私ね、「感謝」って頭で考えるものじゃなくて、

自分の内側からジュワジュワーっと、湧き上がる感覚だと思うんですよ。

 

 

育ててもらったんだから感謝しなさい!

 

こんな風に誰かに強要されるものでもなく、

 

 

(いろいろ嫌なこともあったけど…)でも、別に虐待されたわけでもないし、

何不自由なく育ててもらったんだから感謝しなきゃ…

 

こんな風に自分に言い聞かせるものでもないと思う。

 

 

先日、セッションにいらしたクライアントさんが、

心療内科の医師にこんなことを言われたそうです。

 

 

「過去に何があったとしても、今まであなたを育ててくれて、大人になった今も心配かけて面倒みてもらっていることに感謝しなきゃダメだよ」

 

 

このクライアントさん、処方されたお薬をぶん投げて病院を後にしたそうです。

 

 

「うわーそんなこと言われたんだ。腹立つねぇ」私がそう言うと、

 

「そうなんです!私すごく腹が立って…」と、興奮気味に話をしてくれました。

 

 

医師の言ったことが全て悪いなんて私もクライアントさんも思っていなくて、

ただ、信頼関係という土台が構築されていないと、薬のつもりで発した言葉だとしても、受け取る側にとっては毒になってしまう可能性があるということ。

 

 

まぁ、私がクライアントさんの立場だったら秒殺で心のシャッター閉めてたな(笑)

親との関係で心が苦しくなって病院行ったのに、お金払ってお説教されたらねぇ。

しかも、初対面のおっさんに。

 

 

感謝できない、いや、感謝したくない理由の根底にあるのは、

 

「生まれてくるんじゃなかった」「生きてても何も楽しくない」

 

自分の存在の否定、生きることへの否定的な思い。

 

 

感謝っていうのは、「生命(いのち)」への肯定から生まれるもので、

 

「私は生きてていい」「生まれてきてよかった」

 

心からそう感じた時、命のルーツである両親や、自分を支えてきてくれた人・物・

環境に感謝せずにはいられなくなる。ほんと、これ不思議。

 

 

私が親に「ありがとう」という気持ちが湧き上がるようになったのは、

実はつい最近のことでして(てへっ)

 

 

長い間、自分でも気付かないほど、親をずーっと責めて憎んでいたし、

そして、そんな自分もイヤでイヤで仕方なかった。

 

だって、本当は親のことも自分のことも愛したいんだもん。

だからそう出来ないのがツラくて苦しかった。

 

 

どうやってそこから抜け出したか?

 

 

それはね、とことんひねくれて拗ねたんです(笑)

暴言吐いて、怒り狂って、わんわん泣いて、気が済むまで絶望した。

 

 

その期間はツラいけど、人間はやり切ると満足するんです。

「あ、もういいや」って。

 

 

そして、もうひとつポイントがあって、そんな自分を見守ってくれる人が居たということ。

 

 

自分の闇(ネガティブゾーン)と向き合うのは、ひとりだとやっぱ難しいんですよね。

どうしても耐えられなくなる。

 

 

人は人で傷つき、人によって癒されるんだなーと改めて思う。

 

 

今ね、もしあなたが、「親に迷惑かけたんだから、育ててもらったんだから…」って自分に言い聞かせて、心が苦しくなっているなら、グレることをおすすめします(笑)

 

 

心が苦しくなる人って、感受性が豊かでいい人が多いんですよ。

なので、私のセラピストとしての役目は、クライアントさんを健全に不良の道へと誘うことかなと(違うか)

 

 

グレるってどうすればいいんですか?という人は、こちらから門を叩いてください。

 

 

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