60歳を超えて

なんだかんだといっても人間60歳の還暦を迎えてしまい、今までの経験したことなど反省の意味を込めて残して行こうと思っています


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●「の・ようなもの」
『の・ようなもの』は、1981年(昭和56年)の日本映画。落語の世界を題材にして、コメディの要素を取り入れた青春群像映画。

物語の舞台は東京の下町。若手落語家(二ツ目)の志ん魚(しんとと・伊藤克信)は、23歳の誕生日記念に初めてソープランドへ行く。相手を務めたエリザベス(秋吉久美子)は、実はインテリで落語にあまり興味がなかったが、裏表のない性格の志ん魚と何となくデートを重ね相談相手もする奇妙な関係になる。

ある日、女子高校の落語研究会を指導するはめになった志ん魚は、その中の一人・由美(麻生えりか)を好きになる。エリザベスに相談するものの、どちらの関係も絶ちがたく二股交際を始める志ん魚であった。由美とのデートの帰り、由美の実家へ立ち寄った志ん魚は両親を紹介され古典落語『二十四孝』を披露する。しかし、由美の父(芹沢博文)から「なってないねぇ。どうやって生活しているの?」と心配され、古今亭志ん朝や立川談志と比較された挙句、由美からも「下手」と駄目を押される始末。失意の志ん魚は家を出るが終電は既に無く、堀切駅から浅草へ向けて歩き出す。深夜の下町を「道中づけ」しながら歩き続け、浅草へ到着したとき夜は明け心配してスクーターで駆けつけた由美が待っていた。

その一方、パッとしなかった志ん魚の一門の先輩・志ん米(尾藤イサオ)が真打ちに昇進することとなり、関係者は沸き立つ。エリザベスは引っ越して新たな道を歩むこととなり、取り残されたような気持ちになった志ん魚は自分の将来や落語界の未来について真剣に考え始めるのだった。

監督・脚本・企画:森田芳光
伊藤克信:志ん魚(しんとと)
秋吉久美子:エリザベス
尾藤イサオ:志ん米(しんこめ)
麻生えりか:由美
でんでん:志ん水(しんすい)

道中づけのシーンでは、アサヒビール吾妻橋工場(跡地にはアサヒビールタワーなどが所在するリバーピア吾妻橋)、仁丹塔(森下仁丹の広告塔)、国際劇場(跡地には浅草ビューホテル)など現存しない建物がフィルムに収められている。また、由美がスクーター(ホンダ・タクト)で志ん魚を追う場面でヘルメットを着用していないのは義務化以前に撮影された映画だからであり違法ではない(原動機付自転車の公道でのヘルメット着用が義務化されたのは1986年からである)。(Wikipediaより)

※道中づけのシーンは、

「水戸街道に入ると昔ながらの商店が蚊取り線香の匂いをたててディスプレイをしている。
地下足袋一ダース三百八十円、自慢焼一個六十円、サクサクしたソフトクリーム一個百円。
一息入れたい、シントトシントト・・・。」

「三十過ぎの芸者衆と四十過ぎの浮気男が向島の屋根の下で寝ている。
もうそろそろ夜が明ける、シントトシントト・・・。」

「吾妻橋を渡ると仁丹塔が見えてくる。
浅草雷門に入る。
観音様!志ん魚が朝一番でやってまいりました。」

「人形焼の匂いのない仲見世は寂しい、思い出の花屋敷に足は向く。」

「国際劇場の踊り子たちは今頃どうしているだろう、シントトシントト・・・。」

そこでこのシーンを映像から見ると

仁丹塔

仁丹塔である。都電ファンの画像では塔の下にある「仁丹」の広告が違うのでこれで時期が特定できそうだが、それは追求しない、仁丹塔の勇姿が見れるのである。

国際劇場

国際劇場(現浅草ビューホテル)の前を通るシーン。


※「道中づけ」は五代目志ん生の"おはこ" 。 落語「黄金餅(こがねもち)」で下谷から麻布絶江釜無村の木蓮寺までの長い道のりを 町名や土地の名物などを織り交ぜながら一気に話す妙技である。(あえてオチはいわないので是非視聴くださいCD「古典落語入門」)映画はこれを主人公の伊藤克信演じる 若手落語家(二ツ目)の志ん魚(しんとと)が演じるのである。

くしくも『異人たちとの夏』・『の・ようなもの』の2作品に共通して出演しているのが秋吉久美子さんで、作品を一挙に観てしまった。



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