釜蓋遺跡公園

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高田を訪ねた日、最後に釜蓋遺跡(かまぶたいせき)公園に行ってきました。

 

 

北陸新幹線上越妙高駅から徒歩3分という、日本一新幹線駅から近い遺跡です。

弥生時代終末期から古墳時代初頭の平地の環濠集落で、炭化した米が出土した竪穴建物跡も見つかっています。

 

ヒスイの勾玉を掲げている意味は、釜蓋遺跡ガイダンスに説明があります。

 

出土した土器は、近江系、山陰系もあり、各地との交流は予想以上だったもよう。

 

出土品を展示している釜蓋遺跡ガイダンスは入館無料、写真撮影OK!

濠の断面のはぎとり標本は凄い!

濠は何度も洪水で埋まったようです。

そして、何度も掘りなおしたらしい。

 

 

 

釜蓋遺跡は、国指定史跡 斐太(ひだ)遺跡群(吹上遺跡、斐太遺跡、釜蓋遺跡)のひとつ。

斐太遺跡群とは→ http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/171875

極めて重要な遺跡群なのです。

 

1800年前の人たちも見ていた景色。

 

木の道具が腐らずにでてきたわけですが、当時、板を作る技術があったことにも感心します。

 

未だに発掘中なので、何か、新しい発見があるかもしれません。

 

こうして見ると、本当に駅が近いですね。

 

 

タイミング良く、 「雪月花」(せつげっか)を見ることができました。

 

 

遥か昔、北陸方面と長野方面を結ぶ交通の要衝だった地に、今は新幹線やリゾート列車が走っています。

 

新潟県の遺跡→  楽しい遺跡巡りをどうぞ。

 

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高田のお土産に、髙橋孫左衛門商店で翁飴を買ってきました。

「大人の休日倶楽部」会員誌2017年3月号で紹介された反響が大きく、一時、販売中止になったほど。今も品薄状態だそうです。

 

高田藩主が参勤交代で江戸へ出向く際の土産にしていた翁飴。

水飴に寒天を加えているので、もっちりしたゼリー菓子のような食感で、滋味深いお味です。

 

創業1624年 日本で一番古い飴やさん。(国登録有形文化財)

十返舎一九『越後道中記・金の草鞋』に当時の店の様子が出ている老舗。

外観からも歴史を感じますが、店内にさりげなく飾られた数多の資料も必見。

そのさりげなさにも惹かれます。

 

高田のお庭めぐりで最初に行ったのは旧師団長官舎。

 

明治43年に旧日本陸軍高田第13師団長・長岡外史中将によって建てられたもので、昭和20年の終戦後は米軍が駐留するなどの変遷を経て、平成3年まで自衛隊高田駐屯地の幹部宿舎として使われた後、平成5年に移築復元。復元時に建設時の記録に基づき、外装内装、家具調度品に至るまで当時の形を復元した洋館です。

 

長岡外史中将の胸像がお出迎え。

(NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」では、的場浩司さんが長岡外史役でした。)

航空界に関わったことから、特徴的な大きな髭は「プロペラ髭」と呼ばれたそうな。

高田に視察に来たオーストリアの軍人レルヒ少佐が伝えたスキーを軍隊に初めて導入したのが長岡外史で、これが日本のスキー発祥となったそうです。

 

では、中へ。

 

応接室が男子と婦人に分かれています。

 

こちらは男子応接室。

 

婦人応接室の向こうは食堂。

食堂の一番右の写真は、長岡外史のあとの第四代師団長・秋山好古。

「坂の上の雲」をまた見たくなりました。

秋山好古を演じた阿部寛さん、カッコ良かったです。

 

明るい半温室のテーブルに置かれたレースのクロスは、おそらく、吉田バテンレースのものでしょう。現在、国内で唯一、バテンレースのブレードから製品まで一貫して製作している吉田バテンレースは高田にあります。

 

食堂側の反対は書斎。

貴重な資料に見入りました。

 

2階は子供室、座敷、居間など。

 

1階とは様相が違い、落ち着きます。

 

最後に建物裏のお庭をぐるりと歩きました。

 

 

 

池から上がったカモに見送られたかのよう。

ツツジの見頃は終わっていました。

秋は、モミジの紅葉が美しいのではないでしょうか。

「上越オープンガーデンと花めぐり」が開催中の高田を先日訪ねて、お庭めぐりと町家見学をしてきました。

 

 

 

どのお庭も優しい雰囲気が漂います。

 

 

 

高田の歴史にもふれて、充実のまちなか散歩になりました。

 

珍しい花との出会いもありました。

「三寸アヤメ」

小ぶりで可愛らしいアヤメです。

アヤメは湿地に咲くとは限らないんですね。

 

旧今井染物屋

江戸後期に建てられた高田を代表する町家建築。

内部も見学できます。

 

受付の女性が親切丁寧な説明をしてくださり、高田に良い印象を持ちました。

 

名前は聞いたことがあった「高田世界館」もオープンガーデンに参加しています。

 

高田世界館は日本最古級の現役映画館。

映画館が無くなっていく地域もある中、明治に築かれた劇場で今日も映画が上映中。

凄いことです。

 

 

高田小町は、明治時代の町家を再生し、交流施設として活用されています。

 

 

 

思いがけず、高田の街なみや豪雪の写真も見ることができました。

同じ新潟県でも、雪の降り方が随分違います。

 

 

 

きれいに手が入った町家でした。

 

高田駅から近い、大町通りと本町通りを主にまわりました。

夜桜が有名な高田城、高田公園までは、高田駅から車で5分くらいです。

高田で最初に見たところは写真が多いので、次の記事にします。

 

昨日、原安三郎コレクション 広重ビビッド後期展 最終日に間に合いました。

前期展を鑑賞したときの記事は→ 

 

色彩の美しさはもちろんのこと、地名の由来や当時の人々の様子がうかがえて、楽しめました。

江戸時代に じょうろを使っていたことも新鮮な驚き。

歌川広重「十二ヶ月風俗」の八月…だったと思います。

見落とすところでした。


総じて、作品の名所を訪ねてみたくなりますし、歌川広重、葛飾北斎、歌川国芳らの鋭敏な感性に 思わずハッとさせられました。

 

これほど多くの作品を収集した原安三郎氏も 偉大な人だったんですね。

前期、後期、どちらも鑑賞できて、良かったです。

 

新潟市美術館と道を挟む西大畑公園。

日差しが強く、初夏を思わせる陽気でした。