よく聞く言葉で
「正義」
いうものがあります。
「ジャスティス」
正義(せいぎ、justicejusticeGerechtigkeitjūstitiaδικαιοσύνη)とは、倫理合理性法律自然法宗教、公正なにもとづく道徳的な正しさに関する概念である。 正義の実質的な内容を探究する学問分野は正義論と呼ばれる。
広義すなわち日本語の日常的な意味においては、道理に適った正しいこと全般を意味する。

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正義の女神・ユースティティア像

分かるような、分からないような感じです。
実際、何が正しいのかと言われると十人十色。
結構、大雑把な概念と言っても過言ではないですね!
さて、では次の内容ではどうでしょうか?

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自分の心が正しいと思うことをする

自分の心を基準に正しいと思うことをすれば、当然他の人と違ってきますね。

「お天道様(神様)が見ている」を「誰もいないからといって悪いことをすれば、神様がちゃんと見ていて必ず罰が下る」もしくは「正しいことをやっていたら、神様はちゃんと見ていて必ず報いてくれる」という意味で使っている人がいる。

似たような使われ方で「努力は裏切らない」もある。

しかし、「お天道様(神様)が見ている」という言葉の意味は以下の通り、「人間の悪事に対して、ほかの人間が誰も見ていなくても太陽はきちんと見ているのだから、どんな時でも悪事ははたらかぬべきだと説く語」であって、信賞必罰の意味はない。

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お天道様が見ている
人間の悪事に対して、ほかの人間が誰も見ていなくても太陽はきちんと見ているのだから、どんな時でも悪事ははたらかぬべきだと説く語。

お天道様がそのまま太陽を意味することもあれば、神や仏といったものの象徴として扱われることもある。

【信賞必罰】
手柄のあった者には必ず賞を与え,あやまちを犯した者は必ず罰すること。

情実にとらわれず賞罰を厳正に行うこと。


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しかし、

「お天道様(神様)が見ている」を正しい意味で使っている、正しくない意味で使っているというのはさておき、この考え方は実はかなり危うい。

なぜか?

それは「“正しい”ことをしたから“報われる”」という考え方は「“正しい”ことをしたのに“報われない”」という思考に直結し、そこから不満が生じる。そして、残念なことに世の中は必ずしも信賞必罰にはなっていないし、正直者が馬鹿を見る世界になりがちだ。

{D55AA413-A1F4-4D69-B9E2-920D8A1BF199}正直者(しょうじきもの)が馬鹿(ばか)を見(み)る

悪賢い者がずるく立ち回って得をするのに反し、正直な者はかえってひどい目にあう。
世の中が乱れて、正しい事がなかなか通らないことをいう。正直者が損をする。
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それでは悪事を推奨するのか?というと、そういうわけでもない。
ただ、自分の心が正しいと思うことを為すのだ。

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Do what you feel in your heart to be right — for you’ll be criticized anyway. You’ll be “damned if you do, and damned if you don’t.”
- Eleanor Roosevelt

あなたの心が正しいと思うことをしなさい。どっちにしたって批判されるのだから。 
ー エレノア・ルーズベルト
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お天道様(神様)を含む“他者”からの評価を気にするのではなく、“自分(の心)”が正しいと思うことをするということだ。

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