今年1年間は本当にたくさんのことがあり、多くの経験をさせていただきました。
まずは、新体制として初めての発行物となったインビテーション(新入生向け体育会情報誌)制作です。1月から、各部からデータを提出してもらい、同級生全員で役割分担をして取り組みました。そこで感じたのは、自分たちが主導となって一つのものを作り上げることの難しさです。データのチェックや廣済堂の方とのやりとりは、慣れない面も多く、自分の未熟さを痛感するとともに、先輩方の存在の大きさを改めて知らされることとなりました。ですが、はじめにこのような経験ができたからこそ、その後の活動にプラスに働いた面も多くありました。
3月には、新体制で初となる編集期間がありました。この編集期間で制作する新聞は記念すべき200号ということで、ホームページでも大々的にキカクを行うなど、部員一同強い気持ちで臨んでいたと思います。また、個人的にも、編集長座談会で先輩編集長のお三方の話を聞かせていただき、モチベーションアップにつながるとともに、先輩方が受け継いでこられた伝統をしっかりと引き継いでいかなければならないという強い使命感を感じることができました。
その後、関関戦が近づいてくると、関大スポーツさんと合同で「関関スポーツ」の発行や日刊スポーツさんへの特集掲載などを行いました。普段からお互い交流しているとはいえ、忙しい合間をぬっての作業は意思疎通などが足りない部分もあり、苦労したのを覚えています。
そして、怒濤のように1年が過ぎ、先日には最後の編集期間がありました。今年は、残念ながら甲子園ボウル号にはなりませんでしたが、ラグビー部をはじめとする各部が好成績を多数収めてくれたこともあって、充実した紙面内容になったと思います。個人的にも満足のいく仕上がりになりました。
▲最後の新聞制作となった204号。1面は話題をさらったラグビー部
編集部で過ごしたこの3年間は、本当にあっという間でした。入部したのが昨日のことのように思い出されます。でもそれは、本当に毎日が充実していた証拠だと思います。取材の1回1回が楽しくて…部室にいる1秒1秒が楽しくて…編集期間の1回1回が印象的で…どれも今でも鮮明に思い出すことができます。
この3年間が自分に残してくれたものは、言葉では表しきれません。ともに3年間活動した同級生、いつも優しく接していただき、たくさんのことを教えてくれた先輩方、元気いっぱいで、弟や妹のようなかわいい後輩たち、ともに刺激し合ってきた他校の編集部員のみんな、OBさんや日刊オフセットさんをはじめとする、活動に携わっていただいたすべてのみなさん。そしてもちろん、体育会の方々をはじめとする読者のみなさん。誰一人欠かすことのできない素晴らしい仲間です。編集部員としての知識など、色々得られたものはありますが、私はこのような人間関係が一番の財産ではないかと思います。ここで出会った仲間は、これから一生付き合っていけるような人たちばかりです。そんな仲間に巡り会えたことを、私は幸せに思います。
今年1年は、編集長という立場で活動してきました。「関学スポーツを体育会のモチベーションに」という目標を掲げてから1年。号外ビラの常時発行やホムペノキカクの充実などもあり、体育会員の皆さんからも「俺も載れるようにがんばるわ」。「今度特集組んでくれよ」といった声も多数聞かれるようになりました。そんな声を聞いていると、少しですが目標に近づけたんじゃないかなと思います。編集長として至らない部分も多く、部員のみんなには本当に迷惑をかけたと思っています。それでも、1年間私についてきてくれたみんなには本当に心から感謝しています。
来年は、新聞作りに携わることはありません。ですが、卒業アルバム制作が待っています。実質の活動量は減るかもしれませんが、今まで通り、いやそれ以上に各部の取材に赴き「体育会の活躍を伝える」という意志を忘れず頑張っていこうと思います。
私たちは引退しますが、編集部には力を持った素晴らしい後輩たちがたくさんいます。その後輩たちが、また新しい伝統を築いていってくれると私は確信しています。今後も後輩たちへご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、これまで支えていただいたすべてのみなさんに心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。この素晴らしい部で、3年間を過ごせたことを誇りに思い引退させていただきます。本当にこの部が大好きでした。そしてこれからも―。
石堂和輝