銀幕と緑のピッチとインクの匂い

映画は洋画、それも古い映画が大好き。本は外国文学。ドラマは洋物。サッカーは海外チームと代表の応援、という思いっきり偏った嗜好で、天の邪鬼に感想を語ります。但し、脱線話題多し。トラックバックは承認制を取らせて頂いておりますので、掲載まで少しお時間を下さい。


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 グループA最大の試合、チェコ対ポルトガル。第1戦を共に勝利で飾ったこの両チームは、グループリーグ突破を賭けて、さらに1位突破を賭けてこの試合に臨んだことと思います。


 強豪国同士の闘いだけあって、レベルの高い試合が繰り広げられました。初めのうちは、チェコが攻めます。ポルトガルはどうしちゃったの?というくらい、チェコの攻勢が続きますが、なかなかゴールを割ることが出来ません。そうこうしているうちに、前半7分、クリスティアーノ・ロナウドやデコがチェコGKチェフと攻防を繰り返し(何て便利な言葉でしょう)、あらあら~という間にデコのもとに転がったこぼれ球はチェコのゴールに吸い込まれました。


 それからは、ポルトガルがすっかり元気になって攻撃を繰り広げます。が、チェコも粘り、17分にはプラシルのコーナーキックからシオンコのゴール!これで、再び試合は振り出しに戻ったのでした。関係ないけれど、シオンコって、俳優のブルース・グリーンウッドに似ていませんか?


 その後は、両チームとも当たりも激しいし、フィジカル的にも大変な攻防戦。ファウルも多く、カードも出る荒々しさもあるけれど、見応えのある試合となりました。後半も均衡は破れず、ヌーノ・ゴメスも、ウイファルシもバロシュもつまり両チームともゴールを割ることが出来ません。そこに登場したのが、今シーズンのサッカー界を牽引する男というわけです。ゴール前の人混みを避けて少し後ろにいたクリスティアーノ・ロナウドが、デコのボールを受けて、鮮やかなゴール。ことユーロに限っては、まださほどの活躍を見せているとはいえないクリスティアーノ・ロナウドの、面目躍如のゴールでした。結局これが決勝点となりました。


 チェコは、ポルトガルの2点目からしばらく経って、コレルを投入しましたが、もうちょっと早く入れた方が良かったのではないでしょうか。バロシュは、4年前の得点王ですが、あまり調子が良いとは思えませんでした。何が何でも点を獲りたい時、コレルのあの大きさは威力を発揮するでしょう。中3日ということで、疲れが見えたのでしょうか。コレルももう若くはないので。それに比べて、交替選手のクアレスマが終了間際にだめ押しの3点目を決めたように、新たに出てくる選手が活躍を見せるポルトガルの方が勝ったということでしょうか。


 とはいえ、チェコのブリュックナー監督だって名将です。今回はポルトガルの勢いが勝ったということかもしれません。これで2連勝のポルトガルは、決勝トーナメント一番乗りを果たしました。彼らにとっては、まずは最低限の目標をクリアしたわけで、次なる目標はもっともっと高くなっているのでしょうね。クリスティアーノ・ロナウドも、本格的にユーロモードに入ってきたし、彼の活躍なくしてはやっぱりポルトガルの快進撃もあり得ないでしょう。チェコも次を勝てば、グループリーグに行けると思うし、勝って欲しいものです。


 

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