での野宿はごめんですよ。外で寝てて、もし蛇にでもかまれたらどーすんのよ、夜は山の中だから冷えて風邪でも引いたらどーすんのよ、全く。
しかし、転んでもタダではおきない日本人、さすが旅慣れしていて場数を踏んでるだけあった!(えっ、なんの?)日本人全員暗黙のうちに決意をすばやく固め、さっさとバスに勝手に乗り込んじゃいました~♪ドライバーは「下車!」と大声で怒鳴ってたけど、ここはそれ団体の強み、意地でも下りない決意、誰に何を言われようが無視を決め込み、そこから絶対に動かずひたすら出発を待ちました。幸い無理やり引きづりおろされるという事もなく安全は確保していたし。席は満席で座るところもないので悪路を立ったままというのは辛いけど仕方ないです。
ドライバーは何度言ってもらちが開かず、あきらめたのかもう何も言わず、乗客からは特にブーイングなし、かくしてバスは無事出発したのです、やったね、日本人の勝ち。言葉がわからないのもたまには役にたちますね(笑。ずっと立ってると疲れるので前方のステップ付近に行き腰掛け、交代で休憩出来て一息ついたわ。やれやれこれでナンとか帰れるめどはついた、でもバスは悪路でガタガタ揺れるのに、つり革掴んでると体はぐるぐる回り最悪(><;)酔いはしないけど、うへーっ、たまらん乗り心地。ふと横見ると野菜てんこ盛りの籠があったり、そこいら中荷物だらけ。
時々その荷物がずれて・・・ずずずと押し寄せてくるのを押し戻したり・・・足で押さえてみたりと何かと忙しい。バスは時々停車して人の乗り降りがあります、突然ドライバーがわたしたちに「到了!着いた」と言うのだわ。そして「下車!おりろ」とも、何事かといったんは一部の日本人が降りたんだけど、ピーンと危機を感じた仲間の一人が「乗れ~!戻れ~!」と大声出したので、すぐバスに戻り事なきを得たのです、外をよーく見るとまだ山の中、ドライバーめ、平気で嘘つくんだわ、しかし日本人そんなことでは騙されないのです、うきき。中国人には負けてられないのですわ~。
騙せないと悟り、置き去り作戦失敗したドライバーはようやくあきらめておとなしくなりました、少しすいてきて席も開きだしたので途中で腰掛けることが出来ましたよ、無座だったのに切符代として一人前とるんですよ、そんな扱いなのにちゃっかりしてるね、きっとポケットマネーにしたな。わたしたちとしては席も開いてるんだから当然の権利で座りました。しかし行きより時間がかかった気がしましたね、しんどい旅程でしたよ。
時々停車する時に皆トイレ休息取ったり、体を軽く動かすために下車するんだけど、わたしたちは山中に置き去りにされるのを警戒してずっとバスの中にいたんだけど、ある山の中、とある店の前にたむろする一群に目が釘付け。少数民族の若者男女、見ると民族衣装に裸足。見た事もない人々・・・そして大荷物を担いでいて、まるで猿かと思う素早さで・・裸足で走ってる・・・めちゃ早い!アベベか?ふるっ(^^ゞ
そして女性の容姿が少し違和感あり・・・何が変なのかよーく見ると眉毛がない!キレイにそり落としてる・・・そして頭には布製のかぶりもの・・・それも帽子とかではなく違和感があるんですよねー、パチリと証拠写真撮っちゃいましたー。帰国後、書籍で調べたところ、多分剃髪もしてると思われ・・・山岳民族なんでしょうけど、宗教上の理由で不浄な体中の体毛をそり落とす民族がいるそうで、目撃したのはその人々かなと思ってます。
日もトップリ暮れる頃、バスはやっと見慣れた景洪の街に到着・・・最初はどうなることかと肝を冷やしたけど、そこは中国どうにでもなるものです。どきどきの一日でさすがに全員疲労甚だしく無口でした、お腹もすいていたし食堂に直行、食事を済ませて宿に戻り、やっと生きた心地がしましたね。その夜はぐっすり眠れたのは言うまでもありません。
しかし、改めて今振りかえるとこんなアクシデント序の口ですわ、この後に延々と続く長い旅の間にはもっといろいろな、どっひゃ~とか、きゃぁ~とか、あいよっ!(@_@などと言う出来事がてんこ盛りありました・・・それも楽しいですよ・・・読んでる分には・・・(^o^;) こうご期待♪ つづく
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1 ■地球遊園地
こういう体験してしまうと、作り物の遊園地とか行けなくなりますよね。
アドベンチャーの実体験でしょう?こーいうの、圧巻ですね。
よく踏ん張りましたね。そっか・・・集団ゆえ実行可能だったのか・・・。
私一人ならきっと山のど真ん中で下ろされてしまっていたでしょうねヽ(;´ω`)ノ
どきどきはらはらくらい、想い出に残ることはありませんね。
私も写真だけでお茶を濁していますが、そろそろ失敗談でも書こうかな・・・